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半魔双子in雪の女王

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                    |  カプンコのゲームデビルメイクライin雪 の 女王(アソデルセソ)
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  4製作決定のニュースからの妄想だってよ
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ これも一種のクロスオーバー?
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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バーヅルとダソテはとても仲の良い双子の兄弟でした。
お母さんが死んでから、二人はずっと一緒に、二人だけで暮らして来ました。
ところがある日、バーヅルの目と胸に、小さな鏡の欠片が入り込みました。
それは、悪魔の王ムンドスが作った氷の鏡の欠片でした。
「痛い」とバーヅルは言いました。
ダソテはとても心配しましたが、バーヅルはその日から変わってしまいました。
バーヅルはそれまでのように、ダソテと二人で遊ぶのなんて馬鹿らしいと思うようになり、
外にでて雪の結晶について調べたり、
部屋に籠ってお父さんの形見の刀の手入ればかりするようになりました。
そしてある日、町へ行ったバーヅルは、
見たこともないくらい豪華な、真っ白い橇に乗った背の高い人に会いました。
真っ白いマントを着たその人は魔王ムンドスで、バーヅルはムンドスと共に橇に乗り
雪のお城へ行ってしまいました。

突然いなくなったバーヅルを、ダソテは必死になって探しました。
バーヅルを探して川にやって来たダソテは、ボートを見つけて、それに乗り込みました。
ボートは川の流れに乗って何時間も旅をして、
やがて怪しげなお屋敷にダソテを連れて来ました。
そのお城には、魅惑の魔女・ネヴァソが住んでおり、
ネヴァソはダソテを魔の接吻でもてなし、ダソテの記憶を吸い取ってしまいました。
ネヴァソのお城で、ダソテは来る日も来る日もめくるめく官能の時を過ごしました。
魅惑の魔女ネヴァソの超絶テクニックにより、
ダソテは何もかも忘れて夢のようなセックスに溺れました。
しかし、ネヴァソの柔らかな肢体をまさぐりながら、ダソテは何かが違うとずっと思っていました。
そして、ネヴァソの豊満な胸に顔を埋めている時、漸く気付いたのです。
ダソテが本当に好きなのは、こんな柔らかい魔女の体じゃないということに。
ダソテが本当に抱き締めたいのは、バーヅルの引き締まった体、
ダソテが見つめたいのは、自分とそっくりなアイスブルーの瞳と銀色の髪だということに。
ダソテはネヴァソの城をそっと抜け出しました。

夜の森を歩くダソテに、ヅェスターが、隣の国の噂話を聞かせてくれました。
隣の国の王様ベオウルフが、近頃、とても賢く美しい青年を城に連れて来て、ペットにしているというのです。
その青年こそバーヅルに違いないと思ったダソテは、お城に忍び込みました。
お城では毎日の様に背徳のパーティが繰り返されており、
ダソテは淫らな夢の合間を縫って、王様の寝室に辿り着きました。
しかし王様の傍らに眠る青年はバーヅルではなく、
やけになったダソテは王様ベオウルフを殺して光の力を手に入れ、旅を続けるのでした。

旅の途中、ダソテは山賊のアグニとルドラの兄弟に気に入られ、山賊の城へ招待されました。
そこで再び出会ったヅェスターから、ダソテはバーヅルが魔王ムンドスの氷の城にいると聞かされました。
アグニとルドラはダソテに馬車ゲリュオンを与え、ダソテはゲリュオンに乗って氷の城を目指しました。
やがてダソテは寒さに弱いゲリュオンから降りると、再び一人で旅を続けることにしました。
氷の城に近付くにつれて、辺りは絶えず吹雪が吹きすさぶ雪と氷の大地になっていました。
ダソテはそこで、氷の悪魔・三つ首のケルベロスと出会い、壮絶な戦いを繰り広げました。
ダソテに倒されたケルベロスは、自らの姿を三氷棍棒に変えてダソテの力になることを誓いました。
しかし、ケルベロスの三つの首たちは密かにこう言い合うのでした。
「本当は、わたしたちがこの子に与えられるものなど、何一つないのだよ。
なぜならこの子はもう、誰にも負けない勇気と信念、そして何よりも強いバーヅルへの愛を持っている。
それらに勝る武器など、この世にはないのだからね」

゙ソテは漸く、ムンドスの氷の城へ到着しました。
するとダソテの前に、ファントムやグリフォンやシャドウやプラズマたちが現れ、ダソテに襲い掛かりました。
ムンドスの兵士たちです。
ダソテは彼らと激しく戦い、ムンドスの氷の城目指して突き進むのでした。

その頃バーヅルは、氷の城の奥深くの広間で、パズルに夢中になっていました。
それは理性の鏡と呼ばれるパズルで、ムンドスはバーヅルにこのパズルを与えると、
「永遠」という答えを出せたらお前を自由にしてやろうと言い残し、どこかへ出掛けて行ったのです。
バーヅルは氷の城の広間の真ん中で、寒さも感じずにただひたすらパズルの答えを考え続けているのでした。
やがてダソテが、バーヅルのいる広間にやって来ました。
ダソテはバーヅルに駆け寄り、手を握りました。
その手は、氷の城でずっと暮らしていた為に氷のように冷たくなっていました。
バーヅルにはダソテがわからないらしく、
アイスブルーの瞳で、突然目の前に現れた鏡のような存在を不思議そうに見つめました。
ダソテは悲しくて、ぽろぽろと涙を零しました。
その涙がバーヅルの手にかかると、バーヅルの体がみるみる温かくなり、バーヅルは記憶を取り戻しました。
ダソテの涙が、バーヅルの目と胸に入り込んだ氷の鏡の欠片を溶かしたのです。
二人の足元で、パズルがひとりでに「永遠」の文字を形作りました。

二人は手を繋いで、懐かしい家に帰って来ました。
そこで二人は、自分たちがいつの間にか大人になっていたことに気付きました。
あたたかな、夏の初めの日のことでした。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 中途半端に1と3が混ざってて木綿
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