Top/7-307

La'cryma Christi "A"ツアー

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  楽梨間 "A"ツ/アー萌え杉。
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  鷹×緋呂好き。
 | |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
"A"ツ/アーの鷹×緋呂凄かった。ライブ以外の言動も凄いと思う。(もちろん萌え的な意味で。
ていうか、本当は数年前からヤバイ状況を全て解っていながらファンには決してその危機感を敢えて見せなかった鷹と、
暗い感情に引きずられ、思うようにギターを弾けないでいる緋呂とのLOVE×2、なんて萌え杉)萌えスレには長過ぎて書けないのでここに。
(801板自体にこの盤を含めて他盤も、の萌えスレあるけど)  

(ツ/アーラストの亜ッ楠の後)

「もう、今度こそ駄目かも知れない。」緋呂はライブ終わってからずっと半泣きのまま。
「緋呂、諦めちゃ駄目。」
「鷹・・・。」

「ここで諦めたら、一時的にしか効かないと解っていて楽梨間と引き換えになってくれた彼を裏切る事になるんだよ。
今日もyester/days弾く時に泣いてたでしょ?その感情を忘れないで。」

それを聞いた時、緋呂の脳裏に彼の声が甦る。別れる間際の。
(後は皆次第だから。鷹さん、あんな役引き受けてくれてありがとうね。本当は鷹さんだって嘘は嫌いでしょ?
俺、待ってるから。全てが鷹さん達に収まるのを。もちろん俺も出来る事するけど)

(嘘なんかより、理不尽な目に遭うのを強いられた方が余程苦しかっただろうに・・・。それでも鷹は・・・。
この強さは一体どこから来るのだろう。)緋呂にとっては謎であると同時に愛情の対象の一つでもあった。

緋呂の疑問を知ってか知らずか、鷹は続ける。
「もし彼女達が真実を知ったら・・・、壊れるのは楽梨間じゃない。もしかしたらその時は壊れた此処からさよならかも知れないし、
仲間のバンドや後輩達ともさよならだけど。緋呂がいれば、楽梨間が在れば、それでいい。緋呂は?どうしたい?

「鷹、俺も・・・、俺だって・・・。」
それだけ言って鷹に抱き付いてキスをした。頬に、そして唇に。それが答えだった。

そんな緋呂をぎゅっと抱き込みながら、鷹が言葉を返す。
「もしかしたら何かに絶望してるから会う度に緋呂の方から求めて来るの?今さっきもそうだけど。
ま、そうじゃなければ緋呂からのキスやハグは大歓迎だけどね。(見られたって構わないし)」
緋呂は何も言えない。余りにも図星だった為に。

「ねえ緋呂、お願いだから何があっても絶対諦めないで。少しでも鷹の事が好きなら。鷹の事好き?」

少しの間があって。
「・・・愛してる。」それだけ、緋呂は返した。
どんなものをも自らの力に変える、その性格ごと愛していても、緋呂はなかなか絶望を振り切れない。

「今楽梨間を好きでいる人たちの為なら何でもしてやる」と。本気の叫びを緋呂は間近で見ていた。(@某所でのライブ)
(出来ない事を・・・ 約束したの?まさか)

緋呂の為にこそ何でもしそうな鷹に、望む事は。いや、それはもう鷹への望みでは無くて。
この先も鷹とずっと一緒に。皆一緒に。
それを鷹が叶えられるかどうか、緋呂に解る筈も無く。

「鷹、矛盾するけど、これだけ答えて。何があっても、どんな事になっても絶対に別れないでくれる?離れない?」

どんな事になっても、への含みを理解して少し驚いてから鷹が答える。
「絶対に別れないよ、緋呂。離れない。愛してるから。」

それで緋呂は少しだけ気力の戻った様子だった。
何があっても、例え楽梨間がどうなっても――鷹だけはずっと離れない、と知る事でやっと微かな希望を見つけるのが精一杯でも。

「解った・・・。俺バンドがどうかなってしまったら、鷹とももしかしたら、って思ってたから・・・。」

「緋呂、SWEET・・・の悪夢を止める力が彼女達にはある、と俺は思ってるよ。」

ここで鷹が"彼女達"の事を話すのは、半分は本当だからだけど、もう半分は何とかして緋呂を浮上させようとしての事だと
緋呂には解っていた。

(本当に鷹に愛されてるな・・・)これでやっとまた動ける、と思った。完全に気が晴れた訳では無いにしろ。
(例え楽梨間がどうなっても、鷹だけは離れない――)そうでなくては、もう動けない。

「yester/days弾いてる時の事、忘れた訳じゃ無いよ、鷹。
だけど、俺が動けるのは鷹がいてくれるからなんだ。彼の為だけでなく。」

「緋呂、それじゃ。」

「俺が望みを失くしかけたのは、ほとんど、もう鷹がいなくては生きていけないから、だから。ごめん、鷹。」

元々くっついてた相手を余計きつく抱き締めたのは鷹の方だった。
どこまで行っても緋呂を完全に浮上させるのが無理っぽい事は、鷹も解っていた。それでも。

(愛してるよ、緋呂)

(いつか必ず、全てを)その、鷹の思いを。緋呂はまだ知らない。

結局この話、小説中でのHAPPY ENDは無理ポ。

ナマモノネタには伏せ字か当て字を推奨、という事で、鷹=唄、緋呂=上手六弦奏者、楽梨間=バンド名。

____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 道/化/師ノ曲ヲBGMニ付ケヨウカナ?
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP