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悠然としたフォルムで

この間はコメントありがとうございました。
またしても俺得な自給自足です。短編の神様×時をかける先生。
時系列は1960年代ぐらいで・・・。
>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「んん・・っ・・」
二度目ぐらいの絶頂を迎えたあたりでどちらともなく動きを止めた。
俺はあまり汗をかく体質では無いのだけれど、なかなか病弱な己の身体に少し無理をさせてしまったようで、
先程から首筋や背筋を伝う水滴の感覚を数回ほど感じている。

しかし、もっと大変なのは下にいる男の方だろう。
言うまでも無いが、下の階とか下の部屋ということではない。
俺に組み敷かれている、俺の下にいる男の事だ。

「大丈夫かい?」
「大丈夫といえば大丈夫ですが・・・先生こそ大丈夫ですか。」
「俺はとても疲れたよ。タオルを取ってきてあげよう。ひどい汗だね、よほど感じたんだ。」
「・・・いつも一言余計ですね。ありがとうございます。」

何が彼の気に障ったのか、少し考えたがよく分からないので頓挫した。それにお互い全く失念していたようだが、
「、すみません、まだしばらく動かないでいただけますか?」
「え・・ああ、これは失礼。」
二人はまだ繋がっているのだ。申し訳ないが。誰にだ

「・・・どうだったかな、ご感想は。」
「・・・それを聞きますか」
「聞きますとも。」

本当に先生はご婦人の扱いに慣れていない様でなにより・・・・と言いながら泣き笑いの奇妙な表情を作った。君はご婦人では無いだろう。

「色々な職務があって忙しかったもんでね、あまり明るくないんだよ。そちら方面には。」
「ハハ、じゃあそんなアナタに抱かれてる僕の立場はどうなるんですか。」

「ううん・・さしずめ愛玩用テディベアか。僕のように扱い方を心得ない子供でもこうやって楽しめる。しかも人肌の温もりまで味わえるのだから相当良い会社に作られたに違いない。」
「・・・相手が僕で良かったですね。」

なかば冗談半分で語る俺となかば呆れながら返答をする彼との笑いがシンクロする。
洒落の分かる年下の男は、たまにこうして年相応の笑顔を見せてくれる。
何かと大人びている彼にしてはたいそう珍しい瞬間だが、そんな貴重な光景を見せてもらえているのだから神に感謝しなければ。

こういった瑞々しい麗らかな心地を要約するとどうなるのだろう。現状よりすっきりするのだろうか・・・いや、あえて辞めておこう。この蜜月が夢になってしまったらいけない。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
細切れ&長時間の占拠申し訳ありませんでした・・・。

  • またまたもえましたーーーこのお二方、いいですねいいですね、続編もお待ちしております -- 2013-03-12 (火) 22:19:22
  • 可愛い! -- 2013-03-18 (月) 03:45:25

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