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Recostruction(前編)

洋画半生。「〇〇七空落ち」九受け。エロ注意。
本編のネタバレはありません。ただ九さんにエロいことがしたかった。
薬(媚薬)ネタ・輪姦注意。苦手な方はスルーお願いします。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

ようやく酔いが覚めてきた。と言っても酒を飲んだ訳じゃない。護身用のシリンダーに使う中身のテストをしたせいだ。
もし危険な状況に追い詰められたとしても、相手に反撃するなんて真似は僕には無理だ。だから揉み合った拍子にコイツを打ち込んで、
神経を軽く麻痺させて酩酊状態にして動きを封じ、その隙に逃げようと考えた。
その試作品を作ってはみたものの、他人で試すわけにもいかないので自分に打ってみた。効果は抜群であっという間に身動きが取れなくなり、
思考能力さえも奪えるという結果を得られたのは良かったが、成分が強すぎたのか半日近く僕自身が使い物にならなくなってしまった。
お陰で就業時間をすっかり過ぎてしまい、ようやく帰れるようになった頃には深夜12時を回っていた。
誰かにやらせれば良かったと愚痴るべきか、誰にも迷惑をかけずに済んで良かったと安堵するべきか。
そんなことを考えながらまだ覚束ない足取りでフラフラ歩いていると、いつの間にか馴染みのない場所にいることに気が付いた。
周辺を確認してここがロンドンで一二を争うほど治安が悪い地区で、それがギャング崩れのゴロツキ達が
根城にしているせいであるということを思い出せた頃には、既に3人の男性に囲まれ逃げ場を失っていた。

「ようお嬢さん。こんな時間にこんなとこ一人で歩くなんて、ちょっと危機感足りないんじゃない?」
「そーそー。誰かに襲われでもしたら大変だよー」
「出すもん出せば見逃してやらないでもないぜ?ま、ただじゃ帰さねぇけどな」
そう言って耳障りな笑い声を撒き散らす。知ってるさ。君らが僕を襲うことも、いくら払っても無傷でなんて帰れないことも。
まさかこんなに早く危険が降りかかってくるなんて。一応帰ってからもう少し配合を変えてみようと思って
持ってきた予備のシリンダーが1本ある。 でも相手は3人だ。使ったところで結果はさほど変わりそうにない。
「っわぁ…!」
「さて、危ないモノ持ってないかチェックしようか」
「良いモノ持ってないかの間違いだろ?」
「ハハッ!言えてるな。……ん?何だ、これだけかよ」
突き飛ばされて尻餅をついた僕の上着やボトムのポケットの中を
まさぐっていた彼らが見つけ出せたのは、家の鍵と小銭入れと例のシリンダーだけだった。
「変だなー?この格好はもう少しお金持っててもおかしくないはずだけど」
「ん………必要な分しか…持ち歩かないから」
「にしたって少なすぎでしょ。っつか、その細長いの何?」
「インスリンの注射っぽいな…アンタ病気か?」
「いや、違う…そんなんじゃないよ…」
まだ残ってる薬の成分のせいでモタモタとしか話せない僕を見て、彼らは何か勘違いをしたようだった。
「……そうか。ソッチのクスリか」
「あ、なるほどね!クスリ買って打っちゃったから、もう手持ちがないってことか」
「へぇ~…カワイイ顔して案外やるじゃねーの」
「は…?一体、何の話……?」

「あーあーキマッちゃってんじゃん。これならちょっとくらい悪さしても何も覚えてないんじゃね?」
「そうだな。出すもん出せないなら身体で払ってもらうしかないな」
「だったらこれもう一本打ってもっとハイにしてやろうぜ!どうせヤるなら楽しくないと」
そう口にしながら一人が僕を羽交い締めに、もう一人が上着の袖を捲り上げる。そしてリーダー格の男が肘の内側にシリンダーを押し当てる。
悪いことに昼間の試し打ちで何度か失敗した跡がそこにあって、僕の薬物中毒疑惑を濃厚にしてしまったようだ。
マズイな。1発で行動も思考もできなくしてしまう強さの薬だ。しかもまだ抜けきってない。
そんな状態でもう一度摂取してしまったら一体どうなってしまうんだろう。
「違っ……嫌、だ、止せっ」
「大丈夫、死にゃしねえって…多分な」
歯を見せてギラリと笑ってみせたのと同時に彼がシリンダーの後部を押した。針が刺さる痛みと共に薬品が体内に流れ込んでいく。
「っっ!あっ、ぁ゛、あっ!」
速効性に優れるそれはすぐに変化をもたらす。僕はビクンビクンと身体を震わせて目を見開いた。彼らは異変に驚いていたようだが、痙攣が治まるまでじっと様子を窺っていた。
「オイ…コイツ大丈夫かな」
「心配すんな。二度打ちするとよくこうなるんだよ」
「これが落ち着いた後がスゲェんだよな」
好奇心に満ちた視線を感じる。彼らがどういうものを想定してるのかは知らないが、
僕も正直興味があったので成り行きに任せてみようと思う。

「……っはぁ…ぁ、ふ…っ」
急激な体温の上昇と呼吸の乱れ。
「あ…はっ、ん、んぅ……」
興奮。アドレナリンの過剰分泌…というよりは性的な興奮か?
「うぁ、あっぁ、何、だ…これっ」
渇き、脈拍の増加、腰の辺りに疼きがあるな。勃起してるみたいだ。
「……何だよ。スゲェじゃんこれ」
「どんなクスリやってんだよアンタ…ちょっとエロすぎ」
「言ったろ?そんじゃ本人も乗り気みたいだし、可愛がってやろうぜ」
「や――ひっ!!」
次の瞬間にはあちこちを手でまさぐられていた。完全に火照った身体を撫でる指先の冷たさが痛いほどに感じられる。
首筋、胸、腹部、背中。至るところを這い回る何本もの手が与える感覚は
全て快感に繋がっているらしく、どこを触られても気持ち良さしか伝わってこない。
それだけなのに僕はもう射精してしまったらしく、彼らの驚く声と面白がる会話がぼんやりと耳に入ってくる。
でもどうでも良かった。今の僕は自分の身体の状態にしか興味がなかった。
絶頂を迎えたからか、全く身体に力が入らない。腕どころか指先すら動かせない。少し弛緩作用の成分が多すぎるかな。
「はぅ…っん、う…ぁ…」
「わ!ヨダレ凄いことになってるよ?拭いてあげよっか」
そう言うなり横から唇を塞がれる。頭をグイグイと動かす強引なキスですら僕の快楽を煽った。
触れ合う舌先のざらつきに背筋が震える。息継ぎも困難な重なりが脳を痺れさせた。
「んー…っ、む、ぅ………っはぁっ!」
「もうトロトロじゃん。ココは?どう?」
「いっ!や、やだ…止め、ろ!」

羽交い締めにした男が僕の乳首をつねってきた。ビリッと電気が走るような刺激に堪らず声が跳ねる。
お?ココが良いのか」
「んぅ!っ、良…くないっ!良く…あぁっ!」
「嘘つけ。こんなに硬ーくしといてさぁ」
「っ…違っうぅ…っ、も…やだぁ…っ」
気付けば泣きじゃくっていたが、我ながら信じられない態度を取ってるな。
これもあれの中身の成せる業なんだろうか。自白剤としての効果も期待できるかもしれない。
「なぁ、もう前戯じゃやだってよ。お前のそのデカイのブチ込んでやれば?」
「いいけど、コイツん中入るかぁ?」
「何ならオレがまず拡張してやろっか」
「バーカ。させるか。テメェらの軟弱なブツでもイかせられるように俺が慣らしといてやるから待ってろ」
「んだよそれー!」
「あーもういいからさっさとやれよ!おれもう我慢の限界だっつーの」
そうだ。やるならさっさとやれ。早く次の変化が知りたい。
こんな状況でも冷静に分析してるなんて自分でもちょっとどうかしてると思う。確かにこういうことには淡白な方だとは良く言われるけど。
いや、もしかしたらこれも薬の作用なのかもしれない。そもそも男性に襲われてる時点で冷静なはずがないし。
強い薬品を二度摂取したせいで脳が一時的に混乱しているとも考えられそうだ。

[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
続きは明日投下に来ます。他に投下される方がいらっしゃいましたらどうぞ。


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