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This is NOT a nightmare.前編

半生。洋画「戦艦」主人公受け※エロあり・殺し描写注意
エイリアンが怨霊化してるので本編にない能力とかあります
あとバッドエンドなので苦手な方はスルーお願いします
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

最近よく夢を見る。良くない夢だ。あれから一月半は経ったが結構引きずってるらしい。
初めは兄貴が死んだ瞬間を何度も繰り返す夢だった。いくら助けようと思っても
オレは遠く離れた海の上で、止めろと声が嗄れるまで叫んでも届かない。
スコープに映るス卜一ソの目を見開いた表情がいつまでも焼き付いた。自分の無力さが悔しくて、
悲しみに引き裂かれそうで、絶叫する声で目を覚ます日もあったほどだ。
だが不思議なことに、その夢は夜を重ねる度に変化していく。ある日の夢では
オレとス卜一ソが同じ場所にいて、目の前でエイリアンが兄貴を殺す夢になっていた。
ス卜一ソはヤツらの攻撃で駆逐艦や乗員達と共に海に散ったはずなのに。
しかし結末を変えられないのは同じだった。少しずつ状況は兄貴を助けられそうに変わっていくのに、
それを嘲笑うようにヤツは頭を撃ち抜いたり、首を掻き切ったり、ありとあらゆる方法で何度もス卜一ソを殺した。
そしてその度にオレの方を見て勝ち誇ったような笑みを浮かべる。まるで明確に意思を持って行動していることを知らしめ、
そうすることでオレに耐え難い苦しみを与えているのだと言いたいように。
そのエイリアンはオレに自分達の母星のヴィジョンを見せた個体だった。そういえばあの時からずっと
コイツの残留思念のようなものがオレの中にへばり付いている感覚があった。何をしていても頭の片隅から
じっと見られているような不気味な感覚が、こうして夢を見る度に大きく膨らんでいっているような気がする。
今日もまた同じように、ヤツはオレの目の前でス卜一ソの胸を刺し貫いて殺した。動かなくなったス卜一ソを
放り投げるようにして腕を引き抜き、オレに向かって笑いかける。怒りで全身の血が沸騰しそうな激情に駆られ、
オレは握っていたハンドガンでヤツに何発もぶち込んでやった。ヤツの身体を覆う装甲に
銃弾を全て弾かれ、弾倉が空になってもまだ引鉄を引き続ける。

いつもならここでヤツが嘲笑いながらオレを殺し、そこで目が覚めるんだが今日の夢には続きがあった。
ヤツはこっちにゆっくり近付いて来ると、オレの首根っこを掴んで勢い良く壁に叩きつける。
かなりの衝撃に息を詰まらせたオレの眼を、ヤツはあの爬虫類のような造りの顔でじっと見つめてくる。
やがて人間と同じように眉間に皺を寄せ、口元を歪ませ、恨みと侮蔑が入り混じった表情を作った。
『よくも全部ぶち壊しにしてくれたな――下等な生命体のくせに――お前だけは許さん――』
「っ!?」
直接頭の中にヤツの言葉が響いた。ガーガーとノイズのようなものが混じっているがはっきりと聞き取れる。
「何で言葉が…?」
『同じ波長で話してやってるんだ――おれの身体は無くなったようだが、このままでは済まさんぞ――』
そう言ってオレを睨みつける。コイツら意識だけで独立して存在することもできるのか?
現在までの状況も全て把握しているようだし、まさかオレにヴィジョンを見せた時から
ずっとオレの中で生きてたんじゃないだろうな。オレの意識の中にいて、内側から何もかも見てた?
もし何らかの形で干渉することもできるとしたら、今見ているこれもただの夢じゃないんじゃ……?
「――っ放せ!」
一度でもそう疑うと全身に緊張が走り、オレは必死にもがいて逃れようとした。このままだと何をされるかわからない。
現実なら武器もあるし仲間もいる。逃げる場所だってある。だが意識の中となると話は別だ。
どう抵抗すればいい?精神攻撃から身を守る訓練なんて受けてないぞ…!
『こんな非力な肉体と精神しか持たないくせに――何故我々を倒すことができるんだ――この程度の文明レベルで――』
「ハッ!…っそうやって、舐めてかかるから負けたんだろ…!」
オレは強気に言い返しながらどこかに装備していたナイフを探す。腰の後ろ辺りでどうにかそれを掴んだが、
身体を押さえつけられているせいでなかなか抜くことができなかった。
『―――それは正しいかもしれん――』
考え込むようにヤツが少し視線を逸らした。その一瞬でナイフを引き抜き、ヤツの額に突き立ててやろうとした時だった。
「これでも喰ら――」
「なら我々の力をお前に見せてやろう――後悔させてやる」

そうオレに啖呵を切ったヤツの顔はヤツじゃなかった。顔だけがス卜一ソに変わっていた。
ス卜一ソの顔で、ス卜一ソの声で、ヤツはオレを威嚇する。違うとわかっているのにそれ以上手は動かなかった。
「っ……!!」
『――この程度でここまで動揺するくせに――笑わせる――!』
すぐに元の爬虫類顔に戻ると、ヤツは万能ナイフみたいな可変式の右手をガチャガチャと動かして
スタンガンのような形状に変える。その腕で殴るようにして俺の鳩尾に先端を押し当てた。
「ぐはっ!!」
殴られた衝撃と電気ショックが同時に襲い掛かる。想像したほどの痛みはなかったが、痙攣したような身体の震えが止まらない。
「っっ!く、ゔ…っ!!」
握っていたナイフを床に落とし、無防備になってしまったオレはしがみつくようにヤツの腕を掴んだ。
未だにオレを壁に貼り付けている左手を引き剥がそうとしたがさすがに無理だった。
「ん゙、っく、は…な、せっ…!!」
『お前は”海軍”とやらに所属しているな――痛みには慣れているようだが――こういう場合はどう対処する?』
意味深な笑みを浮かべ、ヤツは右手をまた少し変形させる。針が刺さるような
チクッとした痛みを感じたかと思うと、突然身体中に強烈な快感が走った。
「ぅうあ゙ぁ!!?」
一気に全身が熱を持って疼き始める。急激な変化に呼吸が追いつかない。
「っあ゙、は――ぁ…!?っ…な、これ……っ!?」
『人間は快楽というものに弱いのだろう――?』
「ひ、ぅ、っぁ、あ゙、あぁ゙っ…!!」
『お前はそう考えている――堕落していた頃にそれを実感していたな――』
頭の中は完全にパニックで、ヤツの言葉の半分も聞き取れない。息苦しさに顔を歪ませながらただガクガクと
身体を揺らすしかなかった。ふと内腿に何か温かいものが伝うのを感じ、
自分が勃起もしないうちに射精したらしいことに気付いて悲鳴を上げた。
「っゔぁ…!う、そ…だ……こん、な…!!」
『こんな電気刺激でここまで無力化するとは――ますます忌々しい――!』
「はっ、ぁ゙!―――っっぁあ゙っ!!」
ヤツが威力を上げたらしく、さっき以上の波が襲い掛かってくる。オレは身体を強張らせて目を見開いた。
「――かっは、ぁ、あ゙ぅっ!っぐ、ゔっ!!」

今度は強制的にそうさせられているのか、オレのモノははちきれんばかりに勃ち上がっていた。
かと思うとあっという間に熱を弾けさせてしまう。だが萎える暇もないほどに与えられる快感のせいで、
オレは短時間で何度も絶頂を迎えさせられた。その度に思考回路が焼き切られていくような感じがして気が狂いそうだった。
もう声すら出せない状態にまでオレを追い詰めると、ヤツはようやくスタンガン状の腕を押し当てるのを止めた。
「……っはぁっ!!げほっ、っあ゙、は……っ」
『―――無様だな――』
「ん゙ん…っ、う……っ、っ…」
ヤツがオレを壁に押し付けている腕に凭れ掛かるようにして必死に息をした。いつの間にか涎を垂らしていたことに気付いたが、
拭う気力すらなかった。何もできないオレを見て満足したのか、ヤツが首を掴んでいた左手を緩める。
だがオレが座り込む前にまた壁に押し付けられた。
「ゔぅ…っ」
『これで終わりだと思うな――』
そう吐き捨ててヤツがまた右手を変形させ、そこからデカいステープラーの針のようなものを発射して手首を固定する。
オレは床に膝を付き、両腕を開いて胸を張った格好で壁に縫い止められてしまった。少し腰を突き出すような
体勢でもあるせいで、痛いほど硬くなっている自分のモノが服で押さえ付けられて苦しかった。
「ぅぁ゙……!」
思わず顔を顰めたオレを見てニヤリと笑う。恥ずかしさと情けなさと悔しさでもう泣きたい。
だがヤツはそんな暇も与えてはくれないらしい。不意に焦げる匂いがして
服を焼き切られたことがわかると、次の瞬間にはツルッとした棒状のものが一気に後ろの穴に押し込まれる。
「ん゙ぁっっ!?」
経験したことのない圧迫感に思わず身体が跳ねた。どう考えてもあの右手を突っ込まれている。
まさか、中に入れたまま変形させる気じゃないよな…?
「っ…や、め―――」
『――もう少し奥か――?』
「うぐぅ…っ!!」
ヤツは容赦なく腕のツールを奥へと捻じ込んでいく。惨い殺され方をするんじゃないかという恐怖に身体が震えた。
何かを探っているような、無理やり中を広げられている感覚が気持ち悪いのもある。
『――――ここだ――』
その何かを見つけたらしいヤツが右手に力を込める。

オレが耐え切れず悲鳴を上げそうになった瞬間、内壁のある部分にバチンと凄まじい電気ショックが来た。
「ぃぎっ…!!?」
まるで車に撥ねられたような衝撃に完全に頭が真っ白になった。それと同時にオレのモノから勢いよく白濁が飛び散る。
どうやら前立腺に直接電気刺激を与えられているらしく、凄まじいほどの快感に身体の自由が利かなくなった。
「あぁあ゙!!っっ、ひゃ、やっ!あ、ぁ゙あっ!!」
オレは全身をガクガクと震わせる。自分の身体じゃないみたいに勝手に声が出るし、勝手にイキまくって止められない。
「ひぐっ、んぁ゙っ!!や、ぃや、いやだっ、やめっ…!!」
『面白いほどの反応だな――もう少し観察したい――』
「もぅやっ、ゔあぁあ゙あぁ!!」
小刻みに振動するような連続した刺激にオレは仰け反って泣き叫んだ。固定された腕を引きちぎりそうなくらいに
もがいても逃げられない。全身が焼かれているように熱くて、何度射精しても解放されない熱がどんどんオレをおかしくしていく。
もう悲鳴を上げることさえも苦しくて仕方がなかった。後ろの穴はバカになったみたいにヒクついて
中のツールを締め付ける。それが余計な快感を生んでまたイッてしまい、終わらない連鎖に底知れぬ恐怖が芽生え始める。
間違いなくオレは今拷問にかけられている。何かを答えれば終わるような尋問の延長なんかじゃなく、
純粋にオレを苦しませるためだけの暴力だ。屈しても終わらない。コイツの気が済むまでオレは嬲られ続ける――…
「あ゙、あ…っ、も、っ…出ない……っ、から」
『――何だ』
気付くとオレはヤツに懇願していた。
「んぅ゙…!っこれ、とめ……抜い、て、っ…も……死ぬ…っ!!」
泣き腫らして真っ赤になった眼でヤツを見上げ、唾液も飲み込めないほどにだらしなく開いた口でヤツに縋り付く。
事実上の敗北宣言だった。それを聞いたヤツは嘲るように目を細め、見下すように口角を上げる。
『―――いいだろう――これは止めてやる――』
「はぁっ、ぅあ、――っっ…!!」
ズルンと右手を引き抜かれた感覚にすら身体が揺れる。その後はもう放心状態でぐったりと項垂れていた。

[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
続きは明日投下に来ます。他の方がいらしたらどうぞ投下されてください。


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