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グリーン・ホーネット 「a partner less ordinary」

助手pov
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

断られるとわかっていてプレゼントするのと、
喜んでくれるのを期待してプレゼントを贈ってそれを断られるのと
どちらが悲しいのだろう。

僕の場合はこうだ。

「えっ何これ、俺は屁コキ銃で十分ってか?」

武器が必要だろうと思って気を利かせたつもりがアダとなった。
ガスガン(強力催眠ガス入り)を見せた時、この新聞会社の若社長兼
だらしないプレイボーイ兼僕の相棒兼僕の(偽)兄弟は僕に見くびられたと思ったのか、
ふくれっつらを見せた。
うまく意図を伝えられず、咄嗟にフォローしようと言葉を募る。

「君は特別(special)だから」
「まあな、否定はしないぜ」

彼はおぼっちゃま特有の悪気のなさ(と空気の読めなさ)でうなずく。
まあ、どっちかっていうと普通じゃない(less ordinary)っていう意味で言ったつもりが、
僕の英語のレベルではポジティブに伝わってしまったらしい。
でも、まあ、本来の意味で間違ってはない…ような気もする。
なんだか胸のあたりがもやもやするけど、深く考えないことにした。

「おい、なに笑ってる」
「別に笑ってないよ」
「お前の鉄面皮を見慣れてる俺だぞ!そういうの(チャーミング)は反則だ!!」
「何??」

彼の英語がわからなくて聞き返すと、彼は頭を抱えようとした…拍子にガンを暴発させてしまった。
一撃で彼の体が沈む。なかなかの威力に満足したが、彼はすっかり昏倒してしまった。
意識はあるか、顔を叩いてみる。

「おーい兄弟…起きたらチャーミング云々について説明してもらうからな」

ブリットの間抜け面を見下ろしながら、僕は思わず笑っていることに自分で気づいた。
何だろう、彼といるとものすごく苛々するときもあるけど、こんな風に本当の兄弟のように思える時もある。

「まあ、とりあえず寝かせるか…」

ガスの効き目が強すぎて、オムツまで必要になり後で彼に涙目でキレられることになろうとは、
このときの僕はまだ知る由もなかった。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ほんと、びっくりするぐらいツッコミどころ多いので(萌え的に)
よろしくお願いします。He's my manとかウッカリ言っちゃう若社長…


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