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ジョーカー 許されざる捜査官撮影中 堺雅人と錦戸亮 「演者の気持ち」
NSKDくんとSKIさん ナマ注意
浄化が好きすぎて抜け出せなくて日曜美を見たらナマ妄想に至ってしまいました。
やまもおちもいみもNeee!な自己満足投下ですみません。
NSKD目線。口調が駆動っぽいのは浄化仕様ってことでひとつ。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
浄化というドラマでSKIさんと共演することになった。
一緒に仕事をするようになって、いろんなインタビューとかでそういった話は聞いていたけれど
SKIさんの台本の読みこみ方とか演技への半端ないこだわりを実際目の当たりにして驚いた。
この人は本当に役柄研究に余念がない。
自身の役だけでなく周りの役柄のことにも想像を広げて研究している。
素直にすごいと思った。
そしてSKIさんの出演作・・映画やドラマ、DVD化されている舞台とかをアレコレ見始め、撮影が
中盤にさしかかる頃には一通り見終わり、俺はすっかりSKIさんファンになってしまった。
インタビューで「好きです」とか言っちゃうくらい。あ、ちょっと話ずれた。
数ある出演作の中で役柄研究に余念のないSKIさんはどう研究をしたんだろう?と興味を持った
作品がひとつあった。
日曜美という舞台。
SKIさんはゲイの青年を演じている。まず一般的な成人男子には縁のない世界にいる人間。
人前で叫ぶのは勇気が要りそうな結構キワドイ台詞とかもあって驚いた。
自分がこの役を演じるとしたら・・とか勝手に想像を巡らせてみたが。
俺がANさんに台詞で「チューして♪」とか言っちゃうのとはワケが違う・・と思うし。
どう作りこむんだろう。すごく気になる。
とはいえ、ゲイの役ってどうやって研究したんスか?なんてさすがに正面きって聞けないし。
そんな悶々とした疑問を抱えながら撮影は進んでいった。
そしてある日、抱えた疑問を解決するチャンスは突然訪れた。
出演者やスタッフの親睦会という名の飲み会で泥酔したSKIさんはキス魔になってしまった。
酔ったSKIさんについても噂では聞いていたけど・・すごいね。
男女構わずちゅーを迫る迫る。それは楽しそうに。
酔うとどんどん楽しくなっちゃうって話はホントらしい。
楽しい時間はあっという間に過ぎ。気がつくと俺がSKIさんを送ることにされていた。
酔っ払いに関わりたくないのは人の常か。なかば押しつけられるようにSKIさんとセットにされて
店を放り出される。
でも俺はこれ幸いとSKIさんと一緒に帰ることにした。
これは疑問を解決するチャンスだ。
が、しかし。
送ろうにも完全に酔ってて埒があかない。帰宅するための行き先すら聞き出せない。
仕方がないので俺の家で少し酔いを醒ましてもらおうとSKIさんを連れ帰ることに決定した。
† 
SKIさんをリビングのソファに休ませて、その横に腰掛ける。
酒の席って流れで、ここしばらく胸につかえていた疑問を解決するチャンスだと思ったのに。
酔っぱらうのまである意味完璧っていうのも勘弁してほしい。
どうしたものかと思案しているとSKIさんが目を覚ました。まだ焦点が合ってない。
とりあえず声をかける。
「SKIさん大丈夫?ここ俺んち、送ろうと思ったんスけど行き先聞こうにも聞けない状態で」
「あー・・」
ぼんやりとした表情で、でもSKIさんは状況を把握したらしく俺に謝罪する。
「迷惑かけちゃったみたいだね・・NSKDくん、ホントごめん」
そのままクッションに突っ伏したSKIさん。
「いっすよ、もう時間も時間だし俺は全然大丈夫なんで。あ、水持ってきます?」
くぐもった返事が返ってくる。
「うん・・お願いします」
ミネラルウォーターのボトルを持って戻るとSKIさんは部屋にあるDVDに気づいたみたいで
手に取って懐かしそうに眺めていた。
「うわー懐かしいなぁ、日曜美まである。NSKDくん見てくれたんだ」
「うん、なんかSKIさんの役作りってスゴイなーって思って・・いろいろ見ました」
ずっと聞こうと思っていた例の質問をSKIさんに投げかける。
「そういえばこれってどうやって役作りしたんすか?すげー難しいと思うんですけど」
一瞬キョトンとされるが、直ぐに言葉が返ってくる。
「ゲイの役?どうなんだろうねぇ」
SKIさんは手にしている日曜美のDVDを見つめながら続ける。
「気持ちは作れても思うように動きが伴わないっていうか・・うん難しいよね」
「男同士で自然に触れ合うっていうのがさ、特に」
言われて、あるシーンを思い出す。
「あ、もしかして髪を切るシーンのとこ?」
「うん 副音声でも言われてるでしょ。あれ、だいぶ苦労したんだよ」
「へー・・SKIさんが苦戦するところってなんか想像つかね」
SKIさんを見つめながらちょっと意地悪に呟いた。
「今日とか男女問わずチュー迫ってたのに」
「お酒入ってる時は違うでしょぉ。もー」
「俺、SKIさんとチューしても多分平気っすよ」
「えーNSKDくん、なんか話変わって・・ない?」
不意に空気が、変わる。
「変わってますね・・俺もまだ酔っ払いかも」
そして唐突にSKIさんの唇を塞ぐ。不思議と抵抗はされなかった。
アルコール臭いキスをしながらふと思った。
あ、なんかゲイの人の気持ち、少しだけわかった・・かも。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ドラマアカデミー賞、受賞おめでとう。ジョンの発売が楽しみです。
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