生
更新日: 2011-05-06 (金) 18:56:08
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| 数レスお借りします。
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名前は出しませんがわかる人はわかるかも。
小さいな、と。ふとした時に思う。
肩を組む時。抱きしめる時。キスをする時。抱き合う時。
元々この子こんなにちっさかったけ。ソファに座って、隣同士。
身体と同様に小さい彼の手を弄りながら呟くと、お前がでかくなったんだろがと何の可愛げもなく返された。
今みたいに俺にされるがまま抵抗もしない癖にそんな乱暴な口をきく彼を、時々愚かだと思う。
「あんたひょろひょろだったじゃん昔」
「そう?」
「初めて見た時こいつもうすぐ倒れんじゃねぇかと思ったもん」
「…そうだっけ」
確かに身体は強い方ではなかったけれど、そんな風に思われてたんだ。
子供の頃から一緒で、仕事仲間で、遊び友達で、たぶん、恋人。
「…恋人繋ぎー」
「…馬鹿かよ」
嬉しそうだけどね。顔が赤いのは気のせいじゃないはず。
素直じゃないのは昔っから。彼の考えてる事なんて、大体知ってたよ。
彼が俺に向ける視線は特別。それって多分ほとんど出会った当初からだった。
それなのに何年経っても天邪鬼な態度を取る彼は、愚かで愛しい。
わざと指の間をくすぐるように指を滑らすと、短く息を漏らすのが聞こえた。
悪態ばっかついてくる彼を黙らすのは簡単で、ちょっとでもそういう触れ方をしてやればいい。
頭がよくて、なかなか人に正体を見せない彼だけれど、俺にとってみれば分かりやすいことこの上ない。
それこそ何年一緒に居るんだっつー話で。
だってほら、もう大人しい。
ある意味動物を扱うより簡単だなんて言ったら、こいつは怒るだろうな。
代わりに頭をわしゃわしゃと撫でてやったら、弱い力で押しのけられた。
聞こえるか聞こえないかの声で、うざいってさ。怖い怖い。
そっとその薄い肩を押すと、何の抵抗もなく倒れる身体。
どっちかって言うとお前の方が貧弱そうだよね、今。鉄分足りてなさそうだってさ。
「白過ぎんじゃない、ちょっと」
「…それ今言うの?」
前髪が彼の額に触れるくらいの距離で言うと、あからさまに面倒くさそうな顔をされた。
「たまには外出ろよ」
「知るかよ」
今度久しぶりに野球にでも誘ってやろうか。きっと尻尾振って付いてくる。
そんな事を考えながら、その生意気な口を塞いだ。
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チッスで黙らせるなんて男前すぎるぜ…。>本尊
- なんとなく分かりましたwwチョイ悪な攻め本尊たまらないです!! -- 2011-03-28 (月) 09:09:44
- わかりました!小ネタの散りばめ方が秀逸ですね。攻さんの男前さがたまりません。 -- 2011-05-06 (金) 18:56:07
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