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怪物と私

conteの王様コンテストで不覚にも萌えたので、Pスの怪牛勿とイ白爵様でどうぞ

台詞等が違う可能性が高いですが見逃して戴ければ幸いです
あと初投稿なので文の拙さもついでに見逃して戴きたいです

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

私は今、原宿に来ている。
こんな薄汚い人間が集まる下界くんだりまでどうしてこの私が来なければいけないのか。

「すみません、イケメソイ白爵様…」

こいつだ。
こいつのせいだ。
私の屋敷で働く怪牛勿で、いつも同じ服しか着ないくせにお洒落をしたがって私と出掛けたがるのだ。

しかし原宿に来て1時間、あれだけ来たがっていたのに来たのにクレープを片手にしょんぼりしている。

「なんだ、食べきれないのか?」
「はい…」
「だから食べきれるのかと聞いたんだろう!」

クレープ屋だ、クレープ屋だと嬉しそうな顔をするものだからつい買ってしまったが、結局は残ったこのクレープだって私が食べる羽目になるのだ。

「もう食べられないのなら私によこせ!」

少し語気を荒げてしまったためか、怪牛勿は下を向く。

「すみませんイケメソイ白爵様」
「謝るな」
「せっかく私のような怪牛勿を、好奇の目を忍んで連れ出して下さったのに」
「気にするな、興が冷めるわ」
「イ白爵様…」

そうこうしているうちに裸フォーレについた。

「ほら、着いたぞ」
「あの」
「何だ?」
「お金が…」
「3万やったろう!」
「賽銭箱に入れてしまいました」

3万も賽銭に使う願いなどあるはずないだろう。
私はこのままお前と暮らしていきたいと、たった5円の賽銭で神に願ったのに。

「…屋敷に帰ったら狼の世話をちゃんとするか?」
「します」
「いつも以上に働くか?」
「はい」
「今回だけはジーンズを買ってやるからな。今回だけだぞ」

怪牛勿は私を伴い、嬉しそうに裸フォーレへと入ってジーンズを買った。

「で、お前。そのジーンズはいつ履くんだ?いつもこうやって買い物に連れて来てやってもまた今日のこの服を着るのだろう」
「だってこの服はイ白爵様が私に初めて下さった服なので…」
「それでは私がお前の為に金を注ぎ込んでもドブに捨てているようなものではないか」

私は大きく息を吸った。

「いいか、そのジーンズは絶対に似合うから私の前で必ず履け!前買ってやった服も着ろ!!絶対だぞ」
「え?」
「だから買ってやった服は絶対に着ろって言ってるんだ何度も言わせるな恥ずかしい!ついでにこれからずっと、毎日の私の服も選べ!わかったな!!!」

私の言葉が聞き取れた瞬間怪牛勿の目は潤み、微笑んで出会ってから初めて大きな声ではいと言った。

まったく、世話のかかるやつだ。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
キャラとストーリーが破綻してしまい、大変申し訳ございません

  • たまりませんでした…鼻血ものです -- 匿名? 2014-02-10 (月) 21:09:55

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