Top/6-670

クイズマジックアカデミー タイガ→セリオス→レオン

生まれて始めてのビデオ棚への作品投下。
ぶっちゃけ緊張…

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  出典はマジックアカデミー
 ____________  \         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  暗い展開だから苦手な人は気をつけて| |                | |            \
 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

コイツは俺の事なんて見てない。
コイツは俺に抱かれながらもアイツの事を
考えている…。

>交喙(タイガ→セリオス→レオン)<

「な、セリオス」
「…」
「起きとんのやろ?」
「…ああ」
「なんで返事くれへんの」
理由はわかってる。
わかってる筈なのに。
「もう疲れたんだ…少し休ませてくれ」
はぐらかされた。
まあ、コイツが素直に言うとは
思っていなかったけれど。
「レオンの事考えてたんか?」
「…っ」
ぴくん、とこわばった肩が
言葉の代わりに答えをくれる。

「なぁ、なんでそんなにアイツがええの、
俺の方がいっぱい愛してやれるのに。
アイツはお前の気持ちにちっとも気付かない。
お前を優しく抱きしめたりしない。
なのに…なんで?」
「…仕方ないじゃないか…」
「仕方ないって、何やそれ」
「…今は、こんな話したくない」
今きっと、コイツの頭の中は
レオンに対する罪悪感でいっぱいなんだろう。
罪悪感を感じながら、
それでも俺の「体」を求める。
いや、きっと俺じゃなくてもいいんだ。
受けとめてくれるならカイルにでも、
フランシス先生にでも体を委ねるんだろう。
苦しい…
苦しい…
一番好きな人に、決して振り向いてもらえない。
コイツも、辛いんだろう。
俺と同じなんだ。
愛してくれないとわかってる筈の相手を
「好きだから」という理由だけでずっと思いつづける。
どんなに自分を傷付けても。

っちゅぷ…
ちゃぷっ…
じゅ、るっ…
水音と荒い息だけが薄ぐらい部屋に響く。
俺のモノを咥えたセリオスの顔は、
まるで腐肉でも食む様だった。
眉間にしわを寄せ、不機嫌そうに。
それでも吸いつづける。
決して俺と眼をあわせようとせずに。


このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP