究明秒等24痔(弟×モジャ)
更新日: 2011-05-02 (月) 12:59:32
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 究明秒等24痔の弟×モジャ >>477-482の続き~
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 思ったより早く手に入ったヨー
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ムラムラ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
備/蓄/倉/庫でアレなナニがあってから、桜さんに避けられてる。
そりゃそうだ。いきなりあんなことされたら誰だってビビる。しかも相手は男で自分も男。
目も合わせてくれない。男相手なのに目が合わないってだけで物凄く切ない。ヤバイ。
どうにも埒が明かないので、暇そうな時を見計らって備/蓄/倉/庫に引っ張り込んだ。ちょっと無理矢理。
暗い倉庫の中、桜さんは俺とだいぶ離れて座ってる。
「ナニ、この距離」
俺が桜さんの顔を見たら久しぶりに目が合った。きまずそうに笑われる。
「いやね、貞操の危機は避けたいっつうかね」
「よくわかんない」
「まあようするに信用できないってことだわ」
「……」
それは仕方ないと思う。この前いきなり、あんなことしたんだから。
「ごめんなさい」
あ、でも。
「でも桜さん『続きは今度』って言ってたじゃん」
「うんまあ、それ、なんだけどねえ」
何て言ったらいいのかねえ、とか呟きつつ、桜さんはのろのろした仕草で首筋を掻いた。
「すきって言ったでしょ、俺のこと」
うん。あっさり頷いたらなんか苦笑された。
「ええ、どこが?どこがいいの、俺ただのおっさんだよ」
「カワイイんスよ」
即答した。
桜さんは唖然としてる。うん。その顔もカワイイ。
「桜さんって正直、顔がイイか?っつったら微妙なんスけど。
なんかこう犬みたいっていうか、カワイイカワイイ~ってしたくなる。ほんと」
「…それはさぁ、俺、喜んでいいの?」
首傾げながら桜さんは苦く笑った。
「それにカワイイっていうなら君の方がカワイイじゃないよ」
「ううん、桜さんの方がカワイイ」
勢いよく首を横に振りながら言った。
そしたらなんか、ふうっと、ため息を吐かれた。
「ううん、なんかもう面倒くさいし、絆されちゃおうかなあ」
へらっと笑って、頭を肩に乗せてきた。
俺も首を傾けて桜さんの頭に軽く乗せた。こつん。軽くぶつかる。
なんか、シアワセな感じ。
「しばらくこうしててもイイ?」
聞かれたからウンって答えた。
じんわり、お互いの体温を感じてる。あったかい。
「…桜さん、こないだ、ごめん。なんか、勢いであんなことして」
「ほんとだよお」
へらへらと桜さんが笑う。
「でも、いいよもう。すきとか言ってもらえたら、やっぱり嬉しいじゃない」
「でもさ、相手男だよ。嫌じゃないんスか」
「二人でこうしてんの、ちーとも嫌じゃない。ってことはさ、俺も多分、すきなんだと思うよ」
「…じゃあ、じゃあさ、」
調子に乗って何かひとつヤラシイ事でも言ってやろうとしたその時に、聞こえてくるサイレン。
桜さんが急に立ち上がったので、取り残された俺は軽く床に倒れこんだ。
「…ま、アレコレできるのは、まだまだ先みたいネ」
俺のこの先は前途多難。でもきっとすごく楽しい。
だって隣に柔らかく笑うこの人がいてくれる…らしい、から。
走ってく背中に、頑張れって呟いた。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ なんか甘酸っぱいなあw
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
このページのURL: