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年下攻

お邪魔します。
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                    |  荒れるの嫌なんで名前は全部伏せたらしいよ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  適当に脳内変換しながら読んでもらえたらいいね
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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とりあえず年下攻の片思いっぽいです。
ナマモノなんでこれ以上はご勘弁をorz

「あ。……ここじゃまずいかな」
お互い半裸の状態で、こっちは今すぐにでも貪りたい衝動に駆られているというのに、相手の男は少年じみた軽い口調で唐突にそんなことを言う。
「なにが……」
まずいのかと訊くと、うーん、と苦笑される。
「や、声がね。あなた声量あるから……、聞かれるとさすがにまずいっしょ?」
相手が言うのは、情事の際の喘ぎ声のことらしい。確かに、スタッフの行き来する廊下の音がある程度聞こえるということは、逆に自分たちの声も幾らかは外に抜けているということだ。と、そこまでは冷静な方の脳が考える。
「いいから……さっさと来い」
けれど反対側の脳は、快楽を求めて騒いでいる。もう火がついてしまっているのだから、あとは燃やし尽くすだけだ。途中で消すことはできない。
「いいのかなあ……」
言いながらも彼は、ソファに投げ出した俺の脚を抱え上げる。いきなり躯の中心に吸い付かれて、眩暈のしそうな快感が体内を駆けめぐる。
「んッ……! あ、あ……!」
「……だーかーらー、……どうすっかな」
指で刺激を与えてきながら、何か捜している気配がした。「ちょっと待って」と囁いてから、俺の頭上越しに何かを掴む。引き寄せる。
「口、塞いでもいい? 終わったらすぐ解くから。ごめんね」
言葉は殊勝なのに、口調が伴ってない。しかしこちらも元々抵抗する気はないから、大人しく首を差し出した。口を閉じた状態でタオルをぐるりと巻かれ、その上からテーピングで更に巻かれる。おまえ、なんでこんなに手際が良いんだ、と言おうとして、開かない唇につっかえた。
「キスできないけど…。ってか、いつもさせてくれないもんね。同じか」
被虐的な趣味はないつもりだったが、普段より少し興奮した。
息はできるしさほどキツくもない。けれど、カラダの一部の自由を奪われたことで、神経がぞわりと粟立った気がした。

「……! …!」
躯が熱くて仕方ない。熱を発散したくてこいつに声をかけたのに、声を出せないのがストレスになるのか、なかなか達けなくて俺はしきりに首を振った。躯をくねらせ、どうにかそこへ辿り着こうと必死になる。
「ヤバ……、強姦してるみたい……」
二本差し込まれた指が、悦いところばかりをしつこく擦ってくる。間近で顔を覗き込まれ、俺は逃げるように顔を逸らした。
「! …………!」
「ねえ俺いま気付いたんですけど。これじゃクチでしてもらえないよね?」
なんでもいいから早く達きたい。挿れたきゃ挿れればいい。
それだけのことを伝えるのに、声を出せないせいで俺は酷く苦労しなければならなかった。
下腹に力が入ると、ついでに後ろの指も締め付けてしまう。フェラのかわりにコッチ挿れさせてねとか何とか、明らかに焦らす動きで、奴はそこを拡げているらしい。あと少し足りなくて達けない、けれど充分に強い快感に喉が鳴る。
「―――――――!!」
「んッ……ああ……狭……」
衝撃とともに打ち込まれたものの、あまりの熱さに躯がわなないた。堰き止められた声と吐き出せない熱が、体内でとぐろを巻く。それが悦いのかどうかもわからない。汗か涙か、何か液体がこめかみを伝うのが不快だった。
息があがる。躯が熱い。

「ね……そんな、暴れないで、……うあ…ッ」
相手の腕に食い込んでいた指を外され、ソファに押し付けられる。そのせいで上半身はほとんど身動きが取れなくなり、残った下半身が自然と揺れ始める。
はやく、全部吐き出してしまいたい。
「なんかさ……わかってるつもりだったけど……」
少し違う感じに呟かれて瞼を開けると、彼の顔がすぐ近くに迫っていた。あまり嬉しそうではない表情をして、塞がれた口の上からキスを落とし、ゆっくりと離れていく。
俺は動揺した。快楽だけを交換する間柄だと思っていたのに、何故こいつはこんな哀しそうな顔をするのだろう?
「ああ……俺が悪かったです。ごめんね、忘れてよ」
今の状況に不似合いな空気が流れたが、それを払拭するように彼は再び動きはじめた。ただし今度は、脱ぎ捨てた服で眼までも覆われてしまった。俺に見られたくないのか、それとも俺を見たくないのか。
「…! …! ……!」
物理的な刺激に、一旦冷めかけた躯が再び熱をもつ。視界を閉ざされ余計な情報が排除されると、体中の神経は純粋に快楽だけを知覚した。逆に、周りの状況がわからないという不安感もあったが、それすらも興奮を煽る材料でしかない。
「………!!」
暗闇の中で、ようやく達した。いつもと同じか、もしかするとそれ以上かもしれない快感が、躯の芯を突き抜ける。
「大丈夫でしたか?」
互いの呼吸が落ち着いた頃、視界を遮っていたシャツが取り除かれ、テーピングも手早く外される。
全ての縛めが解かれて自由になったのに、俺は咳払いをひとつしただけで、何も喋る気にはなれなかった。さっき見た、彼の哀しそうな瞳のせいだ。コトが終わって、今彼がどんな表情をしているのか――それを確認するのもためらわれた。
結局この日俺達は、それ以上の言葉を交わすことはなかった。

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 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ その程度じゃ声は漏れると思うけどな
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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お邪魔しますた。


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