スタバにて
更新日: 2011-04-24 (日) 16:35:46
ヒカアキでエロありです
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
若獅子戦のあと、スターバックスで和谷たちとコーヒーを飲んでいると
市ヶ谷駅に向かう塔矢が見えた。
「なあ、塔矢呼んでいい?」
オレが思わず腰を浮かせると、和谷が容器をテーブルに叩きつけるように置いた。
「ほっとけよ、若獅子戦三連覇の三段様はオレたちと話す暇なんかねえって」
「言いすぎだぞ、和谷」
伊角さんがラテをかき回しながら苦笑いした。
和谷は「だって気に食わないんだよ、あいつ」とふてくされて
ストローをガジガジかじっている。
オレはバックパックをそのままにして、奈瀬と本田さんの間を通り抜けた。
「どこ行くんだよ、進藤」
和谷の問いに、オレは「すぐ戻る」と答えて階段を駆け下りた。
雑踏の中の塔矢の背中はひどく頼りなく見えた。
「塔矢!」
オレが腕をつかむと、塔矢はぎょっとして振り返った。
「なんだ、進藤か」
「なあ、今みんなでスタバでだべってるんだ。お前も来ないか?」
塔矢は首を振った。
「いや、遠慮させてもらうよ」
「なんだよ、たまにはいいだろ」
「ボクが行ったところでかえって気まずくなってしまうだけだろう」
オレはついバカ正直に黙りこくってしまった。
塔矢は寂しそうに笑うと、背を向けた。
「塔矢!」
オレはもう一度塔矢の腕をつかんだ。
賞品や盾が入っているのか、塔矢が提げている紙袋は重そうだった。
「これ、オレが持つよ」
オレは塔矢から紙袋をひったくった。
「キミに助けてもらう必要はない」
塔矢は奪い返そうと手を伸ばした。
オレは紙袋を高く掲げて阻止した。
「オレは助けようとか思ってるんじゃねえよ。ただ……」
「ただ、なんだ?」
西日を背にした塔矢の表情は困惑そのものといった感じだった。
「みんなにお前を知ってもらいたいんだ。誕生日は十二月だとか血液型はAB型だとか、
何が好物で何が苦手なのかとか」
「彼らがそういうことを知りたいなら直接聞いてくるだろう。キミがわざわざお節介を焼くことはない。
さあ、ボクの荷物を返してくれ」
オレは紙袋を渡さなかった。
正直、腕が震えてつらかったが、このまま塔矢を帰したくなかった。
「ふざけているのか?」
塔矢がオレを睨んだ。
「ふざけてなんかねえよ」
「だったら荷物を返してくれ。それとも何か言いたいことでもあるのか?」
オレはためらった。汗ばんだ掌のせいで、紙袋の持ち手はしっとりと湿っていた。
「オレ……」
腕を下ろしてオレは塔矢を真正面から見据えた。
「オレ、お前が好きだ」
塔矢はまるで宇宙人から宇宙語で話しかけられたような顔をした。
「なんだって?」
「だから言っただろ、お前が好きなんだ」
たっぷり十秒ぐらいたってから、塔矢は顔を背けた。
「人をバカにするのも大概にしろ」
「バカにしてねえよ、オレは本気だ」
「信じろとでも言うのか。そんなこと無理だ」
オレは塔矢の手を握ると、スターバックスに引き返した。
「待て、進藤」
塔矢は抵抗したが、オレはずんずん歩いた。
自動ドアをくぐると、店員の挨拶を無視して塔矢をトイレに押し込んだ。
「いったい何を考えているんだ」
個室の鍵をかけ、オレは紙袋を床に置いた。
そのまま塔矢を壁に押しつけ、キスをした。
塔矢は逃れようとしたが、オレは構わず唇を割った。
「……しん、ど……」
苦しそうな息がオレの頬にかかった。オレは塔矢の舌を絡めとり、唾液と一緒に吸った。
塔矢の唾液は甘く、棋院で飲んだのか、ちょっと緑茶の味がした。
オレは塔矢の舌の根元を軽く噛み、上顎を舌先でなでた。
「く……やめろっ!」
塔矢が力ずくでオレを押しのけた。唾液がつーと糸を引いて伸びた。
「何を考えているんだ、キミは。気でも狂ったのか?」
オレは壁に手をついたまま、塔矢の口から唾液を舐めとった。
塔矢がびくっと体をすくませた。
「狂ってるのかな、オレ。わかんねえや」
オレは怒張した股間を塔矢の腿に押しつけた。
「キミは正気じゃない」
塔矢の目は縁が赤く染まり、うるんでいた。
「とか言って、塔矢。お前も勃ってんじゃん」
オレは膝で塔矢の股間を突ついた。そこはオレと同じくらい硬くなっていた。
「これは……体が勝手に」
塔矢が恥ずかしそうに目をそらした。
オレは塔矢の手首をひとつにまとめると、空いた方の手で塔矢の顎をつかんだ。
「いいよ、何も言うなって。二人で一緒に狂おうぜ」
赤い唇が怯えたように開かれた。オレはその唇に吸いつき、むさぼった。
「んっ」
塔矢は顎を引いたが、オレはさらに深く舌をねじこんだ。
そのまま塔矢のズボンのチャックを外し、下着の上からペニスをしごいた。
塔矢は身をよじってもがいた。
オレは鼻で荒く息をしながら、体全体でのしかかって塔矢を押さえつけた。
見る見るうちに、塔矢のトランクスが濡れそぼった。
オレはキスをやめると、塔矢の口に指をつっこんだ。
人差し指と中指で舌を挟んで動かすと、塔矢の口から唾液が溢れた。
「はあ……あっ……」
唾液が塔矢の顎を伝い、オレのジーンズを濡らした。
オレが口から手を抜くと、塔矢はごほごほと咳きをした。
「これはキミじゃない……キミであるわけがない。もう一人いる別のキミだ」
塔矢の目は焦点が定まっていなかった。
「何言ってんだよ」
オレは唾液まみれの手を塔矢のトランクスに入れ、中指を肛門に押し込んだ。
その瞬間、塔矢の顔が恐怖でひきつった。
「オレはオレだよ、塔矢。オレ、お前とヤリたいんだ」
唾液のおかげで中指はずぶずぶと沈み、付け根まですっぽり収まってしまった。
中指を上下させると、腸壁がひくひくとひくついた。
「やめろ、進藤、やめてくれ……こんな、こんな……んっ!」
オレの指先に塔矢が反応した。オレはそこをしつこくマッサージした。
「はあ……あっ……ああんっ……ああっ」
唾液を垂らしたまま、塔矢はいやらしく喘いだ。
オレは指を一本から二本に増やした。
肛門はぎちぎちだったが、マッサージを続けているうちに二本に慣れた。
オレはもう一本増やした。まるで喜んでいるように腸壁がきゅうとすぼまった。
「進藤……進藤……しんどう……」
苦しそうに息を吸いながら、塔矢がオレの名前を呼んだ。
オレはもう一度唾液を舐めとってやると、塔矢を壁に向かせ、
ズボンごとトランクスをずり下げた。
オレのペニスは限界まで膨らんでいた。
ジーンズのベルトを外し、オレは塔矢の肛門に亀頭をあてがった。
ぬらぬらと濡れて光る肛門は難なくオレのペニスをくわえこんだ。
「あっ……ああっ……!」
塔矢の声はほとんど悲鳴に近かった。その中は熱く、きつかった。
オレは塔矢の白い尻に腰を打ちつけた。
じゅぷっじゅぷっと音を立ててペニスが出入りするたびに、激しい快感が腿を走った。
「いっ……イく、イく……しんどうっ」
がくがくと体を震わせながら、塔矢は何度も「イく」と繰り返した。
「オレも……も、イきそ」
そのとき、塔矢が体をのけ反らせた。
塔矢がびくびくっと痙攣するたびに肛門が締まり、オレも耐え切れずに果てた。
狭い個室の中は二人の汗と塔矢の精液の匂いが混じりあい、むせ返るようだった。
オレはジーンズのチャックを閉めると、蓋を閉じた便器に塔矢を座らせ、いろいろと後始末をした。
「悔しいよ。こんなことをされてもなぜボクはキミが好きなんだろう」
シャツをズボンの中にしまってやっていると、塔矢がぽつりと呟いた。
「とーやあ!」
オレは塔矢をひしと抱きしめた。
「怒ってないんだ、よかったあ」
塔矢はそんなオレを乱暴に突き飛ばした。
「よかっただって? 二人で一緒に狂おうぜとかなんとか言ったのはどこの誰だと思っているんだ?」
「いや、あの時は完全に理性が飛んでたからさ」
オレはあははと笑って誤魔化した。
「笑い事じゃないだろう!」
塔矢は立ち上がった拍子に顔をしかめ、またぺたんと便器に座ってしまった。
「どうしてくれる、進藤。これじゃ帰れないじゃないか」
「しばらく上でゆっくりしてけよ。うん、そうだ。
なんだったらオレ、お前をおんぶして家まで送ってくから」
「断る。キミの助けなど必要ない」
紙袋をつかむと、塔矢はよろよろと立ち上がってトイレから出ようとした。
オレは塔矢から紙袋を奪うと、ドアを開けてやった。
階段をあがる時、店員の視線が痛かったが、あまり気にしないようにした。
二階にはもう奈瀬や本田さんの姿はなかった。
和谷と伊角さんが椅子をくっつけて座っているだけだ。
お互いにお互いのフラペチーノを食べっこしている。
「げ、塔矢」
和谷は塔矢に気づくと、あからさまに嫌そうな顔をした。
「進藤、荷物見といてやったからな」
そっぽを向いたまま、和谷がオレのバックパックに顎をしゃくった。
「うん、サンキュ」
オレは塔矢を伊角さんの向かいに腰かけさせた。
塔矢はオレのせいでいつも以上に愛想がない。
「伊角さん、ほら行こうぜ」
和谷はオレたちに意味ありげな視線を送ると、伊角さんを促して腰をあげた。
「じゃあな、進藤、塔矢くん」
伊角さんはさっさと階段を下りていく和谷のあとをいそいそと追いかけた。
「進藤」
「お前もフラペチーノ食べるか? うまそうだったよな」
「しばらくキミとは口を利かない」
「えー、なんだよそれ。オレのこと好きなんじゃねえの?」
「もちろん好きだ!」
塔矢はきっぱりと断言した。
「塔矢、かっけえ。男らしー」
「だが、それとこれとは別だ」
そう言うと、塔矢はテーブルに突っ伏してしまった。
塔矢はそれからしばらく、肛門の傷が治るまで本当に口を利いてくれなかった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
思う存分エロを書けてもう思い残すことはありません
ヒカル、楽しか――
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