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対立前夜・後編

 >>247 の続きです。滑皮+モンスター連合の皆さん×丑嶋ラスト。
 
>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

 そして、ついに滑皮は丑嶋の左右に拘束されて開かされた股の間に屈んだ。
 「暴れないように抑えとけよ」
 命令を受け、男たち歯無言で丑嶋の肩や脚や腰を押さえつける。丑嶋は一瞬泣きそうな顔を見せた。
 「力抜けよ?」
 やけに優しい声で丑嶋の目を見ながら言うと、滑皮は灼熱の先端を丑嶋の後孔に押し付けた。
 「・・・っ!い・・・やだ」
 今までの強気な声音とは違う切羽詰まった声を出した丑嶋だが、滑皮は腹に力を入れると、ゆっくりと丑嶋を串刺しにしていった。
 「んぐぉっ!おおっ、ひいぃっ!」
 体を異物に強引に開かれ、丑嶋の口から獣のような咆哮が上がった。
 「力抜けって言ってるだろォが!」
 滑皮は徐々に腰を丑嶋の方へ近づけつつ怒声を上げた。途轍もなく細く狭い管に挿入しているので滑皮も少し辛いのだ。
 しかし、力を抜くなんて器用な事が出来るわけもない。括約筋が入ってくる先端の曲線に沿って広げられ、みっちりと食い込んで
いる。丑嶋の後孔はかつて経験したことのない広さにこじ開けられているのだから。
 捻じ込んむにつれ、丑嶋の顔は恐怖や屈辱感よりも苦痛に歪んできた。そんな表情を楽しみ、滑皮はゆっくりと進み、ついに
毛際まで全てを中に押し込んでしまった。
 「はぁっ、入ったな」
 奥まで入れてから丑嶋の顔を見ると、生意気極まりなかった切れ長の目の眼尻には涙の粒が少し付いていて、一瞬可愛らしいと
思ってしまった。
 「狭いぞ。でも、温かいな」
 滑皮はそう言って腰を小刻みに動かし始める。だが、太い物を呑み込まされた後孔は余りの衝撃でキツキツだし、丑嶋の顔は
呆然自失といぅった感じで、何だか面白くない。
 どうせならば、少しは良くしてやりたい。何より、我を失って乱れ狂う様が見たいというのが一番だ。滑皮は腰の動きを止め、
仲間の手の中で縮こまってしまっている丑嶋の性器の先端を撫で始めた。

 先端の尿道口を爪で引っ掻きながら包皮と竿の境目を撫でる。滑皮が竿と先端を弄び始めると、先に丑嶋の性器を握っていた男は
竿の下にある睾丸を手のひらで包み込み、ゴリゴリと転がせている。皺の寄った皮の中にある二つの玉は皮の中で擦りあい、お互い
を愛撫し合っているようだった。
 「う、むうぅ・・・。ん、止めろ。触るな」
 滑皮ともう一人の男が根気よく性器を攻めていると、半分失神状態だった丑嶋が弱々しい声で呻いた。声は単なる怒気を孕んだ
物ではなく、所々で熱さを含んでいた。挿入されてからしばらく経ったということもあるから余裕が生まれたのだろう。そして
何より、二人の手に弄ばれている性器が巧みな刺激に反応し、半起ちまでの反応を見せ始めているのだから、少しは動いても
良いだろう。
 けれど、滑皮は丑嶋を深く貫いたまま動こうとしない。未だ張り裂けんばかりに拡張された後孔が緩むのを待っている為で、
内部で裏筋を当てたままの前立腺が反応し、丑嶋自身が耐えきれずに尻を蠢かすのを待っている為だ。
 やがて、根気よく性器を扱き、指で弾き、時には優しく、時には乱暴に扱うと、半起ちだった性器は完全に勃起し切り、
水っぽい先走りを尿のように流し始めた。
 「うあっ、ああっ!触るんじゃねェ!や・・・だっ!」
 一番敏感な性器をあくどく攻め立てられ、ついに丑嶋が喘ぎ声を出し始めた。待ってましたとばかりに滑皮は腰を使い始めた。
 最初は激しく出し入れするのではなく、内部の快楽を丑嶋に覚え込ませる為に動くようにする。裏筋で前立腺を擦りながら
引き抜き、先端に当たる部分が前立腺に当たる位置まで抜いた。そのまま腰を回し、先端で押しつぶしてやると、腕の中の丑嶋が
ビクビクと震えるのが分かった。
 「ぐっ、あっ!あっ!」
 滑皮に真正面から見られ、他の男たちからもいやらしい目で見られ、丑嶋は声を出すまいと唇を噛んで呻く。
 気が狂いそうな程と恥辱と屈辱が未だあるのに、目一杯に拡張されて性器を呑み込んで泣きたいくらい痛い筈の後孔が、滑皮の
動きに合わせて反応し始めているのが分かった。性器で中を掻きまわされ、丑嶋自身には何の場所かもさっぱり分からない前立腺
を擦られる度、苦痛が弱まって、痺れるような得体の知れない感覚が内部から広がっていく。

 「もっ、駄目だ・・・。もう無理だ・・・」
 犯されている筈なのに、芽吹いて行く快楽に衝撃を受け、丑嶋が蚊の鳴くような声で哀願し始めた。性器から先走りを流し、全身を
紅潮させ、快楽を感じ始めた姿には、最早先程まで充ち溢れていた男のプライドは欠片も感じられなくなっていた。
 「ふっ、ふっ、ふぁ・・・」
 「良くなり始めたか?ケツで感じるなんてオカ○の変態だな」
 滑皮は丑嶋の変化に敏感に気がつくと、耳元で囁いてやる。口調はあくまで柔らかいのでなじっているように聞こえないのだが、
囁かれた方は一層の屈辱を味わう。丑嶋は子供がむずがる時のように嫌々とかぶりを振った。
 羞恥で真っ赤に染まった丑嶋の耳を一度ねぶり、回していた腰の動きを激しく突き上げる物へと変化させていく。丑嶋はまだかぶりを
振っているが、それも段々鈍い動きになり、やがて人形のように従順に揺さぶられるがままになっていった。
 大人しくなった丑嶋に気を良くした滑皮はいよいよ本格的に己の快楽を追うことにした。
 「よし、思いっきりやってやる」
 中は自分の先走りと腸液が混ざってぬかるんでおり、出し入れを繰り返す度に締め付けが変わる。入れる時は柔らかく、出す時は締め
付ける。何て気持ちが良いのだろうか。
 もしこれが族仲間のいない状況で、強姦ではない状況ならば、滑皮も丑嶋に負けない程に喘いでしまっただろう。犯している立場だと
いうのに、性器を丑嶋の粘膜で犯されているような快楽がある。腰を使う度に蛇腹状のくびれがある内部に性器が擦れ、腸壁がぜん動
し、まるで無数の舌で舐めまわされているようだ。制裁として始めたことだが、どうにも一度で終わらせるのは惜しく感じる程だ。
 「うううっ、良いっ!」
 これまで辛抱強くしていた滑皮だが、ついに我慢の限界を迎えた。正面から抱いている丑嶋の腰に腕を回し、欲望のまま突き上げ始めた。
 「ひぃっ!は、ぎいいっ!」
 突然激しく突かれ、丑嶋は息を詰めた。性器に対する愛撫と異質な内部からの快楽は凄まじく、この世のものとは思えない。体内の
血液が沸騰し、その熱によって内部から丸焼きにされる様だ。抗う声も非難する声も消え、喘ぎと言うよりも悲鳴に近い声が漏れだして
しまう。

 丑嶋の声色が艶やかな物になったのを見計らい、滑皮に遠慮していたのか、ただ単に興奮状態で立ちつくしていたのかは分からないが、
愛撫の手を止めていた男たちの動きが再開し始めた。縛られ、犯され、ボロボロになった丑嶋は抵抗出来ず、敏感になった体を思うがまま
に嬲られる。
 「ふひっ、ああっ、あああっ!」
 前から後ろからいたるところを攻められ、触ると言うよりも揉みつぶされていると言った方が正確だ。隆起した胸板は一番最初に受けた
愛撫のように片方ずつの胸をお行儀よく攻められるのではなく、複数の手が乳首だけでなく全体を愛でられる。性器は噴き出た先走りと
複数の手が擦れ合う濡れた音が響く。もう、丑嶋は自分の体を理性でコントロールできず、ただ欲に任せて声を出すだけだった。
 「んっ、んっ、もうっ、駄目だ・・・」
 力強く滑皮に突かれるほどに頭が真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。皆に見られているという羞恥も、訳の分からない男共
に輪姦されているという危機感も、突かれる度に大波に揺られる小船のように頼りなく揺らぎ、快楽と言う水面に解けて行ってしまう。
 丑嶋は引き締まった丸い尻を振りだした。もう滑皮達を振りほどこうと暴れているのではなく、自分の欲望が抑えられずに卑猥な動きに
合わせて貪欲に動いてしまうのだ。
 「いっ、ああ・・・、くぅっ!」
 突然丑嶋が甲高い悲鳴を上げた。それと同時に丑嶋の性器から大量の精液が噴出した。しかも一気に出ず、ダラダラと勢いなく漏れだした。
 「はははっ、ケツでイッたな!」
 滑皮は目の前ではしたなく射精した丑嶋を笑い、後孔から性器を引き抜いた。根元まで埋めていたのを勢いよく抜かれたので、後孔の内部の
肉が脱肛のように外にはみ出した。生々しい赤黒い内部の肉は丑嶋自身とは別の生き物のようにヒクヒクと蠢いている。
 「俺も、イクぞ」
 それだけ言うと、滑皮は立ち上がる。射精寸前の性器の根元を握り、目を瞑ってうわ言のような喘ぎをまだ漏らしている丑嶋の顔の前に
近付けた。
 「ん・・・っ!」
 下腹部に力を入れ、思いっきり射精する。噴出した精液は丑嶋の顔や胸に降りかかり、幼さの残る丸い頬を汚した。
 「おおっ!顔射!」
 男たちから歓声が上がる。

 丑嶋は騒がしくなった周囲に意識をはっきりとさせ、目を開けようとした。だが、瞼にも降りかかった白濁が視界を遮り、暗い中に見える
光景は白く濁って見えた。全身が虚脱感に包まれ、丑嶋はまた眼を閉じた。
 「ふうううう・・・」
 滑皮は放尿を終えたように溜息をつくと、先端に張り付いた残滓を眼を閉じたままの丑嶋の唇になすりつけた。形の良い唇は弾力があり、
擦りつけているだけで復活できそうだった。
 すっきりした滑皮は人心地ついて周囲を見回した。周りの男たちはまだ眼をギラつかせて丑嶋を見ている。無理もない。滑皮と違い、彼らは
愛撫の手を加えただけで挿入も射精もしていないのだから。このままでは収まらないだろう。
 落ちていた丑嶋の学生服のシャツで粘液にまみれた性器を拭き、性器を仕舞った。滑皮が身支度を整えていると、男たちが滑皮と丑嶋を
交互にチラチラ見た。滑皮を見る時は顔を窺い、丑嶋を見る時は、初めてなのに散々いたぶられ、つぼむのを忘れたように開いたままの後孔を
見てだ。
 「後はお前らの好きにしろ。俺はちょっと外に煙草吸いに行ってくる」
 外に通じるドアを開ける。そのまま外に一歩踏み出してから後ろを一瞥すると、白濁に汚された小さな体に男
たちが我先にと群がっていくのが見えた。まるで野ウサギに肉食獣が群がって骨まで喰いつくそうとしているような獰猛さだった。

 外に出た滑皮は近くに置いてあった自分の単車に腰掛け、一服した。複数の男の汗と白濁の匂いが充満していた中と比べると、単車の
オイルの匂いがするこの場でも少しマシだ。空気の良い所で吸う煙草は美味く、すぐに一本吸いきった。
 それにしても、これから丑嶋をどうしたらよいのだろう。男でプライドの高い奴なので、ヤリたいだけヤッて解放しても警察に訴え
たりはしないだろう。それに、内部の狂乱を考えると、最初に滑皮が丑嶋に宣言したように「壊される」のかもしれない。だが、壊れた
ならば、責任をとって飼ってやっても良い。丑嶋は戦力になりそうだ。そして何より、もっと開発してみたいという欲望もあった。
 下卑た笑いを堪えようと、もう一本煙草を吸う。2本目なのに、美味い。続いてもう一本とケースから抜きだそうとすると、遠くから
単車の音と共にこちらに向かってくる灯りが見えた。

 灯りはすぐに滑皮のいる元に来た。
 「滑皮さん、只今戻りました」
 単車に跨っていたのは族の仲間の一人だ。ただ、跨っている単車に見覚えがない。単車は大型で夜目にも分かる鮮やかな青色で、一見
してかなりのグレードのようだ。
 「それは?」
 流線形の形が何とも格好良く、色気さえ感じる単車を撫で、跨っている男に聞く。男は得意そうな顔で単車から降りた。
 「スズキGSX1300Rハヤブサです。後輩が乗ってて、生意気なんで盗ってきました。どうぞ、滑皮さんが乗って下さい」
 スズキGSX1300Rハヤブサと言えば、定価で150万円程の名車だ。
 かなり魅力的な単車だ。乗りたい。だが、それにしも盗難車は不味い。
 「いや、盗った物だとバレたらヤバい」
 けれど、だからいらない、捨てて来いと言うには余りに魅力的だ。何より、金になる。滑皮はこれをどうにか有効活用出来ないものかと
知恵を巡らせた。一番良い方法は、購入した新車だと偽り、誰かに定価で売りつける方法だ。
 「そうだ・・・。あいつならミーハーだし、こういう流行りの新車なら喜んで金出すだろう」
 頭の中に、一人の地元の後輩の顔が浮かんだ。金は無い奴だが、族の総長を張っているくせに妙に流行りものに弱い。このようなネーム
バリューのある物ならば、きっと金を作ってでも飛びついてくるに違いない。
 滑皮は携帯電話を取り出し、電話を掛けた。相手はすぐ出た。ハヤブサの事を言うと、予想通り食いついてきた。交渉の結果、というか
先輩であり、絶対的に力のある滑皮の一方的な言で、160万円で売値が決まった。
 「じゃあな、なるべく早く、金を用意しろ」
 会話を常に優位に進行させ、電話を切った。携帯電話を仕舞い、また煙草を吸おうと口に咥えると、口寂しさよりも空腹を感じた。
 「腹減ったな。飯、行くか」
 そう言うと、隣にいた男は一瞬だけだが黙った。内心、物を食べる時にどうにも喰い汚ない滑皮との食事は気分が良くないので避けたい
ところだ。
 「はい。じゃあ、他の奴らはどうします?呼んできますか?」
 本心を言える筈もなく、男はすぐに返事をした。

 男の気持など知りもしないし関係ない滑皮は建物に向かって歩き出した。本当ならば下の男に呼んで来させるべきなのだが、暫くの時間で
中でどのような暴虐の限りが尽くされたかを自分の眼で見たかったのだ。
 ドアの前に立ち、開くと、室内の淀んだ空気が外に流れ出た。汗と、白濁の混じった男臭い臭いに辟易する反面、自分が中にいた時とは
比べ物にならない感じから言って、かなりの凌辱が行われたのだろう。
 そして、ドアを開けた瞬間にも、一人の男が丑嶋の中で果てたようだった。
 「はぁあっ!・・・んっ」
 中に出された丑嶋はピンと突っ張っていた腰を折り、がっくりと頭を垂れた。太ももは遠目にも分かるように痙攣している。性器も痙攣
していることから、何度目かは分からないが丑嶋もまた射精したということだろう。
 しかし、丑嶋には休んだりしている暇はない。まだ男たちは何人と控えており、しかも全員が漏れなく10代の少年たちだ。簡単に
性欲はなくならないだろう。哀れだが、丑嶋はこれから一晩、下手をすれば二晩でも男達に弄ばれる便所になるのだ。そして、丑嶋を嬲る
のは彼らだけではない。滑皮もまだ何度でも犯してやりたいのだ。
 けれど、その前に腹ごしらえと気分転換が必要だ。
 「お前ら、取り敢えず飯行くぞ。腹減った奴らはついて来い」
 「うっす!」
 声を掛けられ、男達は丑嶋の体から離れるのを名残惜しげにしつつも、急いで数人が身支度を整え始めた。何人かは勃起した性器を
仕舞うのに往生しているようだ。
 突っ張ったズボンの前を手で隠し、八人の男が滑皮についてくる。残り五人いるが、彼らはまだ族に加入してから日が浅い者や
年の若い者で、気軽に滑皮と食事を供に出来ないのだ。
 「行くぞ」
 まだ頬を紅潮させた奴らを引き連れ、外に行こうとした。だが、気紛れに中でへばっている丑嶋に声を掛けてやった。
 「おい、まだ死ぬなよ。俺たちの玉が空っぽになるまで遊んでやるんだからよ!」
 下品な嘲りの言葉を受け、丑嶋が顔を上げた。滑皮から攻められれるのが少し止んでいたせいか、少しだけ自我を取り戻したらしく、
凄まじい憤怒の表情で睨んできた。
 「うわはははっ!恐い、恐い。ザーメンだらけの顔で睨むなよ」
 滑皮がおどけた口調で言うと、周囲の男たちから笑い声が上がった。

 丑嶋は悔しさに歯を噛みしめているが、最早この場にいる全員が恐怖を感じなくなっていた。
 「じゃあ、行ってくるからな」
 笑いを噛み殺し、滑皮達は出かけて行った。
 残された丑嶋はドアの方をずっと睨み、拘束された腕をゴソゴソと動かした。
   
 

 一時間ほどで食事を終え、滑皮達は丑嶋を監禁している建物がある近くに戻って来た。
 「ん?」
 ふいに遠くから単車のエンジン音がした気がした。音がした方を見てみるが、その方向には人気のない道路を走る車のヘッドランプの
光が遠ざかっていくのが見えただけだった。
 腹ごしらえを終え、休憩をした男達は皆一様に静かに色めき立っていた。これから、あの生意気極まりない丑嶋に凌辱を尽くすのだ。
色めき立つなと言う方が無理難題だ。正直、滑皮とて例外ではない。一体どうして攻めてやろうかと考えると、楽しくて仕方がない。
 一歩一歩歩くたび、真性のサディストのように残酷な辱めのアイデアが浮かぶ。一歩一歩歩くたび、興奮が募っていく。早くあそこに
行き、嬲ってやりたい。滑皮は段々足の速度を速めて行った。
 丑嶋を監禁しているのは、都市の中心街から少し離れた所にある今は稼働していない町工場だ。辺りには建物が少なく、真夜中には
人が来ない。だから、遠くから見ても真夜中に灯りを付けていればすぐ分かる。
 滑皮は少し離れた所にある工場の灯りを見つめ、何かの違和感を感じた。やけに工場から漏れる灯りが強く感じるのだ。恐らく人は
来ないだろうが、もしもの事を考えて、残った者たちにはドアを開けっ放しにするなと言ってある。だがそれにしては、灯りが強い。
まるで、建物の全てのドアを開けているような。
 「おかしいぞ。まさか・・・」
 滑皮の足の速度は更に速まった。異変に気が付いた他の男たちも必死に後をついてくる。
 建物のすぐ傍に来ると、滑皮は自分の予想が当たっていたことが分かった。思った通り、建物内部から外に出れるドアは開けっ放しだ。
おまけに、入口から少し離れた所に二人、入口に一人、内部に二人、合計五人、残しておいた全ての男達が何らかの怪我をし、うずく
まっていた。

 建物内部を覗くと、確かに先程まで丑嶋が拘束されて転がされていた場所には誰もいなかった。
 「どうした?!あのチビは・・・」
 口から血を流してうずくまっていた男を起して問いただそうとしたが、男の鼻の骨は砕け、前歯が上下ともに折れていた。答えられない
男を苛立ち紛れに張り倒し、腕を押さえて倒れていた男に問うた。
 「済みません、滑皮さん。あのチビ、いつの間にか縄を引きちぎったらしくて、逃げていきやがりました」
 男は腕の骨が折れているようだ。痛そうに顔を歪めている。しかし、あんな手負いの丑嶋が五人もの男を殴り倒し、あまつさえ骨を
折る程の元気があったのだろうか。
 それに、こんな人通りのない場所で、わずか一時間で何処に消えたのだろうか。まさか徒歩で逃げたということはあるまい。それならば、
と滑皮は建物の外に停めてある筈の自分たちの単車を見に行かせた。
 「滑皮さんっ、ハヤブサが無くなってます!」
 滑皮は舌うちした。丑嶋は、よりによってあの場に置いてある単車の中で、一番速くて一番高級なハヤブサを盗んだのだ。しかも、
腕を折られていた男の傷と服に付いた痕を見て分かった。服には単車のタイヤ痕がついていた。
 つまり、丑嶋は、男を轢き殺そうとしたのだ。間違いなく自分を凌辱した男への復讐の為だろう。
 丑嶋は復讐の為にこの場に留まって男達を殺すことよりも、逃げる事に一生懸命だったので殺されなかったが、五人全員が
殺されていてもおかしくなかった。
 凄惨な現場を見回し、滑皮は叫びたい程の怒りを感じた。てっきり気力もプライドも削ぎ切ってやったと思っていた男に自分の島を
荒された。つまり、徹底的に舐められたのだ。
 先程まで丑嶋が滑皮に対して見せていた憤怒の表情と違わない怒りの表情を浮かべていると、胸ポケットに入れていた携帯電話が鳴った。
 今はそれどころではないのだ、と思いつつ、電話に出る。
 「おう、何だ?今取り込み中・・・。何だ、愛沢か」
 電話の相手は、先ほど盗難車のハヤブサを売りつける約束をした後輩、愛沢連合の総長である愛沢浩司だ。愛沢は不機嫌さを隠さない
滑皮に怯えているようだ。
 「何の用だ?あ?!」
 電話が怒声で壊れるのではないかという程の大声を出すと、愛沢が媚びた猫なで声を出す。

 『あの、滑皮さん、スズキの単車の件なんですが、160万はちょっと用意できないかな、と・・・』
 愛沢は事情を知らないから仕方がないのだが、何ともタイミングの悪い時に話したくもない話題を出してきた。滑皮の怒りは愛沢の
言葉によって頂点に達してしまった。
 「ああ?!用意出来ねェだと?!ふざけるな、コラァ!!お前がさっさと金用意して取りに来ねェから、単車盗まれちまっただろうが!」
 『え?ええ?!盗まれたって、俺のスズキGSX1300Rハヤブサがですか?』
 「お前のじゃねェだろ!だが、早く来なかったお前のせいだな」
 『え?え?え?』
 滑皮の理不尽さには慣れている筈の愛沢だが、可哀想な事に事情が読めていないので適切な言い訳も咄嗟には用意できそうにない。
 あたふたしている愛沢の様子を感じ、滑皮は八つ当たりを決め込もうと決定した。
 「お前がモタモタしてるせいで、ハヤブサが盗まれたんだ。それに、何人かケガ人も出た。いいか、愛沢、三ヶ月中に、単車の代金プラス
見舞金として、200万持ってこい」
 理不尽な用件だけを告げ、電話を切った。愛沢との電話を切る際、電話の向こう側から単車が駆け抜けた音が聞こえた気がしたが、怒り
による空耳に違いない。
 「チッ、あのチビ、ムカつくぜ。いつか完全に叩きのめしてやる」
 怒りに任せ、電源を切った携帯電話を地面に放った。携帯電話は地面を滑り、一時間前まで丑嶋を拘束して転がしていた所にまで
転がって行った。
 滑皮は大股で携帯電話の転がった場所まで行くと、体液の滴った跡がある地面ごと砕けよ、とばかりに携帯電話を踏みつぶした。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
 盗んだバイクを盗んで走り出すショタ社長と、Sな連合総長様、ナメリン&ウッシーに関わると不幸な目にしか合わない愛沢さん、
中学二年の冬から社長馬鹿一代の柄崎、無口な常識人加納、無条件に社長を甘やかす戌亥が書けて大満足!自己満足!長々とお目汚し
失礼しました。

  • 起承転結がしっかりしていて面白かった滑皮さんたちに暴行されてもクールなショタ社長がどんどん乱れていくのが堪らんです!本スレには遅レス過ぎるのでまとめにじゃんじゃん感想書かせて頂きます -- まゆゆ? 2010-11-04 (木) 11:28:54
  • 同級生皆かわいい〜!柄崎と戌亥、ショタ社長好き過ぎでしょvいつか竹本も皆と一緒に出してあげて〜 -- 2010-11-08 (月) 10:57:25
  • 社長×竹本書いてください。社長×高田でもいいです -- 2011-03-13 (日) 13:33:08

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