Top/58-180
どうしたって遠い
更新日: 2011-04-24 (日) 16:57:39
白饅頭工房の錬金術師に萌えて書きました。
後輩←錬金術師です。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
血塗れの後輩を夢に視た。
軽薄な笑顔を覆い尽くす赤、朱。
自分よりも余程「錬金術師」だった男。
道化めいた振る舞いに隠された狂気。
多分気付いていたとしても止められなかった。
「おめーは馬鹿だお」
こちらに伸ばされた手を見ずに言う。
彼が死んでから何年が経ったろうか。
こうして夢で彼に喚ばれるのは何度目になるだろうか。
「おめーは本当に大馬鹿野郎だお」
朝になったら全て忘れて、小さな同居人を小突いて、偶には散歩でもしてみよう。
夢は唯の夢で。彼はもう何処にも居なくて。
それなのに、喚ぶのなら。
「勝手に馬鹿やって、死んでんじゃねーお」
悲しくなかったとでも、思っているのだろうか。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )マイナースギル…
このページのURL: