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鬼霧丸 幻雄×鬼切丸の少年

本スレでかなり萌えたので、姐さん達のアイデアを少し拝借させてもらいました。
ただしネタばれ要素あり、最終巻の最後からの続きです。
後最終巻をなくしたので微妙にどういう状況かよくわかっていません。

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                     | 少年萌えでてっちゃんがらみです。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| さっちゃんはからかったりするタイプのような気がします。
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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やめろぉ、やめてくれぇぇぇぇぇぇっ!!
哲童の叫びが脳内にこだまする。それでも彼はぐぐ…と自分の首の後ろに愛刀を沈ませた。
ぽたり、ぽたりと己の血が学生服を汚す。
自分の体に憑依させ、しかも鈴鹿御前や幻雄の腕を切り落とした。
自分の責任だ、と、彼は一粒涙を流した。
身体を手に入れて狂喜していたはずの哲童は、その身体が失われることに、嘆き、悲しみ、恐怖していた。
だが。

びくん

「!?」
自分の首を切り落とさん勢いで首にだいぶ刃が入ったとき、彼は一瞬大きく弓なりに跳ねた。
――しまった!!
またも哲童の力が強くなる。自分の意思と哲童の意思。
哲童の意思を必死に押さえつけていた少年は、ふとした気のゆるみから、鬼切丸を落としてしまう。
哲童の意思だ。

ゲラゲラゲラ!!この身体は支配させてもらったぞ、その気のゆるみが盲点だったな!!

「くっ…う…俺の身体ごと…斬ってやるよ…」
ぼそりとつぶやく。鬼切丸に手を伸ばす。しかし身体が、哲童に支配された身体が、それを許さなかった。
「あ。ああああああああああああっ!!」
次の瞬間には、少年の顔には笑みが浮かんでいた。
鬼切丸を拾い上げると、少年…いや、哲童はその場に立った。
来る。やつはきっと来る。そう思いながら。

外で見つめていた片腕の幻雄は、痛みをこらえながら、しかし少年のことを心配していた。
血があふれる。後藤によって傷口を手当てされたとはいえ、簡単に治るはずはない。
裏僧伽だって死ぬ。
血を失いすぎれば。だが、裏僧伽が片腕程度で死ぬだろうか?幻雄はそう考えながら、脂汗をぬぐった。

ぐっと残った腕で空をつかむと、後藤や鈴鹿御前から離れて、ずっと見つめていた建物の中へ走って入っていった。
「!ちょっと…幻雄!?」
「お前らはそこにいろ!!いいな!!」
それだけ言うと、姿が見えなくなった。

「哲童…」
「来たか幻雄」
「う…あ…く…るな…」
いまだ少年の意志が強い。それを抑えながら、哲童はにやりと笑った。手にした鬼切丸を放り出し、手に出来ぬようにすると、プチ、プチ、と、少年の着ている学生服のボタンをはずし、脱いでいった。
「何を…する…貴様…」
「鬼切丸…いや、今は哲童か…!?」
幻雄はあとずさった。
少年は脱がされる感覚を感じながら、まさか、と思った。まさか、この男に。
身体を開くつもりなのかと。
実は幻雄との関係は一度だけある。鬼を産み落とした女性が気絶しているそばで、腹に弾丸を食らった。
そのとき倒れた際に、幻雄が覆いかぶさってきたのだ。
裏僧伽の攻撃には、さすがの純潔の鬼である少年もだいぶダメージを食らった。
激痛の中で、幻雄に口付けされるのを、ちかちかする頭の中で、感じた。
舌を噛み千切ろうとすれば出来た。だがそれをしなかったのは…何故なのか。
ぬるりと舌が入ってきて、咥内陵辱される。
そして一気にこの学生服を開かれ、身体すらも開かされ、無理やり犯されたのだ。
初めての感覚に、ただ声を上げるしかなかった少年を弄んだのが、この幻雄なのだ。
少年はそのときのことを思い出していた。
「この純潔の鬼はどうやらお前と関係を持ったことがあったらしいな、意思が伝わってくるぞ?」
その言葉に、はっと少年の意思は何も考えないように勤めて努力した。
しかし、シャツさえも脱がされると、哲童は少年の身体で、幻雄を誘った。
「お前がほしいのはこの身体だろう、幻雄」
「やめ…」
少年の意思が少しだけ出てくるが、哲童がその意思を封じ込めた。
「哲童。そこまで堕ちたか…」
信じられないといった様子で、幻雄が哲童となった少年を見る。
筋肉がうっすらついた美しい彫刻のような体。

「ああ、そうだ。俺はこの身体が欲しい、だが、それ以上に、鬼切丸の心が欲しい!!」
その言葉に、哲童も少年も驚いたようだった。特に少年は、哲童が隙を見せたうちに、大声で叫んだ。
「戻れ、お前はここにいちゃいけない。帰れええええええええ!!…くうっ!!」
すぐに少年は頭を抱えると、ゆっくりと卑下た顔を見せた。
「ほう、幻雄、この純潔の鬼に惚れたか。堕ちたのは一緒のようだな」
げらげらと、少年の姿で笑う。
「ちっ、わりぃかよ」
幻雄の片手をゆっくり少年の肌に這わせる。
そして少年の身体を操って、哲童は少年の姿で幻雄に口付けした。

やめろ、やめろ…

少年は弱々しい意思で哲童に訴えかける。
だが、哲童はピンクの突起に触れさせると、少年の意思も快楽を感じたようだった。
あの時犯された思い出がよみがえる。
幻雄も、惑わされているのがよくわかった。
身体はあの少年だ。愛しい、少年だ。
だが中身はあのかつての仲間と少年が戦っている。
けれどさらさらとした肌をなでていると、誘惑に駆られる。
自分は裏僧伽。
簡単には誘惑に負けないはず、なのに、誘惑に勝てないのは、少年が苦しそうな声で訴えているからなのか。
「鬼切丸」
「う…?」
「わりい、我慢できそうにない」
そこで、哲童がにんまりと笑った。
幻雄が片手で少年を押し倒すと、首にかぶりついた。
「ではこの純潔の鬼に代わってやるとするか…たっぷり楽しむと良い」
「あ…」
意識がスーッと上ってくる。目の前にある幻雄を抱きしめる。否、すがりつく。
舌は肌をさまよって、片手になった幻雄の傷口からは、血が滴っている。
さっき感じた快楽よりよりダイレクトに、抱かれているということが分かる。
意識下では哲童がせせら笑ってるのを感じながら、少年は声を上げた。

「やめろっ、やめろ!」
そこで、滴る血が見える。腕を切ったのは少年だ。たとえ哲童が意識を支配していたときであっても。
少年は目を閉じた。
そして。身体を投げ出した。
「すがり付いてこいよ。俺、片手ですっげぇやりにくいんだぞ…」
「あ…すまない…。幻雄…これはお前が望んだことなのか?」
「どうだろうな…。何度も食い損ねて、でもな、俺はお前を食らおうとしたんじゃない。ずっと…悪い、なんでもない」
「?」
少年は人間に関してまったくの無知だ。相手が何を考えているか、など知りもしない。
分かろうとしない。
分かりたいのだろうが、分からないのだ。鬼ゆえに。
少年の唇を奪う。強引に歯を開かせて、舌を執拗に追った。
唾液が混ざり合い、少しだけ少年の咥内に痛みが走る。
けれどそれも些細なものだった。
鬼にとって裏僧伽の血肉は毒だという。
純潔の鬼たる彼には、抵抗が強いのかもしれない。
とろりとした表情が、少年にはあった。
今まで見たこともない表情だった。
思わずその顔に見惚れる。だが幻雄はすぐに彼のズボンに手をかけると、性器を取り出し、それを躊躇なく口に含んだ。
「!!あっ…」
「いー声出せよ、鬼切丸」
亀頭の部分を軽く歯を立てる。ひくひくと震える少年にあおられながら後ろのほうにも手を回した。
「片手ってのは不便だな」
「わ、悪かっ…あっ!!そ…そこはやめろ…幻雄!」
入り口付近をなぞっている。乾いてる成果指は一向に中に入らない。無理やりいれるのは.一度あの時、してしまい、中に出した精液ともに苦しんでいたので、やらないことにした。
そうだ。愛しているんだ。
初めて会ったあのときから、俺はこいつに心を奪われていたんだ。
「…優しくしてやるからな」
「…?」
汗が浮かぶ顔で、幻雄はいつもの、不敵な笑みではなく、優しく笑った。

ぐっと十分ほぐした後孔に、幻雄の性器が入っていく。少年はその感覚に我慢できず、全身でしがみついていた。
「あ…あー…!」
「ん、気持ち、良いか?おい、そっちの手にしがみつくと血がつくぜ」
「あっ、あ、幻、雄、腕…悪かった、な…悪…、幻雄…!」
少年はとろけた表情で、必死に幻雄の名を呼んでいる。
最初に犯したときとは大違いだ。
押さえつけて、口をふさいで、剥ぎ取って、無理やり入れて、中で出した。
精液もどうやら彼にとって若干毒になるらしく、腹を抱えてうずくまっていたのを思い出す。
今思えば酷な事をしたと思う。
それでもこの少年が、腕を斬ったことを謝ってくるのが愛しかった。

ほう、快楽によっているか。裏僧伽と純潔の鬼の絡みは眺めていても良い余興だな。

「っ…!あっ、ふ、ああー!!」
少年が哲童にあおられながらも、しっかりと快楽は感じていた。いっそう幻雄の服をつかむ力が、入る。
少年が達したと同時に、幻雄は達する手前で引き抜いた。彼の太腿に精液が掛かる。
「あ…。んっ」
濃厚な口付けがふってくる。
気持ちよかったろ?そんな目をしながら、幻雄は少し微笑んだ。
二人とも服を調える。
少年は、哲童が気を抜いているうちに、カラン、と、幻雄に鬼切丸を投げた。

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