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芸人 オードリー 春日×若林 「夢か現か」

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                     |  最近の連続爆撃で焼け野原モナ‥‥。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  特に神舌と下町DXで禿散らかったよ。
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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エロ薄め。粕和歌お初話。和歌が別人風味。おkな方、ドゾー

今夜は久方ぶりに和歌林の部屋でネタ合わせだ。

このところ仕事が忙しくて
なかなかこんな時間は取れなかったので
素直に嬉しい。

熱心にネタを考えている横顔も
可愛いなぁ、と見惚れていると
急に和歌林が俯いて黙り込んだ。

「? どうしたね、和歌?」
覗き込めば、真剣な顔。

「ねぇ、粕賀さん」
ちょっと上目遣いで俺の方を見る。
黒縁メガネの奥の瞳は
笑っているようで怒っているようで。

「なんでしょうか」

あ。
なんかヤバい感じがする。
この人がこんな目をする時は
決まって何か企んでいるのだ。

「俺と、しねぇ?」
「何をですかな?」
「セックス」

途端に心臓が跳ね上がった。

驚きすぎて返事ができない俺を
和歌林は楽しそうに眺めている。

「俺さぁ、気付いてたんだ」
和歌林が続ける。

 お前さ、俺の事、好きだろ?
 ヤリたいって思ってたろ?
 バレバレなんだよ。

 まぁ、俺だってお前とそうなってもいいかな、と
 悪くねぇな、と思うけど
 ヤルとなったら、どう考えても
 俺の方が下になるんだよな。
 
 そう考えるとちょっとビビってよ。
 んで、お前の気持ちに気付かないフリしてたんだ。

キシシっと悪戯っぽく笑う。

「でも。粕賀さん、最近、変だから」
「変とは、心外な」
「いや、変というか、キャラが崩れてきてるでしょう?」
「それは・・・」
粕賀が変になったのではなく、
あんたが、最近、滅法可愛いすぎるからだよ!

「それにさ。他の奴らもなんか、やけに絡んでくるし」
あぁ、キス迫ったり、抱きたいなんて言われたりしましたね。

「お前、不安になってんじゃねえ?」

図星を指されて、ドキリとする。

「お前は俺に『粕賀は和歌林のものだ』って言ってくれたよな」
和歌林が俺の目を見つめる。耳が少し赤い。

「でも俺は、お前に何も確かな事を言ってねぇし」
そう言って、少し目を伏せた。

俺は、何やら混乱して、先刻から一言も口をきけない。

和歌林が俺の気持ちに気付いてた?
いつから?
っていうか、この流れだと
和歌林も粕賀の事を・・・?

一瞬の沈黙の後、和歌林はパッと顔を上げた。
「てか、今更言いたくもねぇしな」
そしてまた、可愛らしく笑う。

「ならもう、体で繋がった方が早いんじゃねぇかって思ってよ」
いや、その思考はどうよ。

「だからさ」
和歌林が俺にもたれ掛かってくる。
早鐘のような鼓動が耳の奥に聞こえる。

「・・・しよう?」

彼にしては低い声でそう言うと、
和歌林のほうから唇を合わせてきた。

俺はもう何も考えられず
ただ、長い間欲し続け、半ば諦めていたのに
今、思いもかけず与えられた
とろける様に甘い果実を貪るしかなかった。

何度も深いキスを繰り返し
気が付けば、俺は和歌林に覆いかぶさるようにして
リビングの床にその体を押し倒していた。

和歌林の顔中に、キスの雨を降らせる。
首筋に舌を這わせると小さく息を呑むのがわかった。

「・・・は・・ぁ」
欲情に湿った吐息が俺の耳をくすぐる。
腰の辺りがズクンと疼いた。

夢では何度抱いただろう。
想像するだけだった和歌林の白い肢体が
今は、この腕の中にある。

現実の和歌林は、夢よりもずっと綺麗で卑猥だ。
俺の指が和歌林の肌を滑る度、微かに反応を返してくれる。
甘くなっていく吐息。
薄紅に染まる頬。

俺の可愛い可愛い和歌林。

ふと和歌林の顔へ目をやると
潤んだ瞳に引き寄せられた。
紅潮した頬に、少し開いた唇が
壮絶に色っぽい。

それだけでも腰にクルものがあって
慌てて視線を外した。
それからも、和歌林の顔をまともに見られずに
少しずつ手を進めていった。

「・・・いいかげんにしろよ」

上気した顔からは不似合いな
怒気をはらんだ声が降ってきた。

「お前、先刻からドコ見てんだ?! あぁ?」

おとなしく俺に組み敷かれていた和歌林が
上半身を起こしてきた。

それでも俺は和歌林と目を合わせられない。

だって、仕方が無いじゃないか。
あんなに恋焦がれていた和歌林が、今、この腕の中にいることが
現実だと思うだけで、俺は・・・。

逸らした視線の先、和歌林のシャツが肌蹴て白い素肌が闇に浮かんでいる。
艶やかな姿を直視できなくて、思わず目を閉じる。

不意に和歌林の手が伸びてきて、俺の頬を包み込む。
斜めに伏せていた顔を、真正面から向き合うように引き上げられた。
そんなに強い力ではないのに
抗えないのは何故だろう。

俺と若林の視線が絡む。
目の前の黒い瞳は濡れていて。
情欲の奥に、強い意志を秘めて光る。

「ちゃんと俺を見て、俺を抱けよ」

漆黒の瞳に吸い込まれそうになって、ふたりの顔が近づく。
そのまま深く唇を重ねた。

「・・・和歌林」
キスの合間、吐息が交じり合う中で名前を呼んだ。
「・・・っ、粕賀ぁ・・・」
濡れた声で、答えてくれる。

体中の血が沸騰してしまいそうで、クラクラする。

和歌林。和歌林。和歌林。

存在を確かめるかのように強く抱きとめる。

「夢じゃないよな?」
「現実だよ。バーカ」
和歌林のほうからも、抱き返してくれる。

幸せで幸せで、気が狂いそう。

「ちょっ・・・粕賀っ、苦しいってっ」
「あ、すまん」
つい力いっぱい抱きしめてしまった。
少し腕を緩めると、和歌林は細く息を吐いた。

「あの、さぁ・・・ベッド、行かね?」
コツンと俺の胸に額をつけて甘えるように囁いてくる。
「ここじゃ、ダメ?」
ベッドへ行く事さえ、もどかしい。

「ダメじゃねぇけど・・・あっちに、その、用意してあるし」
「用意?」
「その・・・。ローション・・・とか」
和歌林の赤い顔が益々赤くなる。
可愛くて、愛しくて、笑いながら抱きしめた。

「っ、笑うなよっ!バカ!バカカ/ス/ガ!!」
「あー、はいはい、ごめんなさいね」
可愛い文句を軽くいなして、両手で抱き上げた。
所謂、お姫様だっこ。

恥ずかしい、下ろせと騒ぐ口をキスで封じて
ベッドへと運ぶ。

ゆっくりと横たえると和歌林が小さな声でつぶやく。
「・・・優しくしろよ」
朱に染まった頬へ口付けて、耳元に囁き返す。
「うぃ。お任せあれ」

突然の和歌林からの誘いに戸惑ったけれど
落ち着けば、大丈夫。
なにせ、夢で何度もシミュレーション済みだ。

夢のような現実は、夢見たよりも甘く熱く
すべてを熔かしていった。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ オメヨゴシシツレイシマスタ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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 強気受林を目指して挫折。甘くてすいませんでした。


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