新ゲッ夕ーロボ
更新日: 2011-04-25 (月) 19:50:08
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 新ゲッ夕ーロボで清明×リョウマ
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 完全捏造なバッドED系なので注意
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 復活後だけど清明の体は人型で
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「復讐の為だ。その為に甦ったのだよ!」
前に戦った時よりもギラついた目が暗闇で光る。それだけで人が殺せそうな程に。
完全に油断していた。倒したはずの清明が俺の前に現れるなんて。リョウマは己の失態を思い出し唇を噛み締めた。
突然現れた清明は前にも見た不思議な力でリョウマをあっという間に拘束し、異なる場所に一瞬で飛んだ。
実験中の事故で見た光景を忘れられず、研究所を去ったリョウマはその時運悪く一人。気分もいつもより落ち込んでおり、敵の存在を感知できなかったのは清明にとって幸運だった。
「さて、まずはどうするか……」
細い指がリョウマの頬に触れる。頼光の方が太いかもしれないと勇ましい女武者の手を思い出せば、この清明の指はそれより細い気がした。手だけで顔面の皮を剥いだハヤトの事を思うと、こうして顔に触れられるだけでも落ち着かない。
「触るんじゃねえ! この野郎!」
身動きはできないが、だからといって黙ってもいられない。目だけでこいつを殺せたらいいのにと少し考えてみて、逆に清明の方がそれをできそうだと気付いてリョウマは目を逸らした。
「貴様の事は分かっているのだぞ、ナガレリョウマ。ゲッ夕ーから逃げてきたのだろう?」
「な……何で、お前がんな事知って……」
そうやって動揺すれば清明に付け入る隙を与える事になるのだと、リョウマは気付かない。
「もう貴様も知っているはずだ。ゲッ夕ーこそ鬼を呼ぶ元凶だと! あれがあるからこそ多くの人間が死んだのだ!」
清明の言葉に応じるようにリョウマの中で事件中に見た光景が甦る。
地獄というものがあるのなら、それはきっとああいう所なんだろう。血と暴力に満ちた世界。思い出したくもない世界。
出てくるなとリョウマはきつく目を閉じるが、逃さないとばかりに地獄は追いかけてくる。まるで呪いのように。
「最初は知らなかったなどと言うでないぞ。あれが普通でないぐらい貴様にも分かったはずだ。貴様が一番ゲッ夕ーを上手く扱える……ゲッ夕ーに選ばれし者なのだからな!」
深く考えているわけじゃない。ただ我武者羅に、目の前の敵を倒したいというだけだった。
だが回数を重ねれば重ねるほどゲッ夕ーが思い通りに動き強くなっていく事をリョウマも感じていた。
どうしてと、いつも苛立ちながらこちらを見ていたハヤト。それの原因が嫉妬なのだとリョウマは今になって理解した。
違う、俺は選ばれた者なんかじゃねえ!
ここにいないハヤトに聞かせるかのように大声で否定しようとして声が出ない、その異常な事態に気付きリョウマは清明を見た。
思ったよりも近くにあった顔に動けたならば後退りをしていたかもしれないほど、リョウマは既に場の空気に呑まれていた。
「そうだ……苦しめ、もっと苦しめ。お前は私を殺したのだ。その報いは受けてもらわねばな」
言葉も動きも奪われ一方的に蹂躙される、この上ない屈辱。
異物の侵入を体は当然拒み、リョウマを引き裂くような痛みが支配する。
だが清明は綺麗に降り積もった雪原を無邪気に走り回る子どものように、笑いながら容赦なく力を込めて汚す。
人形のように何もさせずに一方的に弄るなら痛覚も奪えばいいものを、清明は当然それを許さない。
見られたくはないのに、涙が溢れてくるのをリョウマには止められなかった。
自分は女じゃない。犯されたからといって負けたわけじゃない。
リョウマは己の心を奮い立たせようとしたが、その度に清明は邪魔するように優しく体を突く。
全て読まれているような今、本当に自分は負けていないのか、もうリョウマには分からなかった。
出会ったばかりの自分に後を託して死んだ達人、清明を倒す為に命を懸けた頼光、そして共に戦った仲間の姿が浮かんでは消える。
『怖くなったのか? ゲッ夕ーに乗るのが』
研究所を出る時のハヤトの言葉。
違う、俺は……そんな事が怖くなったんじゃない。俺は、お前等が死ぬのが怖かった。
俺だけならいい。俺だけなら、どんな死に方だろうがこれまでを思ったら仕方ねえって笑っていられた。こんな生き方してたから早死にするんだって、自分の死体見下ろして大笑いしてから地獄に行けたはずなんだ。
俺だけなら、きっと。
何故今そんな事を思い出すのかも分からず、みんなに悪いと思いながらも感じ、リョウマは清明の腹に白濁をぶっかけた。同時に清明もそのまま中に放つ。
結局、どこへ行っても自分は地獄に辿り着くのか。
そうだと答えるかのように清明が笑う。
あれだけの事をしたのに、清明は汗の一つも掻いていなかった。
「この程度では気が晴れぬな。ふむ……」
自分の吐く荒い息と心臓の音が煩いくらいなのに、リョウマの耳は清明の声を逃さない。
だが体は初めての行為に疲れきっており、眠りを欲していた。
「お前の仲間を皆殺しにしてやろう」
そんな中だったので、何を言われたのかリョウマにはすぐに理解できなかった。
にやりと笑う清明を見て、言葉の意味を理解する。同時に湧いてくる血が沸騰しそうなほどの怒り。止めろと言おうとして、まだ声が出ないのだとリョウマは気付いた。代わりに睨もうとしたが、もう意識が続かない。駄目だと思うのに瞼が下りてくる。
「ゆっくりと眠るがいい。その間に奴等を殺し、全て破壊してくれよう。貴様は私だけ見ていればよい。他のものを見るなど許さぬ」
「私の復讐は、そこから始まるのだ」
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 子安声の敵なんて妄想しないわけには
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
このページのURL: