わんこものがたり
更新日: 2011-04-25 (月) 15:31:57
1人で勝手に感動した日ワンコとチュウゴワンコの物語。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
隣の四つの川の省に特別派遣された時、一番最初に連れて行かれたのが、
何故か小高い丘の上だった。がけ崩れの現場かと思いきや、街全部が
土砂に飲まれていた。2階建てのビルが見えたと思ったらそれは、10階
建てのビルだったと言う。
「それでも・・・!それでもヌホンわんこなら何とかしてくれる…!」
と思っていたらしい。本気で。
隊長はマジ無理。無理だから。わんこも全員そろってないし!何より
重機ないし!と説得して、余震の続く中、いろんなところに行って、
最後に例の中学校にたどり着いた。
現地のワンコもケーサツも、衣装は全く汚れていなかった。
ヌホンわんこ隊長は「こんな時に何もしないなんて何を考えてるんだ!」と
一瞬思ったらしいけど「もしかして慣れてないだけじゃ?」と思いなおし、
ヌホンわんこが手本と誠意を見せたら、絶対ほかのワンコたちもついてくる!
と思ったそうな。
親たちが泣き叫ぶ中、ヌホンワンコたちは崩壊しそうな校舎に入った。
初め、現地のワンコたちは入ってこなかった。自分達が死んでしまう
可能性があるからだ。
つづく
ヌホンのワンコは校舎から黒板を引きずりだし、状況把握を始めた。
教師達に聞きながら、分からなくなってしまった建物の見取り図を
描いていった。
そして偵察に入りながら、どこに何人、子ども達が取り残されているかを
図に示していった。本物の犬も偵察に入ったが、生存者はいなかった。
危険箇所を把握し、補強した。もう生きている人は居ないと知っていたが、
ヌホンワンコたちは子ども達を親元に帰してやろうと思った。
しばらくして、初めての遺体が校舎から取り出すことが出来た。
丁重に毛布で包んで取り出した、わんこたちは全員が敬礼をした。
遠巻きに見ていたチューゴワンコたちも、やる気になった。海外から来たワンコが
頑張っているのに、地元ワンコが頑張らなくてどうすると思ったそうだ。
チューゴワンコも校舎に入って、遺体搬送を始めた。ヌホンワンコの地図が
とても役に立った。
ヌホンワンコが生存者なしの報告をしてヌホンへ帰るとき、現地ワンコは
「ヌホンわんこのこと、誤解してた。大きな声ではいえないけど」
と言ってくれたそうだ。
わんこは日々頑張っている。人と人が戦うためにではなく、自然から
人々を守るために。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
おしまい。海の上の人に聞いた話。
なんかうまく書けなかったけど。がっちりしたヌホンワンコ萌え。
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