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MW 結城×賀来 「Dearest」

・実写版 無宇
・夕鬼×画頼です
・原作未読で映画もまだ1回しか見てないので、おかしい所があったらスルーして下さい
・軽いですが暴力表現あります
・エチなし

神父のエロかわいさに禿げ上がりました
拙い文章ですが読んで頂ければ嬉しいです

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

立花の遺体を片付けた後、血で汚れた画頼をそのままにしておく事もできずとりあえず自宅の風呂場に放り込んだ。

30分以上経っても風呂場から出てこない画頼を不審に思い、まさかショックで倒れているのではないかと風呂場を覗くと
そこには血まみれの服を着たまま立ちすくむ画頼の姿があった。

「血が落ちないんだ・・・夕鬼・・・」

虚ろな目で呟く画頼に、チッと舌打ちすると夕鬼は自らの服が濡れるのも構わず風呂場に入り込んだ。

「いつまでこんな水浴びをするつもりだ」
「血が・・・」
「服を脱いで浴びれば落ちる」

冷たいシャワーが肌に触れるのも構わず、夕鬼は画頼のシャツに手をかけた。
冷え切ったその体。
その肌の冷たさに眉を顰めると、夕鬼は画頼の服を強引に引き裂いた。
ボタンが弾け飛びタイルの上に転がり落ちる。
程よく日に焼けた胸元に続き、滑らかな肩が露になると夕鬼は目を細めて画頼の姿を見つめた。

水滴が肌の上を勢いよく滑り落ち、赤く染まった体を清めていく。

すべての血が流れ落ちると露になるのは体の隅々まで付けられた所有印。
その痕を夕鬼が確かめるように指先でなぞると、画頼の体がピクリと震えた。

「ゆ/う/き・・・」

血の気のない唇が自分の名前を呼ぶ。
いくら自分の欲望で汚しても、その手を血で染めようとも、消して失われない穢れのない魂。
唯一自分に悪夢のない眠りをくれる存在。

「お前は俺のものだ」

子羊のように震えるその体を抱き寄せて耳元に毒を流し込む。

「だから、離れるな」
「・・・夕鬼・・・」
「お前は俺だ、そうだろう?」

丸みを帯びた顎を掴んで俯く顔を無理やり上げさせる。
おそるおそる見上げてくるその目を覗き込んで夕鬼は冷笑を浮かべた。

「逃げるなよ、画頼」
「・・・逃げてなんか、いない」
「ならいいけどな」
「夕鬼・・・どうしてこんな事を・・・」

涙を浮かべた瞳が揺れて、頬を伝って零れ落ちる。
そこへ唇寄せ、舌先で雫を舐め取ると夕鬼は満足そうに微笑んだ。

何者にも穢されない綺麗なその涙が、夕鬼の渇きを癒してくれるたった一つのもの。

尚も言葉を紡ごうとするその唇を夕鬼は半ば強引に自らのそれで塞いで、もがく画頼の体をタイルの壁に押し付けた。
逃げようとする画頼の腕を頭上で一括りにして深く唇を合わせる。

このまま抱き壊してしまいたい・・・。

画頼と触れ合う度に感じる暗い衝動に逆らう事なく、夕鬼はゆっくりとその首に手をかけた。

「んっ・・・や、めろっ・・・」

頚動脈の辺りを優しくなぞると合わせた唇の隙間から弱弱しい声が抵抗する。

「このまま・・・俺だけのものになれよ」

ひどく優しい声で囁くと夕鬼は指先に力を込めた。
深く舌を絡めて呼吸のすべてを奪うように口付けを交わす。

「っ、いや、だっ・・・!」
「っ!」

舌に鈍痛を感じ夕鬼が眉をしかめる。
力が弱まった一瞬を見逃さず、画頼は夕鬼の体を突き放した。
肩を揺らしながらハアハアと荒い息をつくと、画頼は夕鬼の顔を思いっきり睨み付けた。

「・・・画頼」

形のいい唇が冷酷な笑みに歪む。

「もうやめてくれ・・・」

どこまでも美しい夕鬼の顔を見つめて画頼は尚も涙を零す。

「もう、嫌なんだ・・・」

顔を覆って泣きじゃくる画頼を見下ろしながら夕鬼は顎を伝う自らの血を指先で拭った。
血に濡れた指先を表情をなくした氷の瞳が見つめる。

その次の瞬間、夕鬼の拳が画頼の裸の腹に減り込んだ。

「ぐはっ・・・!」

突然の痛みに思わず呻いた画頼の無防備な体に、次々と容赦のない暴力が降り注ぐ。

「俺に逆らうな」

傲慢な支配者の瞳で夕鬼が命令する。
前髪を鷲づかみにされて頬を打たれる画頼は、もはや抵抗する気力も体力もなく夕鬼のなすがままだ。
口の中を切ったのか画頼の唇からも血が零れ落ちて顎を伝う。
夕鬼はその様を見て恍惚とした顔で笑った。

「俺のそばからいなくなるなんて許さない」
「・・・ゆーき・・・」
「どこかへ行くなら、その足を切ってやる」
「・・・どこへも、行かない。俺は、お前の傍でしか、生きて、いけないから・・・」

静かな画頼の声に夕鬼はピタリと殴る手を止める。

「ゆ/う/き・・・俺はどこにも行かないよ・・・」

だらりと垂れ下がっていた手を持ち上げて、画頼はそっと愛しみを込めて夕鬼の頬に触れた。

「画頼」

すべての色を失くした声。
しかしその中に含まれた少しの怯えを感じ取って、画頼は優しく微笑んだ。

「傍にいてくれ、夕鬼」

前髪を掴んでいた力が弱まり、代わりに強い力で抱きしめられて画頼はああ幸せだなと思う。
それが歪んだ幸せでも、決して認められないものだとしても画頼には関係なかった。

ただ夕鬼がいてくれれば・・・。

薄れていく意識の中、画頼はただ一人の名前を呼び続けた。

「手放せない、お前だけは絶対に・・・」

自分の腕の中で気を失ってしまった画頼を見つめながら夕鬼は呟く。
額にかかる柔らかな黒髪をかき上げてやると、どこか幼さを残した顔が露になり、その丸みを帯びた輪郭を夕鬼はそっとなぞった。

震える指先を気を失っている画頼が感じ取る事はない。

「俺から離れるのは許さない」

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

もうちょっと詰めれましたね
何か無茶苦茶ですみませんorz
勢いだけで書いてしまいました


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