週刊少年ジャンプ 連載終了作品 「価値」
更新日: 2011-01-12 (水) 00:29:01
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| 連載終了飛翔です。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| やっつけでスマソ
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| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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パラレルだけど原形とどめてないので伏字。
非常に微妙に触手注意。
受けは革命家である。
故に逮捕されて、今ここにいる。
ここというのは隠居している王子の屋敷だ。なぜ若い身空で王子が隠居しているのか、それは受けにはわからない。
最初連れてこられた時は、なぜこの屋敷に住むことが刑罰なのだろうかと思った。
しかし、その晩にわかった。受けが寝ているとぬらぬらした化け物がやってきて襲われた。
不思議と嫌悪感は感じなかった。とっても気持がよかったのでもっとしてほしいと思ったぐらいだ。
翌朝王子と顔を合わせると、やはり初対面の時同様冷たかった。
多分、いや、当然、王子(以下攻めとここでは書く)は受けが何をされるかわかっていたに違いなかった。
それから毎晩化け物に襲われた。さすがに毎日続くと少しふらふらしないでもないが、別jに大丈夫だ。
ただ受けは若い身空で隠居している攻めが気の毒なのでやさしくしてやった。
しかしやはり攻めは冷たかったし、たまに「貴様に同情される筋合いはない」と言ったりする。
多分攻めは潔癖なのだろう。だから受けが毎晩していることが嫌で、嫌悪しているに違いなかった。
そう思われるとやはり受けは引け目に感じて引き下がるしかない、
が、受けはあまり引きずらない性格なので次会った時はまた攻めにやさしくする。
攻めは王子だ。故在って隠居している。別に攻めだって生まれたときから隠居していたわけではない。
最初は王子として教育を受け、周囲をよく見下し高圧的な態度を身につけていた。
そのままいけば何不自由ない順調な生活だった。
けれどもある晩に攻めはぬらぬらした化け物になって使用人を襲った。
母親が自分の父に奉仕していた化け物だと知ったのはそのあとだ。
母親(母親だと認めたくない)は自由に人型にも化け物にもなれるようだが、攻めにはそれができない。
夜になると自分の意思にかかわらず変貌して、人を襲う。
自分から隠居を申し出た。初めての挫折だった。
それから父親は犯罪者を攻めの許に送ってくるようになった。
大分攻めの性格というものも屈折していたので、そういう下衆の生意気な精神をへし折るのが楽しみになっていた。
へし折った後どうなったかは知らん。直接攻めが殺すこともあったし、父親の部下に引き取らせもした。
してみると、受けである。受けもほどなく精神をへし折れるだろうと思っていた。
しかし、受けは攻めに優しい。ここがまずおかしい。庶民なら王子を恨んで当然である。
夜な夜なの過度の快楽にも全く精神に陰りを見えさせない。なんなのだろう。
それで、攻めは受けを好きになった。当然である。
化け物として目覚める前から王子の周囲には打算による人づきあい以外なかった。
そして今はなお一層孤独である。その孤独な身分で受けに優しくされて参らないはずがない。
他人はいさ知らず、とりあえず攻めは参った。
しかし攻めにとって受けを好きと自覚することはより精神を悪化させた。
今は言ってみれば受けの心も体も手に入れていると言っていいのかも知れない。
しかし受けが自分にやさしくするのは同情である。受けの立場の方がよっぽど酷いにも関わらずだ。
体だって、受けがああやって抵抗しないのは攻めの化け物としての魔力のうちである。
攻めは卑怯で不当である。できるなら正当に受けを手に入れたかったと思う。
いかに受けが強い人間とは言え、今後受けの心が折れないとも限らない。いや、絶対折れるだろう。
自分は受けを損ないこそすれ、なんら受けの発展に寄与できない。
とすればできるのは、受けの世界から出ていくことだけだ。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ そのうち修正したの書くかも。
| | | | ピッ (・∀・ )
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続くけど面倒なので省略。本当はもっと受けを愛らしくしたかった。
これで元ジャンルが分かる人はいないだろう。
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