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芸人 ロザン 菅×宇治原 「You understand?」

生注意
高学歴ゲ仁ソ 魯山 大阪府大×京大
元ネタは『微序歳版』の大阪府大の発言です
大阪府大に両刀表現がありますので苦手な方はご注意下さい

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

遊び好きの男だと思われる。女の子のストライクゾーンが広い男だと思われる。
カワイイ顔を武器にしてだれかれ構わず食い散らかして、一度きりの関係を繰り返す情のない男だと思われる。
そういうキャラ付けされて、それを笑いのネタにする分には別にかめへんよ。実際ネタにしとることやし。
けどそれが俺の素やて思われるのは、正直あんま気持ちのいいもんやない。
言うとくけどな、俺、自分からつきあおうて言うて女の子誘ったこと、一度もないねんぞ?
俺の方から誘って、それで俺が捨てたらそれはひどい男やんか。でもな、俺そんなん一回もしたことないんやぞ?
なぁ、おまえならそこんとこ、わかってくれてるよなぁ、うじぃ?

「はぁ?いきなり何やねん」
シーツにくるまって横になったまま、一人そそくさと着替えをしていた男の背中に呼びかけると、ソイツはくるりとこちらに振り返った。
あ、今日コイツは上京してクイズ番組の収録、俺はひとり大阪で留守番ですー。
「何、何の話?俺、あんま時間ないねんぞ」
予想外なことに、さもうるさげな感じで返されてしまった。
ちょ、おまえ、それが昨夜あんなに激しく愛し合った奴に対する態度なん?
いくら新幹線が待ってはくれんからって、そんなん事後の情緒もへったくれもないやんか。
思わずムッとした俺は、ちょっとだけ意地悪な質問をしてみる。
「うじは、俺が女の子と寝るの、やめてもらいたいとか思うてる?」
あ、眉がピクッってなった。相変わらずわかりやすいやっちゃなー。
ソイツはクローゼットの扉を閉め、わざわざベッドのところまでやってきて不機嫌そうに返事をした。
「……別に、そんなんおまえ自身の問題で、俺がとやかく言うことやないやろ」
おーおー、優等生の回答やのー。
確かに、こんなに長いこと一緒におっても、お互いに踏み込まん領域ってのは存在しとるわけで。
コイツも舞台では俺の交友関係にえらいいちゃもんつけてくるけど、プライベートになったらほとんど何も言ってこんもんな。
まぁそのおかげで俺らもこうして長続きできとるんやと思うんやけど。
でもな、俺がこういう気分の時に、そんな面白みのない答えはないやろ?氏腹さん。

俺はシーツを跳ね除け起き上がると、ぐっとアイツの腕を引っ張った。バランスを崩した長身がどさっとベッドに倒れこんだところを、強引に口づける。
「ん、むっ……」
覆い被さるような体勢で、ねっとりと貪るようなキス。そしておもむろに口を離すと、つうっと透明な糸が引いた。
「なっ…いきなり何すんねん!」
「俺はおまえの本音が聞きたいんや。ホンマのこと言わへんかったら、この服もっかい脱がしてヤルで?」
「ちょっ……!」
出発の時間は刻一刻と近づいていた。本気で脱がされかねないと察したのか、アイツはしぶしぶベッドの脇に座りなおして、俺の目をじっと見詰める。
「あのな、おまえが何を聞きたいのかようわからんけど、俺はもう、おまえのそんなんは気にせえへんことにしたんや」
もうて、気にせえへんことにしたて…何や、口ではえらい強気やけど、ホンマはめちゃめちゃ気にしててんな。やっぱカワエエなぁコイツ。あかん、思わず口元が綻んでまうやん。
「何わろてんねん」
「別にー。ほんで、何でなん?何で気にせえへんことにしたん?」
「何でて、そらおまえがいくら女の子と、その、セックスしたかて……」「したかて?」
「だから、おまえの方から……」「俺の方から?」
言いにくそうに口篭り、何度も何度も唇を舐める、その見慣れた顔がほんのり赤みを帯びていく。
「そのぉ、誘っとるわけやないって……わかってんねんもん」
ぼそぼそとめっちゃ小声で告ったところに「はぁ?聞こえません~」と返すと、何かが自分の内でプツンと切れたのか、ヤツは突然大声を上げた。

「だーかーらー、おまえが自分から誘って行くのは俺だけやて、わかってんねんもん!だから心配なんてする必要ないやんか!」

「うーちゃん……」
「…っ!」
自分の口から出た言葉があまりに恥ずかしかったらしい。顔と言わず指先まで真っ赤にして、アイツは口元を手で覆った。

そう、それやそれ。まさに今、俺が聞きたかった答えや。
俺が誘ったのは、後にも先にも一人だけ。ずっと一緒にいたいからって、この世界に引きずり込んだ時からずっとおまえだけや。
俺、愛を込めてセックスできるのおまえだけやから。嘘でも何でもない。ホンマのホンマにおまえだけやから。
ちゃんとわかってくれてんねやな。はは、嬉しいで、うーちゃん。
ま、そんなんはっきりは口に出しては言わんねやけどな。

「うわー、恥っずぅ……」
「別に恥ずかしいことなんてないやろ、なぁ?」
「ん、ふっ…」
俺はアイツの首に腕を回して、今度は下から突き上げるようにキスをした。
「っ…はぁっ」
ひとしきり口内を蹂躙して、今度はゆっくり唇を離すと、甘い吐息がアイツの口から漏れる。
「おまえなぁ…そんなめっちゃエエ顔で。ズルイで、ホンマ」
「えへー」
とっておきの笑顔で応じると、アイツは口を尖らせてぷいっと顔を背けた。
なんや、何から何まで昔からちっとも変わってへんなぁ、コイツ。あぁ、ホンマにカワイイで。
「ところでおまえ、新幹線の時間ええのん?」
「は?って、あああああ!!アカン、はよいかんとー!」
腕時計を見て自分が何の途中だったか思い出したようで、ヤツは慌ててベッドから離れると、大急ぎで出発の支度を再開した。
合鍵を持っているお留守番組の俺は、ベッドに寝転んだままその様をぼーっと眺める。
今ここでまた変な質問したら、アイツ今度こそ本当にキレんねやろうなー、などと他愛もないことを考えながら。

なぁ、うじぃ。俺なぁ、最近こんなん思うようになってん。
世間の皆様にどんなに軽い男やって思われても、たった一人、おまえにそんなんやないてわかってもらえとったらもうそれでええかなって。
あかんなぁ…、俺、おまえのこと好きになりすぎて、人としてホンマにあかんところまで来てしまったみたいやわ。

ま、それも口には絶対出さんねやけどな。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

最近の大阪府大の小悪魔ぶりには禿げ上がる程萌える…

  • 京大様の「DAILY」となかなか相性いいと思う。押しつけがましいことこの上ないが、CD持ってる人は聴きながら読んでみ(ちなみに、ついさっきまでダイアリーだと思ってた。このコメント書くのによく見たらデイリーだった)。 -- 2009-09-09 (水) 11:06:16

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