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ユニコーン 川西×民生

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

本ジャンルを放置してしまうほどの熱を落ち着かせるために書きました。
ナマモノ注意、ユ二コーソ・太鼓唄。

打ち上げ会場の居酒屋からホテルまでは歩いて行ける距離。
明日もライブだからとアルコールの量をセーブしたものの、少し足にキてしまっている。
若い頃ならば、これぐらい呑んでも大したことなかったのだけれど。

ふらふらと前を行くあの人は、若い頃と変わらない呑みっぷりをぶちかまし、今日も呂律の回っていない挨拶で場を締めくくった。
自分のこの変化を『老いた』ととるか、『大人になった』ととるか。
昔より逞しくなったカワ二っさんの背中を見ながら、そんなことをぼんやりと考える。

ふと、前を行く彼の歩みが止まった。
上着やデニムのポケットをパンパン叩くと、大きく肩を落としてしまった。
ゆっくり振り向いた彼の口にはタバコが既にスタンバイされていた。

「夕ミオ、火ぃちょうだい?」
「いいっすよ」

パーカーのポケットから、さっきの居酒屋の名前が入ったライターを取り出す。
渡そうと腕を伸ばすと、その手首をガシッと掴まれた。
そのまま口にくわえたタバコを近づけてきたので、慌ててライターを持ち直して火をつけた。

小さな灯りで照らされた彼の顔は、満足そうに笑っている。

「サンキュね」

そう言うと、彼は俺の手首を掴んだまま再び歩き始めた。

「ちょっと、何やってんすか」
「…あ?ごめんごめん、こうじゃないか」

そう言って彼は俺の手からライターを取り上げると、空いたその手をギュッと握りしめてきた。

「…そういうことでも、ないんだけど」
「えっ違うの?」
「全然違うし」
「でもダメだよ、もう離さないから」

俺が離したくないの、と目を細めて笑う彼に釣られて、俺の顔も緩んでしまった。

…あぁ、そうだ。
きっとこの人には『老いた』とか『大人になった』とか関係ないんだ。
もちろんあの頃より人としても技術的にも成長はしてるけれど。
それでもこの人の根っこは何も変わっちゃいない、『あの頃のまま』なんだ。

ゴツゴツした彼の手から伝わる温もりを感じながら、そんなことを改めて思った。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

いまいちキャラ把握出来てないので微妙…でも書けて満足。

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