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オリジナル 魔王×勇者 「消えた勇者と闇の魔像1」

お邪魔致します。オリジナルものでファンタジーRPGなどの
魔王×勇者のBLです。「消えた勇者と闇の魔像」
               ,-、

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            //  .||               ∧∧
.          // 生 ||             ∧(゚Д゚,,) < BOX仕様
        //_.再   ||__           (´∀`⊂|  < 長丁場
        i | |/      ||/ |           (⊃ ⊂ |ノ~
         | |      /  , |           (・∀・; )、 < がっつり~
       .ィ| |    ./]. / |         ◇と   ∪ )!
      //:| |  /彳/   ,!           (  (  _ノ..|
.    / /_,,| |,/]:./   /            し'´し'-'´
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 |         | ./
 |_____レ"

数年前、魔王と勇者の壮絶な戦いがあった。

大いなる力の継承者として王命を受け、長い長い旅の果てに 深い森と
渓谷に隠された魔王城に辿り着いた勇者は、人間界へと 侵攻する魔王の
野望を阻止せんと、最後の戦いを挑んだ。
その夜、針のように細い三日月が黒雲に覆い隠され、雷鳴轟く嵐の中、
魔王城から光の渦があふれ、耳をつんざく轟音が空と大地を引き裂いた。
夜が明け、人々は徐々に何かが変わった事を感じた。魔王城は未だ存在
していたが、人々を脅かした魔物の侵攻はそれ以来ぱたりと止んだのだった。
しかし、勇者は城から出て来ず、待てど暮らせど彼が王国に帰還する
様子は無かった。これは全て、勇者が魔王と相討って全てを収めてくれた
のだと人々は語り合ったのだった。
 
そして数年の時が経ったが、魔王城周辺はいまだ色濃く瘴気が漂い、そこに
近付く者はたちまち幻惑され、生き残った魔物たちの贄として連れ去られるのだという。
その証拠に、魔王城から時折風に乗って声が聞こえて来るのだ。時に哀切に
満ちたその声は魔物の手に堕ちた生け贄の、断末魔ではないかと。
そうして近隣の村人たちは勇者への感謝をいだきつつも、それぞれの平和な
営みを守る事に没頭し、今やそこへ近付くものは誰もいなかった。

闇に塗り込められたかのような深い深い森と底など見えぬ程の切り立った渓谷、
そして針のような鋭い岩肌の中に、魔王城の威容が現れる。
天高くそびえる塔、巨大な城門、頑強な城壁、複雑に入り組んだ内部は
地下深くまで伸び、まさに人の手ではなし得ぬ業だ。

その地下のもっとも奥深く、重い暗闇の中、小さく灯る炎に照らされ
黒髪の青年の姿がゆらゆらと浮かび上がる。そしてその髪よりも黒い影が、
青年の腕を捕らえ宙に浮かせていた。

引き締まった裸身、その身に走る幾つかの刀傷。しかしきめの細かい
象牙色の汗ばんだ膚。青年は苦しげに、それでいてどこか夢見るような
心地でうっとりと喘いだ。
「うぅ…ん…っ」
青年を戒めている黒い影は、角の生えた家畜を模した像。
これこそが魔物の力の源であり、命をつなぐ「闇の魔像」であった。

やがて聞こえてきた足音に、青年はぼんやりと顔を上げた。夕刻の
空のような赤い眼が、闇の中から現れる。貴石で染め上げたかの
ようなローブに逞しくしなやかな身体を隠した銀髪の男が現れた。
青白く光る膚、切れ長の眼、闇の王たるにふさわしい精悍な顔つきと、
全身から漂う威厳と風格。勇者と相討ちになったという魔王だ。

「どうだ…楽しんでいるか?」
どくん、と明滅する光が魔像から弾け、部屋の壁を伝い染み込んで行く。「んく…っ…み…見た…とおりだ…」
一糸まとわぬ姿で戒められた青年は時折切なげに眉根を寄せ、びくりと
身を竦ませる。

魔像は、青年の菊座に深々と醜悪なモノを突き刺していた。
そしてぎちぎちに張りつめた体内で、まるで生きているかのようにその
身をくねらせる。内圧で首をもたげた青年自身が、その度先走りを滴らせ、
青年を昏い快楽へと誘っていく様を物語る。

魔王はそんな青年の痴態に薄く微笑んで、朱の走った濡れる胸にそっと
指を走らせた。その瞬間また身体を強張らせるのに、魔王は愉悦を覚えた。
「いつまで経っても慣れんな…魔像と我に夜ごとその身を捧げていると
いうのに…」
「いう…な…っ」
そう、戦いに敗れたあの日以来、彼はここで魔像と魔王に永遠に捧げられた
"生け贄"となったのだ。
「うぅ…っ」
「魔像も、お前を気に入っているのがわかるだろう?」
魔像の口から、ずるずると蛇のような触手が這い出て、青年の身体に
まとわりつく。そして全身を締め上げ、愛撫する。
「ククク、お前も相当に好きものだ。こんな形で力を吸われたいとはな」
「ち…が…あぅう…」
嫌悪感に身を捩るも、何度も情を交わし、快楽の絶頂を教え込まされた
身体は、淫らな悦びを次々と呼び覚まし、かつての勇者をますます苛むのだった。
魔像に無惨に貫かれ、無数の触手の海の中で 戒められ、全身への愛撫に
身悶えるこの青年こそ、大いなる力の継承者、勇者の成れの果てだった。

その黒髪はかつて、輝くばかりのブロンドで深海を思わせる蒼い瞳と
相まって見るもの全てに勇者としての輝かしい力と栄光とを感じさせる
ものであった。今はしかし、そのブロンドは失われ、どす黒く染まって
闇に溶け込まんばかりであった。

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.          // 止 ||             ∧(゚Д゚,,) < 誤植あったね
        //, 停   ||__           (´∀`⊂|  < 2本目も
        i | |,!     ||/ |           (⊃ ⊂ |ノ~
         | |      /  , |           (・∀・; )、 < 1になってたね
       .ィ| |    ./]. / |         ◇と   ∪ )!
      //:| |  /彳/   ,!           (  (  _ノ..|
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 |_____レ

すみません1/3が二つになってしまいましたm(__)m
また続きます。お邪魔致しました。

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