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架空のすたっふ~×テクノなおっさん師匠

1乙です。ありがとうございます。さっそくお邪魔します。

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                     |   架空のすたっふ~×テクノなおっさん師匠だモナー
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|  ライブ最高だった記念うpだカラナ
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドマイナーダゴルァ!!
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
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この薄暗いスタジオはどんな真夏日でもエアコンを着けない。
5月に入りそろそろ暑い日が増えてきたな。ああ、今年は涼しい夏だといいなぁ。
師匠は裾からまるでしっぽのようにアースをはみ出させ部屋の中をウロウロしていた。
「師匠!!おはようございます!!朝から放電ですか?」
「朝から、というならば。朝から疑問を投げかけてくるとは何事か。」
去年の夏は確か涼しくなる服とか着てたなぁ。師匠はほんと変なもの見つけるの得意だよなぁ。
師匠が俺の前を通ったのではみ出ているアースのしっぽを軽く引っ張ってみた。
クンッと引っ張られ止まる師匠。あれ、これ本当に繋がってんじゃないだろうなぁ
じろりと睨みつけられたのですぐにアースを離し、なるべくにっこり笑ってお手上げポーズをした。
「邪魔をするな。エネルギー過多で私が壊れたって直せないくせに。」
「エネルギー余ってるんですか?なら俺にわけてくださいよ。」
師匠は俺より結構年上なのに、フットワークが軽くて活発な人だ。
今日だって俺が来る前に変な形の自転車で20キロ走ってきたはずだ。あれ、目立つんだよな。
この間「私はそろそろ年齢不詳、財布不携帯ってイメージでいく」って言ってたんだけど、なかなか成功してる気がする。
自転車乗ってるとこ見てヤンキーが「うおーなんだあれかっけー」とか言ってたし。
「昨日の夜も遅くまでネカマしてたみたいですけど…変なメールとか来てませんか?」
あんまり変な遊びしてると変な事にならないか心配。でも師匠の方がその辺の若者より一枚も二枚も上手だろうなぁ。
「メールなんか知らない。今日は見てない。あいつがうぜーし」
「「うぜーし」って…」
仕事の誘いのメールがここのところ頻繁に来ていたみたい。
断っても断ってもメールしてくるらしい。しかも、ちょっと失礼な文面…。
その依頼というのがロリコンアニメのサントラなんだよなぁ…さすがに師匠のイメージじゃないよ。
「怒りでエネルギーが溜まってしょうがない。だから、放電。」
ツンと音でもしそうな顔で、また部屋をウロウロしはじめる師匠。
なるほどねー。
こんな時は、あれだなっ。
「師匠~…お茶…淹れましょうか?」
「…ふっかーいの。」
「はーい!」

師匠は俺の淹れるお茶をおいしそうに飲んでくれるから好きだ~。
最近じゃ師匠のためにお茶の淹れ方とか勉強しちゃってるし。
「はい、どうぞ。」
一通りウロウロしたらしい師匠がしっぽをつけたままソファに腰掛けていた。
ソファのひじかけに肘をつき頬づえをついている。ちょっと大きめのシャツから半分しか手が出ていない。
そういうたまに見せるかわいいとこ、師匠には言えないけど、俺、ちょっと好き…。
無表情でお茶をすする姿はおじさんなのに、袖がそんなだから困る。
「…私がなんで死にかけのキミをここに置くかわかるか。」
「あのー、すごく元気に毎日過ごしてますけど。」
ちょいちょいとお茶を指差す師匠。
「これ。」
わーい、褒められた。
お茶がおいしいって。つい笑顔になっちゃう。
「今日のは褒美くらいくれてやってもいい出来だな。」
「本当ですか!」
「放電させてやろうか。」
「俺はエネルギーそんなに余ってないんで…」
「じゃあ高級な猫缶でも買ってやろう。」
猫缶って言葉に反応したのか、どこからか入ってきたらしい野良猫が鳴いた。
「ノムラ。」
途端に優しい顔つきになる師匠。ちぇ、俺も猫だったらなぁ…
「何ですかその名前。」
「こいつ、前に一緒に仕事してた野村に似てるんだよ」
野村さんいいなぁ。…知らない人だけど。
いいなぁ。猫も野村さんも。
純粋に羨ましい。俺もそんな風に師匠の中に残ればいいなぁ。
俺が知る限り野村さんて人はいない。だからきっとだいぶ前に仕事してた人なんだ。
なのに未だ師匠の中に居るんだもんなぁ。野村さんが羨ましい。俺もいつかそんな風に…

柔らかい顔でノムラの頭をちょんちょんと撫でている師匠はやっぱりどこかかわいい。
「師匠~俺がいつか居なくなった時、俺に似てる猫が居たら、その時は俺の名前つけてくださいね。」
師匠が吹き出す。
本気だもん…。
「んじゃそれが褒美でいいか。」
「はい!絶対ですよ!」
「あんたが私の前からいなくなったらな。」
あれっ
「あ、駄目ですね。俺、師匠とずっと一緒に仕事したいからやっぱりこのご褒美貰えない方がいいです。」
また師匠が吹き出す。
笑うとなんか尖った歯が見えてかわいいんだよなぁ。
「キミの事は死にかけてるけどいいお茶を淹れる子として記憶しておこう。」
「元気ですってば」
でも、嬉しい。
師匠、これからもよろしくおねがいしまーす。

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ マイナーなのに以前感想を頂きまして
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) どうもありがとうございました。
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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