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芸人 ロザン 宇治原×菅 「どっちが大事?」

生注意
高学歴ゲ仁ソ 炉算 京大×大阪府大

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

京大の実家では犬(♀)を飼っている。
ところがこの犬ときたら、仕事が忙しくほとんど実家に帰ることのない京大本人には、なかなか懐こうとしない。
そんな時、某局のTV番組出演の仕事が入ってきた。
企画の概要は、京大がその飼い犬と仲良くなれるように特訓をするというものだった。
京大のピンかと思いきや、今回は大阪府大も合わせて炉算として二人でやる仕事だ。
「犬と仲良くなるためには、まずスキンシップをとることですね」
そうトレーナーにアドバイスをされて以来、京大は東京や地方での仕事の時以外は実家に足繁く通い、出来るだけ犬と一緒に過ごすように努めていた。

そんなオフのある一日、大阪府大は京大の携帯に電話をかけてみた。
「おお、菅ぁ。うん?あぁ今な、実家におんねん。今日はうちの家族みんな出とるんよ。そう、留守番や、留守番」
「……ほんなら、俺もそっち行っていい?」
やや間を空けてなされた大阪府大の問いかけ。
京大は特に気にも留めず、「おお、きーやきーや」と快諾する。

そんなこんなで、京大宅。
広い家の中には大阪府大と京大、ふたりだけだった。
いや、もうひとり…否、もう一匹。
かわいい『彼女』が、ふたりの間にちょこんと座っている。

「こいつ、最近俺がよぉ遊んでやってるからな。なんか少しずつ俺に懐いてきてん」
京大に紹介された『彼女』は彼の膝の上で、その長い毛に被われた小さな体を愛しむように撫でられ、いかにも気持ちよさげにまどろんでいる。
大阪府大は京大の隣に座り、京大がその犬を愛玩する様をじっと見ていた。
「はー、ほんまかわええなぁ。菅、おまえもそう思わへん?」
めいっぱい癒されたという顔で、隣の相方に同意を求める京大。
大阪府大は答えない。
愛犬の背をよしよしと撫でる京大の長い指を、先程から微動だにせず食い入るように見つめている。
「……どないしてん?」
いつもと異なる雰囲気に気づいた京大は、心配そうに大阪府大の顔を覗き込む。
大阪府大の表情は強かった。
人懐っこい笑みを浮かべて京大にすがってくる時の彼からは想像もつかないほど、険しい形相だった。
室内に立ち込める不穏な空気。
それをいち早く感じ取った小動物は、ひゃん、と小さく一声吠え、慌てて部屋の隅へと駆けていく。
京大は小さな重みが退いた膝を大阪府大の方へ向け、首を傾げつつ、先程まで犬の背に置いていた手をそっと伸ばした。
「なぁ、菅……」

次の瞬間。
ガバッ
京大の指が触れるより先に、大阪府大は目の前の細身の長身に抱きついた。
「ちょっ、どうしたん?いきなり何やの?」
大阪府大の突然の行動。
さっきまでの状況でどうして大阪府大がいきなり抱きついてきたのか、京大にはわからない。
わからないが、自分の胸に顔を埋めたまま離れようとしない相方の頭を、京大は子供をあやすようによしよしと撫でさする。

「……俺、妬いてたんや」
「は?」
やがて大阪府大の口から聞こえた小声の台詞に対して、今度は京大が怪訝な表情を浮かべる番だった。
「うじ、あの仕事入ってからずっとこっち(実家)通いやったろ?ここんとこ、仕事終わってからあんま一緒におれんようになって、俺めっちゃ寂しかってん」
ピンの活動でなければ、仕事の後もふたり一緒に過ごす。
彼らの中ではそれが不文律のように、というかもうすっかり当たり前のこととして定着していた。
だからこそ、炉算としてふたりで仕事をしながらプライベートの時間をなかなか共有できない今の状態に、大阪府大は何か違和感のようなものを覚えていた。
その違和感は、やがて彼の胸をちくちくと突き刺すものに変質していった。
「そんでオフになって、やっとゆっくり一緒に過ごせんねやて思うたら、今日も実家やて言うし。家の人おらんて聞いて来たら来たで、うじは犬ばっかかまって俺ほったらかし状態やし」
「菅……」
「おまけに、犬がうじに撫でられとるの見とったら、その手は元々俺のもんやねんぞ、大体今おまえが居るその場所も俺のポジションやねんぞ、て……その………」
言いたいことを昂ぶる感情に任せて、ひとしきり言い放ち頭が冷えたのか、大阪府大の語尾はだんだん小さくなっていく。
「アカン。俺、何言うてんねや。アホやんな。犬に嫉妬してどないすんねん」

大阪府大の自虐とも自戒ともいえる呟きに合わせて、盛大な溜め息が京大の口から漏れた。
「もう、おまえは……おまえってやつは、ほんまにアホやな」
「うじぃ…」
京大にとどめの一言を突き刺された途端、大阪府大の涙腺は緩み、みるみるうちに大粒の雫が目に溜まっていく。

「そんなん今更言わんでも、俺の手も膝も何もかも全部おまえだけのもんやて、わかりきったことやんか」
「え……」
続いた京大の意外な言葉に、大阪府大は驚いて、今にも泣き出しそうな顔をふっと上げる。
大阪府大の目の前には京大の優しい微笑みがあった。
いつものように京大の指先で涙を拭われる。
それが今の大阪府大にはいつも以上に心地よく感じられた。

「言うとくけどな、俺犬と遊んでやっとる時も、ずっとおまえのことばっかり考えてんで?」
不意に京大の両腕が、小柄な体躯をすっぽりと包み込みんだ。
大きな手が何度も何度も、大阪府大の背中を往復する。
「こうやって抱きしめて撫でてやったら、おまえすごい甘えてくるやろ?それ思い出して、あいつ(犬)にもお前にするんと同じようにしとるだけや。あぁ、菅もこうやって撫でたいわーとか考えながら」
「う、うじぃ…」
自分を上回る唐突で思いがけない相方の告白。
大阪府大は耳まで真っ赤になってしまう。
「犬は犬でかわいいし好きやけどな、俺にとってはやっぱおまえがイチバンかわいいし、イチバン好きなのはおまえやねん」
「うーちゃん…」
ふたりは見つめあい、どちらからともなく自然に唇を重ね合わせた。
最初は啄ばむように軽く、やがて卑猥な水音を響かせるように濃厚に。
「ん、んっ……」
京大とのひさしぶりのキス。
それだけで、大阪府大の中に先程まであった寂しさも嫉妬も、一瞬のうちに昇華してしまった。
自分は京大に愛されている。
それが再確認でき、こうして京大の腕の中にいるだけで、大阪府大は幸せだった。

「おかんたち帰ってきたら、マンション戻ろか。続きはそこでゆっくり…な?」
「うん、ええよ。だけど…」
「ん?」
「もっと抱きしめて、うーちゃん。そして俺をもっと、もっと撫でてや」
「もう、めっちゃ甘えたやなー、すがちゃん」
そしてふたりは、誰も見ていない部屋の中で…。
否、一匹の賢いわんこがお座りをしてじっと見守っている部屋の中で、再び熱い抱擁を交わすのであった。

「ちゅーか、犬に嫉妬するとか、菅めっちゃかわいい☆」
「う……それはもう言わんといて。忘れてや!」

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

先日の歩地玉で京大が愛犬をなでなでしているのを見てハゲ萌えたんだぜ

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