VOCALOID KAITO×がくぽ2
更新日: 2011-01-12 (水) 00:26:00
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| ずっと放置しててすみません。41巻の続きです
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|ちょっとかわったカイガクです
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| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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「あ…かい…と…、もう辛いのじゃ…、もう…」
「駄目、許さない」
ぐ、と引き抜いて、再度奥まで入れると、がくぽは高い声で鳴いた。そして次には何度目かの絶頂に達する。
爆ぜる息が愛しい。
だが許さない。自分のことを主と呼んだがくぽを、まだ許してはいけない。
中で出さない、が条件だ。
背中にかけるとティッシュで何度もぬぐった。
背中は精液でべたべただった。
(後で風呂に入らせる必要があるな…)
一体何回達したことだろう。がくぽにいたっては、達した回数はかなり多い。
苦しいのも仕方ないだろう。
「休みを入れようか、まだ昼だし、マスターが帰ってくるまでには遅い。ゆっくり休みなよ」
「う、うむ。あの…」
「何?」
「我は、感じているということは、主様のことが好きではないのだろうか?」
ふむ、そうきたか。
こんなに無意識に主主と呼んでおいて、嫌いとは思えない。
むしろ好きなんじゃないだろうか。
だがそのことを口に出すのが悔しくて、KAITOは言った。
「しーらない」
「ええっ、そんな…」
「ほら、次いくよー」
小さく舌打ちしたKAITOは、がくぽを押し倒す。
まだ休みきってないがくぽはとめようとしたが、KAITOが許さなかった。
「あっ、ああっ!かいと、もう…」
とろとろにとけた中に、KAITOの性器が抜き挿しされる。
辛そうな顔で訴えてくるのが面白くて。
それでも感じているのが、楽しくて。
そう、今君の相手をしているのはこの僕だよ?この体に教えてあげる。
嬉しいでしょう、山崎さんより気持ち良いでしょう?
「主…様ぁ…」
KAITOは、その言葉に反応して、がくぽの髪を掴んで引き寄せた。
「君は誰としてるの?ねえがくぽさん、僕と山崎さんどう違うの?」
「痛!」
がくぽは、思わず息をのんだ。
KAITOの目には狂気と苛立ちをはらんでいたからだ。
あんなに優しかったKAITOが、今では怖い。
「主様、助けて…」
「え?」
泣きそうになりながら、山崎を呼ぶ。
怖いよ、怖い。
この狂った宴を終わらせてほしい。
KAITOは慌ててがくぽの髪を離した。
「ああ、怖がらせちゃった?ごめんね。がくぽさん。でも僕が相手だってこと、忘れないでね」
落ち着かせるように背中を撫でてやる。
「時々、かいとは怖くなる。何故じゃ?」
「…」
KAITOは少し考えるそぶりをすると、優しい目で、いつもの笑顔で。
結論を出した。
「独占欲、かな」
「独占欲?何故じゃ、何故我にそんなものを…」
心底わからないといった様子で、がくぽはKAITOに問う。
「わからない?がくぽさんが可愛いからだよ」
「かわ…いい…?今までかいとはそんなこと一言も」
そ、と、その唇に人差し指を置いて、言葉をさえぎった。
「今日してみてやっとわかった。ほんと、山崎さんをひたすら慕ってて、可愛いったらありゃしない」
ぞくり。
その言葉にはあまりにも邪気が多すぎる。
いつものKAITOじゃない。そう思って、目を伏せる。
KAITOの目を見ているとざわざわと背筋が泡だって、不安になる。
「動くよ」
「!う、ああっ!――!」
「ひどい…」
「ごめんごめんがくぽさん。はい、水」
行為が終わってしばらくたつと、KAITOは元のKAITOに戻っていた。
いつもの明るく、頼りがいのあるKAITOに。
ベッドで突っ伏して辛そうに呼吸を整えようとするがくぽに、KAITOが水を持ってくる。
水を受け取って一気飲みすると、ようやく落ち着いて、のろのろと服を着だした。
確かに見たところ跡はつけられてない。
「あ、ちょっとがくぽさんどいてー」
「何じゃ?」
「証拠、隠滅」
にっこりKAITOは笑うと、濡れぶきんで、乾きかけてるベッドについたがくぽの精液を拭い取った。
全部は拭えなかったが、それでも気づくものはいまい。
こもった空気に窓を全開にして、この雰囲気を追い出した。
「はい、がくぽさんにもアイス」
「あ、すまぬ」
ミルクアイスキャンディをがくぽに手渡す。袋の開け方がわからないらしく、苦戦するがくぽに、KAITOが教えてあげて、やっと開けられた。
当たり前だがアイスが冷たいので、恐る恐る舐めているところが、なんだかとても可愛い。
「前も食べたことあるでしょ?がくぽさん」
「う、うむ、だが毎度一口目が冷たくて怖いのじゃ」
武士のなりでアイスを怖いなんて、どういう性格なんだろう。
案外怖がりなんだろうか?最中の様子からしても、自分の豹変振りに、相当怖がっている様子だったし。
実際、怖いのだろう。
だが、自分が一番驚いている。がくぽさん一人相手にこんな感情がむき出しになることが。
「?」
やっとひとなめしたがくぽが、無表情になり考え込み始めたKAITOを不思議そうに見やる。
あわててKAITOは、なんでもないよ、と手を振って、ばくばくとアイスを食べ始めた。
風呂に入って汚れを落とし、さて気持ち新たになったところで、さっきまで怒って何もいえなかった分を取り戻すかのように、がくぽを甘やかした。
怖かったKAITOはもういない。
KAITOはがくぽを膝にねころがせながら、話した。
さっきは嫉妬でなせなかったけれど、大事なことなので話しておくことにした。
「あのね、がくぽさん。さっきしてて思ったんだけどね」
「何じゃ?」
「がくぽさんとても山崎さんのことが好きだよ。僕の名前呼ばないで、山崎さんのことばかり呼んでた。山崎さんのこと、がくぽさんは嫌いじゃないよ。だからこれからは僕やほかの人とはもうこういうことはしないでおこうね」
「うむ、我もかいととは良き友でいたい。すまぬな、色々と。そろそろ帰らねば、主様に怒られてしまう」
むくっと起き上がると、鍵を手にとって、KAITOに笑いかけた。
「また何かあったらかいとの所にきてよいか?」
「うん、おいで。なんか話そうよ」
がくぽの笑顔に笑顔で返すと、KAITOは手を差し出して、がくぽと軽く握手をした。
「ではまたな、かいと!」
パタン、と扉が閉まって、かいとはぽりぽりと頭を掻いた。
「…なんでああなったのかなあ…」
自分でも抑えられないほどの興奮と独占欲が、いまだに信じられない。
とりあえず本でも読むことにした。
「っはー、ただいまがくぽー」
「おかえり」
がくぽはナスの漬物を食べながら、山崎を待っていた。
がくぽに近づくなり、山崎はがくぽを抱きしめる。
「はあー、疲れたー、癒されるー、がくぽー。大好きだー」
「…我も好きじゃ」
意外な一言に、山崎は固まった。
かと思うと、猛烈に口付けをしてくる。
よっぽど嬉しかったのだろう。
「んんっ!」
唇を離すと、山崎はまたもがくぽを愛ではじめた。
「もう、可愛いな、がくぽはー!」
「…むう。それより腹が減ったぞ、何か作っておくれ」
山崎はとてもい笑顔で返事をすると、がくぽを話して調理に入った。
ナスの炒め物を作るつもりらしい。
それにしても、と思う。
やっぱり自分は山崎の体温が好きなのだ。
山崎にKAITOとの行為がばれないかと思っていたが、取り越し苦労のようだった。
それに、山崎といると安心できる。
大きな手で抱きしめられると、気持ちよくて目を閉じたくなる。
やはり自分は山崎のことが好きなのだ。
KAITOの家にも間を置いて、深田が帰還していた。
どちらかというと勘のいい深田はなんとなくいつもと違うことに気づいたが、本を読んでいるKAITOが、いつものように笑いかけてきたことから、そのことは忘れることにした。
本を膝の上に置くと、KAITOは笑顔で言う。
「お帰りなさい、マスター」
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 随分古いのなのでアレですが・・・。
| | | | ピッ (・∀・ )次は幸せな二人を投稿したいです
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