洋楽 the Police
更新日: 2011-01-12 (水) 00:21:08
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
懐かしの洋楽。英国産「世界一」とか言われたこともある3ピースバンド。
メンバー(ドラム)がバンド内を撮ってきたフィルムで作った内情映画より電波受信。
「警察萌え萌え話。「大手レコード本社訪問、案dy男前大作戦」、の巻き」
(1970年後半、警察はとうとうメジャーレコード会社との契約を取り付けられそうだった。ツアーというドサの最中、
大手会社の社長と面会する機会を得た彼らは、マネージャーのmyルスの思惑で、「顔つきが優しい」案dyを前面に
出して話し合いに臨んだ。結果は上々。しかし、その日の夕方、社長秘書からmyルスに連絡が入る…)
(素=素ティン愚(ベース) 酢=酢チュ(ドラム) 案=案dy(ギター) 舞=myルス(マネージャー・酢の兄)
素「myルス、聞いた話によると某社長が夜に案dyとメシ食いたいって、いってきたんだってな」
舞「うわ、誰からきいたんだソレ」
酢「おれだよ、兄ちゃん!」
舞「…伊アンの野郎、後でウメボシの刑だ!」(伊アンは舞の弟で酢チュの兄貴。きっと末っ子の酢に甘い)
素「兄弟の内ゲバは後でゆっくりやってくれ。問題は今だろう! おい、まさか案dyを差し出すんじゃねえだろうな」
舞「差し出すって、別に飯食うだけだろ?」
酢「兄ちゃん、うそついてる目だ」
舞「お前、後でゾウキンの刑にするぞ!」
素「なんで案dyなんだよ! オレじゃないの!?」
舞「ああ、そっちね。お前つくづくナルシーだなあ(pgr)」
素「いいから、案dyじゃなくてオレを差し出せよ! そいつを一発殴ってこの話をご破算にしてやるから!!!」
舞「それじゃ困るんじゃあ!」
酢「案dyには、その話、行ってるの?」
舞「ああ、もうそろそろ用意して車を待ってるんじゃないか」
素「ちょ、それ早く言ってってば」
酢「素ティン愚、待って! 兄ちゃん、話は後で!!」
舞「おい、お前ら! …案dyは、納得してるんだよーって、聞こえないか。おお、もうあんなに小さくなって」
(ホテルのフロアを歩く案dyに、素、酢が追いつく)
素「案dy!!」
案「おお、素ティン愚。どーした」
酢「どうした、じゃないよ! 話を聞いたぜ」
素「お前が嫌な思いするなんて、おかしいだろ?」
案「…まともな物言いの、その裏は?」
素「オレが食う前に、他人に食わせてたまるかい」
酢「同意」
案「あのなあ…。ま、いいや。なんかお前ら勘違いしてるよーだが、俺は別にムリヤリ行かされるわけじゃないぞ」
素「は? なんだそりゃ」
酢「案dy、まさか…」
案「あー、いやいや。そんなことじゃなくてw。俺はこんなこと慣れっこだから」
素・酢「慣れっこ?」
案「この世知辛い業界だぜ? 自分で売れるもんがあったらなんだって売ってきたからさ。だから今回のことだって別段どーとも思ってないから、心配すんな」
酢「だって、嫌じゃないの?」
案「(カラカラ笑って)ああ? だーいじょーぶ! 今迄だって、おっさん等が
俺の上で頑張ってる間、目え瞑って顔作って、10数えてりゃ終わっちまうもん。
あいつら3分持てば長いほうだからよ」
素「…そ、か?」
案「お、車きたな。んじゃちょっくら、いってくるわ。一人でうまいもん食ってくるから。わりいな!」
酢「ああ…うん」
案「契約、期待してろよ。じゃーな!!」
素・酢「…いってらっしゃーい…」
(車が走り去ったあとも呆然と立ち尽くす2人)
酢「…慣れっこって…」
素「…3分、か」
酢「どんだけスゴイんだ」
素「(視線を上に持っていって、なんか数を数えてる)…5分は持つ、と思うんだがなあ」
酢「お前なんか、秒殺だろ」
素「言ったなてめえ! この馬並み「だけ」野郎のくせに!!」
酢「時間が長けりゃいいってもんでもねえぞ、遅○野郎!!!!」
素「なんだと!?」
酢「ああ!!」
(車がすーっと帰ってくる。中から案dyが降りてきた)
案「なんだ、お前ら。まだいたの?」
酢「ええええええええ!?」
素「なんだ、そりゃああ!!!!!」
案「あ、そうだ。酢チュ。ホレ」
素・酢「?」
案「契約書。仮だけど。myルスに渡しといて」
酢「へえ!?」
素「あ、案dy、さん?」
案「飯ナシだったぜ! まったくシケた話だよなあ。しかも社長の机の上で、たった1分で終了なんだもん(笑)。ダメだねー」
素・酢「…」
案「あーはらへった。メシまだ残ってる?」
酢「ボクの部屋に、ピザとビールが、ありますが」
案「あそ。鍵貸して。んじゃ、食わせてもらうわ。先戻ってるぞ」
素・酢「ハイ」
(足取り軽く、すたすた前を行く案dyを、言葉なく見送る若造2人)
「案dy・夏男…ギラついたボーカルと、やたらデカくて騒がしい
ドラムの間で目立たないが、秘かにバンド中で、実は一番おっとこ前
なんじゃないかと思われる男…」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
てなわけで、去年ちょっとだけ再結成された警察の若い頃のお話でした。
判らない方も多いと思いますが、ごめんなさい。
このページのURL: