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芸人 ナイツ 「おしゃれイズム収録後」

生注意、ゲイニソ騎士sです。
先日放送されたオサレismの
ハ/ナ/ワを取り合う元相方と現相方のバトルに萌えすぎ
SSまで書いてしまうという
とんだミ/セ/スを犯してしまいました。

エロ無し、ハ/ナ/ワ目線、相思相愛で

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

尾紗礼izmの収録が終わった後、
久々に会った昔の相方と、近況報告やら今後の激励やら軽く立ち話をしてから、楽屋へ戻った。

先に部屋へ帰っていた現相方の槌谷君は、静かに一人、机に向って座っている。
ただ、何か雰囲気がおかしい。ADから返却されたネタ帳を前に、ムッとした表情で固まってる。
・・・多分、今の槌谷君は相当機嫌がよろしくない。

(まぁ、原因は、どう考えてもさっきの元相方登場のせいでしょうが。)

さすがに何か言わなきゃいけないと思い、とりあえず正面に座った。
でも、目の前の相方の表情は全く動かず、ずっと下を向いたまま。
重い沈黙が部屋中に充満してて、とにかく気まずい。
収録中に、元カノ今カノに挟まれた修羅場みたいって言われてましたが、
・・・残念ながら、修羅場はまだ終わってなかったようです。

ただ、じっとしてても埒が明かない。意を決して声をかける。

「あの・・・、すみませんでした。」
「・・・なぜ謝るんですか?葉縄さん、何も悪いことしてないじゃないですか。」
「いや、さっきの収録のせいで、かなり気分を害されているのかな、なんて思いまして。」
「・・・全然そんなことないです。いつもどおりです。」
「もしかして、怒ってますか?」
「・・・だから、別に怒ってません。それに怒る理由もないです。」
「でも、いつもよりあからさまに機嫌悪いですよね、槌谷君。」
「・・・」
「・・・」

また沈黙。相方は相変わらず下をむいたまま。

次に何を言うべきか、考えあぐねていると、
しばらくしてから、思いつめたような、観念したような声で、
相方がゆっくり話し出した。

「あのですね・・・本当に、怒ってるとか、そういうのはないです。」
「・・・はい。」
「ただ、確かに、穏やかな気分でもないです。」
「・・・申し訳ないです。」
「いや、だから、謝らないでください。
葉縄さんは悪くないんです。
・・・何と言うか・・・。
前の相方さんが出てきただけでね、
こんなに動揺して、落ち込んでる自分に、正直ものすごく戸惑ってるんです。
それこそ表情を繕って、
愛想笑いをする余裕も無くなる位、心が痛くなったのも事実で・・・。」

と、それまでずっと手元ばかり見ていた槌谷君が
すっと顔をあげ、何時間かぶりに目が合った。

「でもね、だから、その・・・逆に今回の件で身に染みて分かったんですよ。
僕は、葉縄さんが心底大好きで、
葉縄さんは、僕にとって失い難い、大切な存在なんだなって。」

・・・・・・。
あ、マズイ。
まさか、真顔で面と向かって、プロポーズばりの熱い告白をされるとは思わず、
予期せぬ出来事に、ものすごい勢いで顔が赤くなるのがわかる。

そんな僕の顔を見て、
槌谷君自身も、自分が結構なことを口走ってしまったのを、ようやく自覚したらしい。

トレードマークの眼鏡がくもるくらい、茹で蛸のように真っ赤になって、

「あ、いやっ、その、違うんです!
そういう好きじゃなくて、ああいうスキっていうか、あれ?一緒か?
いやいやいや!とにかく違うんですよぉ!」

と、照れて半分パニックになりながら、何か一生懸命弁解している。
そんなめったに見られない槌谷君の取り乱してる姿を見ているうちに、
彼には申し訳ないものの、ちょっぴり笑えてきまして。
いやいや、ホントお茶目ないい相方だと思います、フフフ。

(さてと。
それでは、こちらもきちんと言わないと、不公平ですよね。)

恥ずかしさを紛らわせるためか、
あわあわと妙な動きを続けている相方の手をとる。
ちょっと落ち着いたのを見計らって、じっと眼を見つめ思いを伝えた。

「槌谷君、僕も同じ気持ちです。
君が横にいてくれるから、ここまで来られたし、
ツッコミが君だから、僕も、安心して思う存分ボケられるんです。
ありがとう。
これからも末永く、よろしくお願いします。」

深ーく深ーく、最敬礼のお辞儀をする。

「…ハイ、こちらこそ・・・。
こちらこそ、ずっとずっとよろしくお願いします、葉縄さん。」
そう言いながら、そっと、でも、しっかりと、握り返してくれた手に強い信頼を感じました。

「じゃ、今日は久々に二人で飲みにでも行きましょうか。」
「そうですね。はい、喜んで。」

そういって、いつものように明るく返事してくれた彼の顔は、
ちょっと涙で目が潤みつつも、最高の笑顔でした。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

この2人を見てると先輩後輩って関係性がいいって思う
「さん」「君」萌え~


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