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夢魔の天蓋・ネクロノミコン

需要もねぇ!供給もねえ!な、携帯アプリゲームマの天蓋・ネクロノミコソのハヤミ×ジソネタ
ちょっとネタバレあります
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

夢魔の天蓋の下
ゆめまぼろしのうたの中で

声を 確かに聴いたんだ。


休みの日
さんさんと降り注ぐお日様の光はまぶしくて
光は洗濯物を乾かして 夜にぼくらを包んでくれる布団はふかふかになる
ただ、そこにあるだけで幸せになれるような
まるで魔法のような休みの日

そんな魔法の欠片であるお日様の光が、ドアの隙間からきらきらと漏れ出ているんだ。
すぐ、あの光にふれたい
お布団の上で寝転びたい。

なのに、ぼくはこんなにも暗いところに閉じこもって――

閉じこもるということは、一人でいたいこと
閉じこもるということは、誰にも会いたくないということ
なのに、なのに
こんなわかりきった場所で
こんな場所にいるということは、そう。相反する。
一人でいたいこと、誰にもあいたくないということ
そして

「ジン、泣いているの?」

欠片だったお日様の光が、その声とともに一気にあふれ出した。
眩しさに目がくらむ。
くらり、くらりと
その刺激が、まるで心臓までも貫いているような。

お日様の先にいるひとは、いつもと変わらない様子で語りかける。
慈しみ、見守り、包み込み

「あなたは、優しい子だから」

剥き出しの肉の香りのままで、あのころと変わらない言葉を――。

夢の中、占い師
占い師は言う、貴方に理解者が
理解者は滅し、貴方は一人

理解などされない、ハナで笑うジン

そして時が訪れ、あの男ととであい
そして、そして

物語の終焉はやはり、ハッピーエンドなどありえない

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ ;)ハイハイ フンイキフンイキ


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