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428 研究助手×研究所長

埋めがてら、ゲェム4二8、研究助手×研究所長
連投になってしまい申し訳ない

×というより、助手→所長です
なかなか時間が取れず、まだ15:00までしか進んでなくて、だから色々間違ってるかもしれませんが
萌えの暴風雨が止まらない…

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

(何故だ…)

警戒心の強いひとだった。
いや、警戒心が強いというより、他人が自分の世界を侵すことを何より嫌うから誰も近付けさせないようにしている、そんなひとだった。
だからゆっくりと近付いて、彼の視界に自分がいることが普通だと思わせることから始めた。

我ながら気の遠くなるような計画

身近で共に働く彼は、まさに天才という名に相応しい男だった。
それを素直に認められず、自分だって負けてはいない、負けるはずがないと何度も思った。
しかし、折々に触れるその才能の煌きを目の当りにする度に打ちのめされ、
所詮自分は秀才止まりでこの男に勝つことはできないのだと、自らのプライドを粉々にする【事実】を認めざるを得ない。
酷い屈辱感だった。

同時に、研究以外での彼が如何に不器用で何もできないかを知る。
できない…のではないだろう。
正確には研究以外のことには興味がなく、必要に駆られないとやらない、やりたがらない。
その必要の最低ラインが普通の人間と著しくずれていることに気付きもしない。
食事ですらよく忘れ、あまり楽しむこともせず、必要な栄養素を的確に摂取できるのであれば短時間で済ませられるサプリメントで十分なのにと思っている節があり、
研究に携わっていない時の彼はまるで植物のように静かだ。

そんな彼に近付くのは以外に簡単だった。
助手という立場であれば尚のこと。
彼の厭う煩雑な事務作業をやってやることから始める。
次第に自分の存在に慣れ、感謝しつつ様々な事を委ねるようになっていった。
あまり人間になれていない、天才という名の歪な生物をゆっくり手懐けていく。
…何れは自分の手からしか餌を食べなくなるほどに躾けてやりたいと………

それがどうだ………
目の前の光景に、眼球の裏が深紅に染まるほどの怒りを覚える。
昨夜会ったばかりの、ほんの少し前には自分に『嫌な男だ』と愚痴を言っていたその相手に…
少し拗ねた顔
はにかんだ様な微笑
自分が長い時間をかけて手にしてきたそれらを、いとも容易く差す彼が憎い。
…憎くてたまらない。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

badendに向けて一直線w
感想くださった方、本当にありがとう
同士がいて、ものすごーく嬉しいです


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