くりぃむしちゅー有田→ネプチューン堀内
更新日: 2014-02-07 (金) 19:41:22
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| お藁い迎人、栗ぃむ・蟻田→海王星・彫り券
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 空前の蟻券ブームです。
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ハッピーエンドじゃないので注意
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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ほっとけないヤツが居る。
年齢は、俺より一個上のクセに妙にフラフラしてて
よく言えば純粋だけど、この歳じゃもうそんな事は言ってられない。
だって俺達、そろそろ四十路なのよ?
「ねえねえ、ありぺー。」
「どしたの?ケンちゃん。」
そのほっとけないヤツは
俺が返事をすると「うんうん」とうれしそうに頷いて
くだらない話をやけに楽しそうにはじめた。
彼は、本当に子供っぽく笑う。
「ホント、ケンちゃんって、ほっとけない感じよね。」
「それ、番組の企画だろぉ?」
「いやいやホントよ。」
キャッキャ笑う彼に、俺はちょっと真剣な表情を作って答えた。
以前、彼を「ほっとけない」迎人達で番組を放送した事がある。
俺は収録には参加できなかったんだけど、
一応、VTRという形で出演させてもらった。
彼はそんな企画はただの冗談だとしか思っていないようだが
実際、この永遠のピーターパンをほっとけない迎人は数多い。
「ねえ、ケンちゃん笑ってるけどさぁ」
「俺、意外とほっとかれてるよ。」
俺の言葉をさえぎるように
彼は、はっきりと言った。
いつもはふにゃふにゃした言葉で
何を言ってるか聞き取れない事もある彼の言葉が、
それが、やけにはっきりと聞こえた。
「俺、ほっとかれてる。もう、だいぶ前から。」
彼は
一瞬、俯いて暗い影を落とした後
何かを振り切るように顔を上げて、ニコッと微笑んだ。
その笑顔は、
無邪気さを繕った大人の表情だった。
「な!ありぺー!一生独身でいようぜ!」
ああ、わかった。
彼が誰にほっとかれているのか。
いや
彼が誰にほっとかれてると思っているのか。
彼はずっとずっと、「あいつ」を待っているのだ。
自分のものにならず
1人で幸せを手に入れた「あいつ」を。
俺は、「それは困るなぁ。」と苦笑いをして
彼のくだらない話に、再び付き合うのだった。
俺の肩に回された腕が、
すこし震えていたような気がした。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 「あいつ」は、海王星・鯛象のつもりでした。
| | | | ピッ (・∀・ )
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- 萌えはげました!アリケン好きです! -- 2014-02-07 (金) 19:41:22
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