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ボカロ KAITO×がくぽ

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  └──────│ずっとアク禁食らってました。何故か。
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「がくぽ!行ってくる前に一発」
「嫌じゃ!昨日もしたではないか!」
迫って口付けをしてくる山崎の顔を押さえて、さらに自分の顔をそらして拒否をする。
「はよう行ってまいれ!時間じゃ!」
「がくぽ~。分かった、行ってくる。七時には帰ってくるから!」
ばたばたと慌ただしくでていく。
と、いったんでていくと、また戻って、とんとんと頬をたたいて屈んだ。
「なんじゃ」
「がくぽ、ほっぺちゅーして」
なんと図々しい。
だがどうせしなければこのままだ。
がくぽはそばまでいくと、頬に口付けた。
山崎は実に嬉しそうに笑うと、がくぽを抱き締める。
「行ってくる」
手を振ると、山崎はアルバイトにでかけた。

「ふう」
やっと出かけた。
今の時間帯は昼。
麗らかな午後の日差しが眠りを誘う。
目が閉じて、かくんと首が動き、ふるふると首を振った。
「いかんいかん」
そうじゃ!とぽんと手をたたく。
がくぽ用の鍵を手に取ると、部屋をでて鍵を掛けた。

「かいと」
深田の部屋の呼び鈴をならす。
すると、KAITOがアイスを持って出てきた。
「がくぽさん、どうしたの?」
「主様がいないのじゃ。かいとが暇ならお邪魔しようかと思ってな。かいとは忙しいか?」
「んーん、暇だよ。こっちもマスターが仕事行ってんの。入ってー」
扉を目いっぱい開けられ、がくぽが招かれる。結構男の暮らし部屋にしては綺麗なこの部屋は、山崎宅とは大違いだ。
「うむ、少々相談がてら。次郎はいないのか」
「うん、今日は夜まで帰ってこないよ」
KAITOはベッドに座りながら、アイスの残りを頬張っていた。
KAITOの隣にがくぽが座る。
「がくぽさん、どうしたの?また悩み事?」
「そうじゃ。以前の相談の接吻ははおかげで慣れた。しかし」
KAITOはアイスをたべきると、うんうんと頷いた。
いつもより困惑したようながくぽの横顔を眺める。
「夜伽は義務か?」
「はぇ」
思わず間抜けな声が漏れる。
「昨日も夜伽をしたのに、今朝も主様は迫ってくる」
「ふーむ。僕はたまに、かな」
山崎といえば、三度の飯よりがくぽ好き。
深田が呆れるほど、がくぽに愛を注いでいる。
やれがくぽの体はきれいだの、やれ歌声は最高だの、やれ抱くとき気持ちいいだの。
KAITOからすればそこまで想われているがくぽが羨ましく思う。
「がくぽさん、それは愛だよ。山崎さんは本気でがくぽさんが好きなんだよ」
「だが、嫌がっているのに、強要するのが気に入らん」
「嫌なの?」
そういわれて、がくぽは固まった。
本当のところどうなのだろう。
嫌いではないが、そう、山崎となら優しいから気持ちいいし、でも、朝まで強要されると昼間ぐったりと疲れてしまう。
それが簡単に言えればいいのだが。
「う、ん」

とりあえず頷いてみる。
「そっかあ」
KAITOは何の気なしにがくぽを見て、改めて綺麗で無垢な存在だと認識した。
綺麗に紅の引かれた唇、ちょっとたれ目の目じり、とても長く美しい髪が、綺麗に結われている。
そして服を破かれたせいで、代わりに来ている浴衣がとても似合っていて、生足が見えている。
自分を見ていることに気づいて、がくぽはKAITOを見上げた。
無垢な視線が、KAITOを射抜く。
「ねぇ、僕と試してみる?」
「え?」
気づけば、がくぽに口付けられて押し倒されていた。
「え?え?」
二度目の口付けをされる。ぼんやりしてて、つい押し倒されて、驚いてあいた口の中に、舌が入り込む。
「んむっ」
どんどんと、押し倒してくるKAITOの背中をたたくが、びくともしない。
「ねえ、僕と試してみようよ」
「なっ、何をじゃ!」
KAITOから迫られたのは初めてで、いいお兄さん状態にしか思ってなかったKAITOからこんなことされるとは、正直思ってなかった。
だから素っ頓狂な声が出た。
「僕として感じるか、それとも山崎さんのほうが感じるか…。僕としてあまり感じなかったらがくぽさんは山崎さんのことが好きなんだよ」
「??そうか??」
なんだかうまく言いくるめられたような気がするが、KAITOが言うならそうなのだろう。
それだけ考えて、がくぽはおとなしくベッドに転がった。
でもよくよく考えると、これは非常にまずい状態なのではないか。
「マスターたちにばれたらまずいけど、がくぽさんが何も言わなければわかんないよ?」
「そ、そうか?ところで本当にこれをすれば愛がわかるのだな?」
「うん。跡もつけないから安心して」
と、いったところで、体が感じる感じないは散々開発されているがくぽには、感じないことのほうが難しいと思うが、あえて言わなかった。
服をそろそろと脱がせていく。
実は男役は、KAITOは初めてだった。普段は女役で、深田としているのだから。
だからこそ、がくぽにこんな感情を抱いたことが珍しくて、がんばってやってみようかと思ったわけである。
所謂、自己中心的な考えである。
浴衣を一枚脱がせば中は全裸で、真っ白いがくぽの肌が見えている。

「がくぽさん真っ白~綺麗な肌だねー」
「そんな…」
「僕も脱ぐけど、こんなに肌は白くないなあ」
きゅっと乳首を摘むと、早くもびくんと体が快楽を示す。
これはいい反応が出そうだ。
(大体がくぽさんを独り占めなんて山崎さんずるいよね~)
マフラーを放り投げ、服を脱ぎ、ズボンも下着も脱ぐと、二人とも全裸になった。
KAITOは、なかなかにいい体つきの、男性として標準くらいの筋肉のついた体である。
ひょろりとした体系のがくぽとはだいぶ違うことに、がくぽは驚いた。
「あのねがくぽさん」
「なんじゃ」
「僕、男役は初めてなんだ。だから下手でも怒らないでね」
にこっと無邪気に笑うと、がくぽの肌をなめた。
「んっ、別にかまわんぞ、我も少々緊張している」
「がくぽさん可愛いね」
ちゅ、と頬に口づけすると、がくぽに半身を起こすように指示をする。
「?」
「舐めて?いつも山崎さんにしてるようにね」
「んむ…」
指示されるがまま、起ちあがり始めているKAITOの性器をしごき、口の中に入れていく。
ちゅぷちゅぷと音がして、性器には鋭い快楽が走る。がくぽの頭に手を乗せながら、時折その手に力が入った。
「へー。がくぽさん、うまいんじゃないの…」
「んっ…」
「早く挿れたいなあ…」
いつもしているから、とても気持ちいい。思わず射精してしまいそうになり、がくぽの頭を掴んで離した。
頭を無理やり引っ張られて痛いのか、少し辛そうな表情のがくぽがたまらない。
口の周りは唾液と先走り液でべたべただ。
「ありがと」
ちゅ、と唇に口付けると、ベッドにうつ伏せに転がした。

後孔があらわになって、そこに唾液でぬらした指を入れる。
すると、枕をかんでいたがくぽが反応を示した。
「ん…」
「ねえ、がくぽさん。いつもどんな風に山崎さんにされてるの?ここ、こうしていじってくれてる?」
「言う…なあ…、くっ…ん…」
その言葉に、後孔がきゅうきゅうと指を締め付けてくる。
「ふふっ、がくぽさん可愛い」
「だめじゃかいと、感じてしまう…我は淫乱なのか…?」
ひくんと体が跳ねる。KAITO相手でもこんなに淫乱な自分に、多少驚いているらしかった。
くにゅくにゅと指を伸ばして、中のいいところをぐりぐりと押すと、悲鳴のような声をあげた。
「ここ弱いんだ?うん、わかるよ。この辺って気持ちいいよねー」
指を二本にふやして、いいところをついてみる。何度も声を上げるがくぽに、妙な優越感を感じた。
山崎さんに勝てるかな?
それとも自分のほうが負けるかな?
なんにせよ、この状態を楽しむべきだろう。
「あっ、ああっ…!」
枕を握り締め、必死に耐える姿が、なんとも可愛らしい。
「ねぇ、挿れていい?がくぽさん。ここ、こんなにほしがってるよ?」
その言葉に戸惑って、がくぽはその状態のまま、目をそらせた。
もしこのまましてしまったら、本当に浮気というものになってしまうのではないだろうか。いや、間違いない。
絶対的に浮気になってしまうだろう。
しかも相手が、兄のように慕ってきたKAITOだ。
「だが、そんなことしたら…主様が…」
「黙ってれば大丈夫、中だしはしないし、跡もつけないし、証拠隠滅すればちょろいちょろい」
容赦なくがくぽの腰を掴むと、ゆっくりと、その身を沈めていく。
「あ…!主…様…」
全部入ると、先ほどがくぽがもだえていた箇所を集中して攻め立てる。
ピンク色に上気したからだが、ひくんひくんと反応した。

「がくぽさん、気持ちいい?」
「主様あ…!あうっ、そっ、そこは、だめじゃ、だめじゃ!ひあっ、はあん!主様、主様あ…!」
さっきから主様主様と連呼するのがなんだか面白くなくて、KAITOの顔から笑みが消えた。
強引に顎を掴んでこちらに向かせる。
体勢からして辛いようで、目を閉じたままKAITOのほうに顔が少し、向いた。
「今がくぽさんとしてるのは誰?いってごらん?」
優しい問いかけの中に、無数の嫉妬がある。
 うらやましいな、山崎さんは。こんな状態でもまだがくぽさんに想われてる。
そんなことを考えながら。
「…?かいと、なんだか怖いぞ…」
「あっ…ごめん、ごめんねがくぽさん。あんまり山崎さんのこと呼んでるから、ちょっと嫉妬しちゃった」
「…かいとじゃ。かいとと…夜伽をしておる…」
「うん、そうだよね。じゃあ名前呼ぶ相手間違えてるよね?」
独占欲だ。
 こんなことまで言わせてなんになるというのだろう。
山崎さんから奪いたいのかな?
がくぽさんを、山崎さんから奪いたいのかな?
顔から手を離すと、ずんずんと攻め立てた。
中の熱にくらくらとしながらも、いいところを攻め立てていく。
「ああん!かい、と、かい…と!」
「気持ちいいんだ?がくぽさん」
必死にこくこくと頷くがくぽに、満足そうに笑みを浮かべた。
めちゃくちゃにしたい。自分だけしかわからなくなるようにしたい。
全部、山崎さんのことなんて忘れるくらい気持ちよくしてあげたい。
 そしてすべてを自分で埋め尽くしたい。
腰を動かしながら、乳首を摘む。高い声を上げて、がくぽは高みに達した。
「はあ…ふあ、まだ、するのか…?」
「甘いよ、がくぽさん。普段どんな風かわかんないけど、まだ僕はイってないよ?まだ楽しませてもらうからね」
きゅう、と締め付けてきて、KAITOは達する直前に中から引き抜いて、がくぽの背に精液をかけた。
それを近くにあったティッシュでふき取る。
「早く綺麗にしないと気持ち悪いもんね?」
笑顔で、本当に邪気のない笑顔で、がくぽに問いかけた。

がくぽは真っ赤になって、何度も頷いていた。
まるで壊れた人形のようだ。
 と、KAITOがベッドの真ん中に横たわる。端っこにいたがくぽに、ちょいちょい、と指を動かしてくるように命ずると、自分のすでに起ち上がっている性器の上に腰を下ろすように言った。
「挿れるのか?」
「もっちろん。早く腰おろして?」
がくぽは足を開き、KAITOをまたぐように腰を下ろす。
後孔が性器を飲み込もうとするが、つい、腰を浮かせてしまう。
痺れを切らしたKAITOが、がくぽの腰を掴んで、一気に腰を下ろさせた。
「やあああああっ!」
ずっ、と、一気に入って、思わずがくぽが声をあげる。
「いい声だね…。もっといくよ、がくぽさんしっかり感じてね」
重みで奥までKAITOを感じることができる。
がくぽの腰を上下に動かすと、がくぽは背をそらして悶えた。
「あっ、あ!主…様…あ…!」
まただ。
また、がくぽさんは山崎さんを呼んでいる。
KAITOは小さく舌打ちした。
自分と山崎さんのどこが違うって?
悦ばせている点では同じじゃないか。
 KAITOは、悶えるがくぽの鼻先を軽くはじいた。
「!?」
「また、山崎さんのこと呼んでる」
「す、すまぬ…」
「本当に山崎さんのことが好きなんだね」
KAITOの笑顔には、邪気があった。
嫉妬、苛立ち。
特に嫉妬が言葉の中に多く含まれていて、がくぽは自然と身構えてしまった。

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                ◇,,(∀・  ) 長くなりました、ナンバリングミスって申し訳ないです
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