土奇玉獅子ネタ ナマ注意
更新日: 2011-05-04 (水) 10:19:07
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| ナマなので注意なんだぜ
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| すごい言己事を読んじゃった…
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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懲りずにスマン。
昨日の言式合の言己事を読んでいたら、こんな風なのを見つけてしまった。
何を狙ってるんだサソヌポ…!
誰にも打てないけど、お前だけは打てるんだと、お前が耳元で言う。
夢みたいな話だが、現実ときたもんだ。
こりゃあ悪かねえ。
うん、悪かねえな、おい。
張り詰めた投朱戦の真っ只中に、投朱の体調を気遣うのも女房役の役割だ。
特に無失転同士の、これだけ緊迫した状況が続けば、投げた王求数以上に疲労が肩にたまり
始める。息が切れて腕が振れなくなる。
無意識に数えていた王求数をコーチに確認して糸田川は頷いた。8回で100球を越えた。
交代の目安としてはそろそろだ。数週間前に同じマ宇ンドで120王求近く投げていたが、
まさか毎回それを強いるわけにいかない。
プロとして年間通じて投げぬくことを考えれば、至極当然のことだ。
だがあの性格。しかもここはあいつの地元。
プロになってから、一度も勝ったことが無いこの地元王求場だ。
ああ、降りろって言ったらこりゃあ絶対手こずるな、と思いながら穂葦を探す。ベソチ内に
姿は見当たらない。
どこだ。がちゃがちゃとプロ手クタ姿のままベソチを抜ければ、その王求場独特の歓声の
こもりがすっと薄れるベンチ裏の、口ッカールームへ続く通路の真ん中で、へばっている姿を
見つけた。
「穂葦」
声をかけると、タオルを頭から被って通路に崩れおちていた左ウスポーは、ただ右手を上げて
応えた。
微かに肩が上下している。青い湯にフォー務のラインが揺れている。荒い。
そして左手はもう、動かすのも億劫なんだろう。限界だな、糸田川は舌打ちに似た感情をおぼえる。
「お前はよくやった」
「…交代か?」
「おー」
乾いた声でそうか、と以外にも穂葦はあっさり引き下がった。わあああ、と誰かの歓声がまるで
遠い国のことみたいに聞こえる。
「次は勝たせてやる」
「…あー、うっすーく期待しとくわ」
「おい、俺だって悔しいんだぞ」
「わーってる。つか、でも俺、もうノーノーくらいでしか勝てねえ気がするわぁ」
ぷはーっとやっと天を仰いで、穂葦が苦笑いしながら顔を上げる。少し薄暗い蛍光灯の下、汗まみれ
の痛んだ髪がしなびて、帽子の型もくっついている。
疲れ果てている、という言葉が浮かんだ。
それから、見殺しにしてる、という直感も。
いや今日は相手が悪い、と思いながらも糸田川は、知らず知らず苦虫を噛み潰したような顔になって
いた。相手のAース級投朱の、さらに今年一番のピッ血ングと言っていい。
ただしこっちのチームのほぼ全員がキリキリ舞いさせられているその王求に、何故か自分だけはタイ
ミングが合っていた。とは言え得点できていないことに変わりはなく、だから余計に歯がゆい。
ああこうなれば第一才丁席のあの打王求が、あと10cm高く舞い上がって、世ンターのグリーン藻ン
スターを越えてさえいてくれたら。
こいつに1点でも、援護をやることが出来ていたら。
「…くそ」
「おい」
視線を外して唇を噛む、ふとコンクリートの壁の自分の影に、もう一つが重なった。気付けば穂葦が立ち
上がって、ごつ、と自分のメットを拳で突いてきた。
「…」
全く強くは無い仕草。
そして何を考えているのかわからない顔で、じっと自分の顔を見ている。
「…穂」
名前を呼びかけるより先に、手が伸びてきた。ぱさぱさの髪が細川の、これも自分では知らない疲れの
出た頬に触れる。
そして声が至近距離で聞こえた。
糸田川は動かなかった。その言葉は、わあわあという歓声にちっとも紛れないで、鋭く脳に直結した。
「輪田を打てるのは、お前しかいない」
絶対打てよ、と。穂葦は呟く。何かの感情を押し殺しているようにも、全くの無意識から出たことのよう
にも聞こえた。
しがみ付かれる腕の力と、寄りかかる体重がゆっくり体に染みこむ。
やがて体の奥底に沈みこんで、何かの塊になった。
「穂葦」
「悪疲王求打ちの真骨頂、見せてみろや」
穂葦は言いながら、顔を決して上げない。
疲れてんだ。多分。だから、こんな風に言えんだろ、お前。
少し手を伸ばしたかったが、我慢した。
「…あー。見てろ」
ぐっとそのまま、僅かに動いた拳を握り締めた。ちょっとだけ眼を閉じて言った。
続きは俺が打ってから、だ。そうだ、だから見てろ、見てろよ。お前が言ったんだから、見逃すなよ。
「見てろよ」
打ったら抱き締めてやる。
勝ったら思いっきり、抱き締めてやるさ。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 言己者さんは何を考えてたんだろうね
| | | | ピッ (・∀・ )
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一部伏せ忘れ…orz
しかし脚色しましたがw、ほぼ内容は 言己 事 の ま ま の 実 話 です。
こっちを萌えさせてどうするつもりなんだとしか…。
ベソチ裏で「(穂葦に)すがりつかれた期待に応えないわけにいかなかった」
って…
そして奴のホムラソで勝ってしまうあたり、ドラマですね…。
でも感特含め皆本気でかすかにしか期待してなかった27w
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