柔道五輪代表 100K×66K
更新日: 2011-01-12 (水) 00:12:05
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| 十胴誤厘大俵 100K×66K
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 某スレの抱きつき2ショットと部ログでハゲモエタらしいよ
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「飲みすぎだって・・・宇ッチーマジで」
「うーるせ。知ってる、っつの」
ヒック、とマンガみたいなしゃっくりをして、ニヤニヤ笑っている。
その目じりがほんのり赤く染まっていて、やたらとエロさを増す。
俺の部屋の小さなテーブルを挟んで、向かいに座っていたはずのこの人は、いつの間にか横にいて。
まるでソファみたいに俺にもたれかかって、熱い身体を押しつけてくる。
失敗した。
やっぱり、この人と二人で飲むんじゃなかった。
「けーじ」
「なに」
「けーーーじ」
舌足らずな声で、小さな身体を丸めて笑っている。
ノースリーブのシャツから伸びる腕まで、アルコールに浸されて赤く染まっていて。
ああ、だめだ。クラクラする。
明日から代表合宿が始まるという日。
お互いが最高にせっぱつまってることなんて、話さなくても丸わかりだった。
ただでさえ、不安でたまらないってのに。
二人でいると、くだらない話をして笑えば笑うほど、得体の知れない不安が深く深く肥大していくようだった。
外じゃ人目が気になって酔えないというから、必然的にウチで飲むことになって。
そりゃそうだ。あの人んチは、こんな姿を見せられない人だらけなんだから。
「なんでさ。ウチに来たの」
「バーカ。おまえが来いって言ったんだろー」
違うよ、それは、あんたが仕向けたんじゃない。
あんたが、俺にそう言わせたんだよ。
だからさ。
ねえ、そういう意味だと、思っていいの?
出かかった言葉を、無理やりビールと一緒に流し込む。
バカか。そんなの、もう何年も前の話だ。
―――と。その缶が、下からさらわれた。
「ちょっと、それ俺の、」
「もーらいー」
してやったり、と子供のような顔で笑いながら、旨そうに喉を鳴らす小さい人。
ごくり、と喉仏が上下に動く。その様子すら見ていられなくて、目をつぶる。
ホント、どうかしてる。
今この人が求めているのは、同士である俺なのに。
上がりそうな息をなんとか飲み込む。
一呼吸置いて、目を開けようとした。そのとき。
ふわり、と少し湿った熱が、閉じた瞼の上を覆った。
その擦り切れてがさついた感触で、すぐに、この人の手だとわかる。
「なに、・・・っ」
開きかけた口に、今度はもっと湿った、やわらかな熱が重なった。
唇の隙間から、わずかなぬるい液体を押し込んで、あっけなく離れていく熱。
息が、止まる。心臓が跳ね上がる。
「返したろー。半分だけ」
目の前の人はまだ、赤い目もとのまま、へらへらと笑っている。
ぺろり、と自分の唇を舐めた舌を見た瞬間、頭の中が真っ白になった。
「・・・ッ」
腕の中で息を飲む、小さな身体。
身じろぎすらもできないほどに、強く抱きすくめて。
掌に収まるほどの小さな後頭部を掴んで上を向かせ、深く深く、唇を貪る。
弱く胸を叩くのは、息が続かないというけなげな訴え。
フラッシュバックのように蘇る。あの頃の記憶。
「―――はあ・・・っ」
唇をほどくと、溺れかけたみたいに必死で呼吸を繰り返す、かわいい人。
「まだできないんだ。鼻呼吸」
「・・・うるせっ」
くすりと笑うと、ただでさえ赤い顔が耳まで赤く染まった。
吸い寄せられるようにその耳をついばむと、びくりと震える腕が、わずかに俺の身体を押し返す。
その左の薬指に鈍く光る、プラチナが視界の隅に入った瞬間。
頭の中の奥の方が、一瞬で冷え切った。
俺は、何をした。
この人に、何をしてしまった?
指先が冷たくなる感覚。
あの頃になんて、もう戻れない。戻れるはずがないのに。
俺たちは。少なくともこの人は、もうすっかり変わってしまったというのに。
何を言ってもごまかしきれないような気がした。
でも何かを言わなきゃ。
この人を困らせてはいけない。何でもいいから、何かを。
思いつかないまま口を開こうとした。
小さな身体を手放しかけた、その刹那。
緩んだ拘束からするりと抜け出した腕が、俺の首元に絡んだ。
引き離されることを拒むように、ぎゅう、としがみつく。
「―――――・・・頼むよ、圭ニ」
耳元で絞り出される、悲痛な呟き。
「俺を、戻して」
「・・・宇ッチー・・・?」
「あの頃に戻して・・・頼むから、圭ニ」
泣いているのかと思うほど、その声はかすれて、掻き消えてしまいそうなほどにか細かった。
すがりつく腕に、一層力がこもる。
その腰を、俺はなすすべもなく抱き寄せた。
本当にいいの? なんて。聞けるわけがない。
この人はこんなにも、傷ついて、ボロボロで。
俺なんかにすがらなきゃいけないほど、追い詰められていて。
だから、今は。
今だけは、全てを投げ出してしまおう。
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| __________ | 長いので中編と後編に分けて投下します。。。
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| | □ PAUSE. | |
| | | | ∧_∧ エロガダラダラ
| | | | ピッ (・∀・ ) ツヅクラシイゾ
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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- この二人のSSよめるとは…!感涙(*´Д`)ハァハァ -- 774? 2009-04-23 (木) 17:49:42
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