Top/4-467

クックル先生スレのちちょん×忍者

 ____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | |> PLAY       | |           ∧_∧ マイナーで恐縮ですが…
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) クックル先生スレのちちょん×忍者です
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「あの横暴教師ー!!激しく腹が立つ!!」
「…まぁ落ちつきなよ…」
 授業も終わって放課後のク組教室。
 クラスのアイドル兼ク組実力No2の花瓶タンとヒエラルキーでは最下層、ぶっちゃけ皆(主にクックル)のオモチャ役激しく忍者は仲良く談笑中であった。
 正確には忍者の愚痴を花瓶が根気よく聞いているだけなのだが。
「あの筋肉馬鹿鳥!!今日と言う今日は我慢がならん」!!」
 激しく教育委員会に訴えてやる!と息巻く忍者の頭には大きなたんこぶがある。いつも通りクックルに殴られたらしいが、今日はちょっと事情が違った模様。
「確かに今日はちょっと驚いたわね」
 普段は大抵忍者が余計な事をする(言う)か他の人のとばっちりでマウントされている為仕方が無いと割り切っている。しかし今日はまったく何もしていない状況でいきなり殴られたらしい。いくら打たれ強い忍者と言えども納得がいかないようだった。
「は・げ・し・く気に入らん!拙者が一体何をした!」
 あんまりアタシは見てないからわかんないんだけど、と花瓶が聞いた。
「何をしてたの?」
「うん?あの時は…」

 給食も終わって昼休み。
 早く給食を食べ終えた花瓶達はもう校庭に遊びに行っていた。しかし給食に嫌いな胡瓜が出ていた忍者は未だ教室に残っていた。
「きゅ、キューリは激しくナシだっ…」
 しかし残したり捨てようものなら山は確実、エリア51逝きも確実なので半泣きになりながらも忍者は必死で胡瓜を食べていた。
「…何だお前、まだ食ってんの?」
 顔を上げるとちちょんまんちがいた。
「早いな。もう帰ってきたのか」
 まだ時間はあるのに、と聞くとちちょんまんち苦笑しながら外を見ろと言った。忍者が窓から身を乗り出すと。
「…花瓶タン…」
「ボールを他の奴等に取られてばかりだったんでよ」
 切れちゃってさぁと言うちちょんまんちの言葉通り、10tハンマーを振りまわしボールを追いかける花瓶と、逃げ惑うクラスメイトがいた。何人かハンマーの餌食になったらしく、血飛沫が飛び散った校庭は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。
「…で、逃げてきた訳か」
 じとーと嫌な目線を送る忍者。ちちょんまんちは俺だけじゃねぇさ、と笑って煙草を咥えた。
「ナニョリーナもさっさと逃げてたぜ。他は大抵巻き込まれてたけどよ。…ま、自分の安全が一番てことで」
 センセイが止めに逝ってたしと言うと、ライターで煙草に火をつけると美味そうに息を吸いこみ、ゆっくりと煙を吐き出した。忍者は暫くその姿をじっと見つめていたが、興味津々といった顔で聞いた。
「…おい」
「あん?」
「前々から激しく気になっていたのだが…美味いか、それ?」

「なんだ、吸った事ねぇのか?」
 意外~と笑うとちちょんまんちは頷いた。
「ただの煙だけどよ、始めちまうと止められないんだよな~コレが」
 一回吸ってみるか?と煙草の箱を差し出すが、忍者は首を横に振った。
「激しく遠慮する」
「なぁんで」
「…ばれたら怖い…」
 ちょっと余計な一言を言うだけで山をする暴力教師がいるこの学校。校則違反なんか見つかろうものなら…想像するだけで恐ろしい。ばれたらエリア51から生きて帰れん、と怯える忍者をちちょんまんちは唖然としたように見ていたが。
「…っあーっはっはっはっは!!日々の教育の賜物じゃねーの!!」
 堪え切れずに笑い出した。肩を震わせ大笑いするちちょんまんちに顔を紅くして忍者は反論した。
「笑うな!あの凶暴鳥に勝てると思うのか!?」
「はは、言えてら」
 まぁ俺は校則違反見逃してもらってるけど、と煙草を吸うちちょんまんち。その姿に更に腹を立てて、忍者はそっぽを向いて胡瓜を食べ始めた。
「あー…不味い…」
 ブツブツと文句を言う忍者を少しの間静かに眺めていたが、不意に面白いことを思いついたと言わんばかりに声を潜めてちちょんまんちは囁いた。
「なぁ、つまり煙草から直接吸わなかったらいいんだろ?」
「…?」
「だったら方法はあるぜ」
 すぅと一息、ちちょんまんちは煙を吸いこんだ。

 ひょい、と忍者の顎に手をかけ、上を向かせると。
「…っ!?」
 自分の唇を忍者のそれと重ねた。目を見開く忍者など気にもかけず、唇を割って舌を滑りこませ、ゆるゆると口腔を舐った。
 忍者は少々混乱していたようだったが、目を閉じると逆に自分の舌を絡ませるように蠢かした。
 お互いを貪り合うような濃厚な接吻。ちちょんまんちはちゅ、と最後に音を立てて唇を離した。
 にやにやと笑いながらちちょんまんちどうだ、と問うた。
「…味は?」
「激しく煙たい」
「うっわ色気も何もねぇし!」
 らしいねぇと苦笑するちちょんまんちを尻目に忍者はぱくぱくと胡瓜を食べ始めた。
「しかし意外にいいものだ。他の味がよくわからなくなる」
「俺はそーゆーのを求めてたんじゃねぇんだけどなぁ……」
 ちぇーと不満そうなちちょんまんちに手裏剣を投げつつ、最後の胡瓜をぽん、と口の中に投げ込んだ。
「給食終了、と」
 珍しく胡瓜全部食べれたな、と食器を片付けながら忍者は思った。これで給食残しによるペナルティ山はナシ。となるとやはり御礼の一つでもした方がいいのだろう。
「おい」
「…なんだよ」
 教室の隅でいじけているちちょんまんちが顔を上げると、頬に柔かい感触があたった。
「…っ…!?」
 驚いて固まったちちょんまんちの鼻先に忍者の顔があった。
「礼だ」
 有り難く受け取れ、と無表情に言う忍者を暫くちちょんまんちは呆然と見詰めていたが。
「それで礼っていうのか?」
 ゆるりと手を忍者の肩に回した。

「……で、その後ちちょんが『礼ならもっと心を込めて』云々言い出し、何故か先生が凄い勢いで教室に飛びこんできて、何故か拙者が山された。納得がいかん」
「…それ本気で言ってるの…?」
 無論、と呆れ顔の花瓶に自信たっぷりに忍者は言った。
「拙者は何もしておらん」
 PTAに言うべきか校長に直訴かそれともマスコミか、と考え込む忍者に花瓶は頭を抱えた。
(ダメだわ…全っ然気付いてない…)
 ここまで天然だといっつも身体を張って愛情表現(一日一山)しているクックル先生が可哀想ね、としみじみ思う花瓶であった。

「……でも僕はクックル先生の愛情表現が困難過ぎると思うんだけど」
「ん?ナニョ、何か言ったかぁ~」
「……明日の降水確率は…ザ、ザザッ、ザーガーピーピーローピーロー」
「うっわラジオ受信し始めたし!どうせなら先生のリサイタル聞け」
「……正直両思いは無理ぽ……ガガー」

  ____________
 | __________  |
 | |                | |               キャラが違ってゴメンナサイ…orz
 | | □ STOP.       | |                挙句生温すぎてスイマセン…orz
 | |                | |           ∧_∧ お目汚し失礼しました!
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   


このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP