二厘ライダーで独逸人×日本人 年下攻
更新日: 2011-05-02 (月) 18:09:42
カプはメル欄参照です。
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| | |> PLAY | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ
| | | | ピッ (・∀・ ) ナマモノデマイナースポーシダシネ
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「……まだ怒ってるんですか」
いい加減この状況に焦れてきていた俺は、
ほっそりとした後ろ姿に向かって声をかけた。
「そろそろ機嫌直してくれてもいいと思うんですけど」
その甘やかで優しげな顔立ちに似合わず、彼は相当頑固だ。
自分が一度決めたことは絶対に曲げないし、怒らせれば怖い。
このまま放っておけば、たぶん一週間は口をきいてもらえないだろう。
それだけは絶対に避けたい。
「ねぇ」
そっと彼の名前を呼ぶ。
「こっち向いてくれませんか」
その呼びかけはきっぱりと無視された。返ってきたのは
怒気を含んだ沈黙だけだ。俺はこっそりとため息を洩らした。
確かに俺も悪かったとは認める。認めるけど。
なにもここまで怒るほどのことじゃないだろ。
だいたい今日はまだ一度も顔さえ見ていないんだぞ。
せっかくふたりっきりで過ごせる貴重な時間だっていうのに。
……落ちつけ。ここでキレて怒鳴りつけたら、かえって逆効果だ。
俺は大きく息を吐き出して、彼が腰をおろしているソファにゆっくりと歩み寄った。
かたくなに拒絶している背中が、毛を逆立てて威嚇してる猫みたいに見えて。
つい笑みが洩れてしまう。ときどき見せるこーいう大人げないとこが可愛いんだ。
だって、常に柔らかな微笑を浮かべ、誰に対しても抑制の利いた礼儀正しさを
崩さない彼が、こうやって剥き出しの感情を見せることは、滅多にないから。
それはごく限られた人間だけが知ってる、ありのままの彼だ。
そんなの見せられたら、愛しくて愛しくてたまらなくなってもしょうがないだろ?
胸の奥から押し寄せてくる疼くような甘い痛みに
に突き動かされるまま、俺はもう一度その名前を呼んだ。
「もう許してくれてもいいでしょう」
細い肩がぴくり、と強張った。
「このままじゃレースに集中なんてできない」
「……そんなの」
張りつめていた気まずい沈黙がようやく破られた。
「そんなの知るかよ」
苛立ちを隠そうともしない声、冷ややかな口調にぞくぞくする。
……こういう彼も悪くない。
「俺のせいにすんな」
「あなたのせいだ」
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| | □ STOP. | | とりあえずここまで。
| | | | ∧_∧ 専用スレ131姐サンオ待チシテマス。
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