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うしおととら 雷信×潮 「日常と化しつつある風景」

シ朝と虎 雷信×潮
嫌いな方はスルーをお願いします。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「…っあ……!」

 夜という名の静寂を切り裂くかのような嬌声と水音、そして吐息が
部屋に満ちる。
 潮の両親は今日は急用で留守だ。
 だからいつものように声を殺す事も必要無い。
「潮殿…っ」
「ら…しん……っあァ……」
 潮の背後から覆い被さるような格好のまま抽迭を繰り返す雷信の
声にまで感じてしまう己の身体が恨めしい。
 次第に激しくなっていく抽迭に応えるように自ら腰を揺らし、
すっかり勃ち上がった幼い雄を無意識にシーツに擦り付けて快楽を貪る。
「っ…ふぁ……んぅ……」
「こんなにシーツをベトベトにして…まるでお漏らししたようですよ……
本当にあなたはいやらしくて可愛いですね、潮殿」
 そんな潮の様子に浅葱色の瞳を細めると、揶揄うように囁く。
「だって……っくう……ッ」
 それまで避けるかのように刺激を受けていなかった奥の微かな膨らみを
擦り上げられ、しなやかな背中を逸した。

 初めて雷信の陰茎を受け入れたときに感じた痛みは幾度も経験した
交わりのためか既に無く。
 指や舌、そしてローションで散々解された窄まりに捩込み、
埋込まれた太さに広げられたそこへ深々と突き込みギリギリまで
引き抜いては再び亀頭で粘膜を擦る。
 まるで形や太さ…表明にうっすらと浮き出る血管さえも身体に
刷り込ませるかのような動きはなけなしの理性を削り取っていった。
 抜き差しによって潮の背中へとポタポタと滴る汗さえも悦楽のスパイスとなる。
「っ…ま、えや胸も……触っ……っく!」 無理矢理後ろへと顔を向けて縋るように見つめる潮へ雷信は微笑むと
耳元へ唇を寄せた。
「駄目です…もう後ろだけでイケるでしょう?」
「や…むり…ぃ……イかせ…て……!」
 自らの涙と唾液でグシャグシャになった顔もそのままに哀願するも、
期待していた答えは貰えない。
 それどころか今まで獣のような体勢で貫いていた潮の腰を持ち上げると
自分の腰の上へと座らせる。

 それによってより一層陰茎を奥まで迎え入れる羽目になり、身体をのけ反らせだ。 背中を雷信に向けたまま尻房を叩く様に腰を打ち付けられ、
絶頂へと追い上げられる。
 身体の方は既に限界を訴えているが、窄まりは別の生き物のように
もっと、もっととねだるように咥えている陰茎を締め付け、絡み付いていた。
「や…も、おかし、くなる……っ」
「っ…おかしくなれば良い……」
 …荒い吐息混りの声。
「他の誰も知らないあなたを俺だけに見せて……ッ」
 そう言うと同時に潮の首筋へと牙を突き立てた。
「っひ…あ…あああああぁっっッ!!」
 高みへと昇った身体をガクガクと痙攣させながら鈴口から白濁を迸らせる。
「……くッ」
 それより一瞬遅れて吐息と共に窄まりの奥へと熱いモノが注がれた。
 人間の精液より遥かに濃く、高い粘性と量を誇るソレは内部を洗うかの
ように流れ込み、満たし、窄まりの僅かな隙間からトロトロと零れ、
尻房や内腿を白濁色に彩った。

「愛している、潮……」
 雷信がそう呟く声をぼんやりとした頭で聞きながら、深い闇へと
意識は墜ちていった──

「……どうすんだよ、コレ」
 意識を取り戻してからシャワーを浴びてスッキリしたものの。
 洗面台に取り付けてある鏡を見ながら潮は眉を寄せる。
 視線の先……首筋の上にしっかりと刻まれた噛み跡。
 シャツでは完全に隠れる場所では無い上、どう見ても人間に噛まれた
としか思われないだろう。

「……はあ……」
 台所で洗濯しながら朝食を作っている雷信にどう文句と……この跡が
消える前に会いに来いと言ってやろうかと考えながら、潮は今朝
何度目か分からない溜め息をついた。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・;)イジョウ、ジサクジエンデシタ!

雷信兄さんは鎌だけでなく声も立派な武器だと思う


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