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さよなら絶望先生 ストーリーテラー×先生 「理非知らずの抱擁」

絶望する先生の小噺
ストー/リーテラー×先生で、「理非知らずの抱擁」

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

 暗闇に更に深い闇を落とすその影は、遠目にはひとつに見えたことだろう
。実際にはふたりぶんの人いきれ。ふたりぶんの熱。久藤は大切な人を抱え
て息を詰めた。糸色はその腕の中で何度と無く声を上げる。呻きと言うには
あまりにも色めいた甘い吐息。悩ましげに眉根を寄せても、その小さな口は
拒絶ということをしなかった。終ぞ、しなかったのだ。拒絶されれば。久藤
は考える。拒絶されれば、決してこんなにはしなかったろう。けれど糸色は
久藤を受け入れている。それどころか潤む目で久藤を見つめ、笑おうとする
のだ。快感に流されそうになりながらも、その笑みは酷く官能的なものにな
る。紅潮した頬、濡れて束になった睫、薄く開かれた唇。自然久藤は糸色を
抱く腕に力を込める。強く抱かれるままに挿入の角度は深くなり、連動する
ように糸色が鼻にかかった声を上げる。声を切欠に二人はもう一度見つめあ
った。糸色の細い体は震えながら久藤の腕に収まっている。
「可愛いですよ、先生。」
久藤が糸色の顔を覗き込むように言うと、糸色はわざとらしく目を逸らした

「それは、男性への褒め言葉ではないですね……。」
糸色は自分の外見を気にしてそんな風なことを言った。緩い抽挿のせいで途
切れ途切れになった言葉の裏に、拗ねたような色を孕ませて。それが久藤に
はどこか可笑しく感じられて、一際強く糸色を突き上げた。不安定な体が撥
ねる。
「……っっ!」

「声、我慢しないで下さいよ。」
殺した声だって甘く響いたけれど、思いながら久藤は揶揄するように言った

「それは、っ、出来かねます。」
糸色がそう言う間にも久藤は緩やかに抽挿を繰り返した。声が途切れる。
「わざと、でしょう。なら、…キスして下さい。」
そう言ったのは糸色だった。意外さに久藤は動きを止めて糸色の顔を見つめ
る。
「声を出したくないだけです! 私からは届かないので。」
久藤が何も答えないので糸色は慌てて付け足すように言った。縛られた腕を
差し上げて見せる。久藤は笑って、糸色の腕の縄目近くに口付けた。そして
糸色の体を強く抱き寄せて、唇にも。けれどすぐに唇を離しては言う。
「このままイきますか、先生?」
糸色は答える代わりにわざとらしく目を伏せ、再び顔を上げてはまたじっと
久藤を見つめる。久藤は満足げに微笑んでから今度は舌を絡める深い口付け
をした。二人が同時に果てるその瞬間まで。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・;)イジョウ、ジサクジエンデシタ!

その場のノリだけで書いたもので
まだキャラが掴めてない、かも、です…orz
お粗末さまでした。


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