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ファイナルファンタジー3「萌えっこアルたん」

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                     | 某最後の幻想3プレイ時の衝撃を思い出すモナ
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| そして衝撃は興奮にジョブチェンジ
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 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
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 ついに最後のクリスタルの称号を得ることができた。
 次に待ち受けるのは最大の敵、ザンデだ。
 僕は仲間の回復役として導士になることを選んだ。
 土の優しい光が僕を包み込み、聖なる力が体中に溢れてくるのを感じた。
 しかし、ジョブチェンジが完了して目を開けると、そこには普段と様子の違う仲間たち。
 レフィアは目をまん丸にして、イングズは口をパクパクさせて、ルーネスは……大変だ、鼻から血が出てるよ!
 慌ててルーネスに近寄り、ローブの裾で血を拭おうとしたら、正気に戻ったらしいルーネスに「バカッ!」と叱られた。
「何考えてんだ!せっかくのコスチュームが汚れるだろ!」
 そのままブツブツとよくわからないことを話し続けている。
 わからないなりにも、何となく僕に対しての不満なんだろうなって思ったら、悲しかった。
 しょぼんとしていると、イングズに腕を引かれて泉の前まで連れてこられた。
 覗いてみろと言うので従うと、そこにはありえないものが映っている。
「な、なんだよ、これ……」 
「すっごく似合ってるよ!アルクゥかわいー」
 後ろからレフィアの声がする。
 そして伸ばされた手が、僕の頭の上の耳をふにふにする。
 そう、頭の上の、耳。
 僕の頭には、ついさっきまで存在しなかったはずの猫耳が装備されていた。
「やだよ、こんなの。僕賢者に……」
「ちょっと待てアルクゥ!!!!」
 再びジョブチェンジをしようとする僕を止めたのはルーネスで、物凄い勢いでこっちまで走ってきた。
「いいか、俺たちが立ち向かおうとしているのは強大な敵だ!
 奴らと対峙するのに必要なもの、それはお前の優しさなんだ!
 お前の優しき心が俺を癒してくれる、そう、心身ともに!たしかに回復サポートとして必要というのもある!
 だけどそれ以前に、お前がいてくれることが、お前が導士であることが俺のモチベーション!
 ひいてはお前のアイデンティティーでもあるんだ!
 いいよな!?わかってくれるよな!?じゃあジョブはそのままで!」
 ルーネスは向かい合うと僕の肩を両手でしっかり掴み、力強く訴えてくる。
「ルーネス……」
 鼻血が顎まで垂れてきてるよ。

 その晩、飛空挺インビンシブルの寝室にはルーネスと僕しかいなかった。
 慣れないジョブでの熟練度上げに疲れたっていうのもあるし、何だかルーネスの息が荒くて具合が悪そうだったので、二人して早く休もうってことになったんだ。
 ベッドはちゃんと人数分あるんだけど、何故だかルーネスは僕と同じベッドに潜り込んでくる。
 何でも、村の生活が恋しいから昔みたいに一緒に寝たいらしい。
 どうでもいいけど至近距離だとルーネスの鼻息がもろに直撃するよ。
「二人とも、まだ寝ないのかな」
「レフィアなら熊と組み手してるよ。あいつ、今夜中に熟練99達成させるとか言ってさ」
 レフィアは女の子なのに勇ましくてすごいな。
 僕なんて男のくせしてこんな変な服着てるっていうのに。
「イングズならデブチョコボの裏で交換日記書いてるよ。みんなに読まれたくないってさ」
 モグのところに全部データで残っちゃうのに。
 でも好きな人がいるっていうのは羨ましいな。
「……なあ、だからいいだろ?アルクゥ」
 やけに熱のこもった口ぶりでルーネスが言ってきた。
「たまんねえよ、昼間っからそんな萌えアイテム目の前にぶらさげられて」
 ハァハァ荒く息をしながら、太ももに熱くて硬いものがグイグイ押し付けられる。
 ルーネスの言ってる意味がわからないけど、僕は恐くなってきた。
「猫耳ってお前、猫耳とかねーっすよマジでもう!ハァハァハァハァ!」
「やっやめてよルーネス……」
 ルーネスが僕のローブの裾を捲り上げて、太ももを触りまくってくる。
 なんか手とか汗ばんでるし、申し訳ないけどすごく気持ち悪い。
 いつのまにかルーネスは裸になってるし、押し付けられたモノ(何と男の大事なアソコ、信じられない!)の先っぽから出る変な汁を体中に塗りつけられるし。
 ルーネスは興奮しきっててもう人間の言葉を喋ってくれない。
「ネコミミ!ネコミミ!」
「もっ、やだってば、アアッーー!」
 視界の端で、枕元の椿の花がポトリと散った。

 翌日。
 やたらツヤツヤしたルーネスが、腰を庇うようにしているアルクゥに寄り添っては追いやられる姿が何度も目撃された。

(・∀・)オワリ!

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 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ サ、ジュクレンアゲノ シゴトニモドルカ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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