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やさぐれぱんだ ぱんだ×人

ぱんだ×人で、DVDのイメージで。見てない人はバレちょっとあるので注意。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「好きだ」
「鋤だ?」
「お前を愛してる」
「愛し、て・・・え、えぇぇっ!!」

そういうのはないから!って自分で言っていたくせに、何故か僕は今、そのぱんだに告白されている。
ぱんだと人間、なのに何故こんなピンクな空気に・・・。
「いいじゃん。俺、レアだぜ? 絶滅危惧種ってやつだし」
「そんな貴重なのを同性愛に走らせたって恨まれそうなんで別にいいです」
手を振って否定したのにぱんださんはスルー。ちょっとは気にして下さい・・・。
「お買い得だと思うよ~、俺は。年齢もお前より下だし」
「年下攻めってやつですか」
って何を言ってるんだ僕は!!
ついいつもの会話みたいに突っ込んでしまったけど、そんなもう受け入れてますっていうようなこと言ったら・・・あぁぁぁっ!! 分かる! 普通分からないのに今までで一番いい笑顔してるって分かる!!
駄目だ、このままじゃ不味い。
そもそも襲われたらこっちは勝ち目がないんだから、その気だと勘違いされたらアウトだ。
俺は迷わずお前を食べるって以前言ってたし・・・いや、あれは冗談だったわけだけど、今思うと冗談じゃなかったのかな? やっぱり動物なだけに欲望に忠実とか?

そうだよ、この人っていうかこれはぱんだで、僕は人間なんだから・・・
「あ、安心しろよ。俺、原型萌えだから」
「って、ええぇぇっ!! それをそっちが言っちゃうんですか!?」
いや、だからって僕が言うことでもないんだけど、でもやっぱり僕が言うことじゃないのか!?
「えー、お前擬人化ってやつを俺にしたいわけ? 俺はこのラブリーなぱんだで満足してるしさー」
「・・・性格もラブリーだったら文句なしだったんですけど」
「そのままでいいじゃん、俺たちはさ」
「え、あぁ・・・う、うん・・・」

あれ? 僕、流されてないか?

「じゃ、今日は膝の上に座れよ。もっと話しようぜ」
「・・・そうですね」
ぱんだは嫌いじゃないし、彼との会話も、このふかふかの特等席も気に入っている。
だからいいか。

当分は、このままで。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ずっとやぐされだと思ってたよ。

  • こいつら可愛いですよね!うひゃー同士がいて嬉しいです! -- 2012-05-08 (火) 17:45:10

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