ハチワンダイバー 角田×飛鷹
更新日: 2011-05-01 (日) 18:58:59
半なま注意
81台場カクタ×ヒダカ番外編(全5回)
本来は、前作マムヒダの連作
雨の帰り道からのつづきをカクヒダで卸す予定でした…
が、一昨日のドラマにて得た新情報で腐スイッチがポチッとな!
『暗くて狭い小部屋に男が二人いたら、する事なんざ、ひとつじゃね?』
まさに腐の精神にのっとりパイルダーオン!
番外編として、コミカルなカクヒダ(エッチもあるよ!)
こちらの掌編を卸させていただきます
反省はしない主義です
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
小遣い稼ぎの楽な仕事だ。
飛鷹と角田は、秋葉道場の隠し部屋で将棋を差していた。
時折、一応仕事とばかりにマジックミラー越しに将棋部屋を覗く。
秋葉道場の月島のオヤジに頼まれ、月に数度こうして用心棒を依頼される。
真剣師として日銭を稼げど、そう毎日カモがネギ背負ってやってくる訳でなし、用心棒の仕事もいい稼ぎになる。
「…しかし、暇だな」
飛鷹は角田と将棋を指すのに飽きて、駒を投げた。
大体、角田とは何度も指してるせいで筋が読めてしまい面白みがない。
「暇ですね…」
まだ諦めきれず次の手に悩む角田は、板上を見つめたまま、上の空で答えた。
すでに指すのを止めた飛鷹はマジックミラーに近づき、鏡の向こうの部屋を眺めている。
こちらの部屋に入るには、一万円の席料を取られるせいか、人はあまりいない。
「しかし…あんな小僧に負けるとはな」
爺さん二人がのんびり真剣を指してるのを眺めながら、飛鷹は口惜しそうに呟いた。
しかも、椅子から転げ落ちるほどの衝撃的な負け方だ…飛鷹は自虐的に笑う。
「受け師は、あの小僧が気に入ったみたいすね」
いつの間にか、勝負を諦めた角田が飛鷹の横に座りながら続ける。
「今日は来てないすね、アキバの」
飛鷹はそれに頷きで答える。
ハゲと痩せの爺さん二人の勝負は、ハゲた方が勝ったようだ。
隠し部屋の中は薄暗く、空調も古い為か、澱んだ空気が流れている。
「少し暑いな」
飛鷹はジャケットを脱ぎ捨て、ネクタイを緩めた。角田がそのジャケットを拾い、ハンガーに掛けた。
将棋部屋の中に客が三人入ってきたのが見える。全部で七人。なかなか道場も繁盛してるようだ。
差し当たって揉め事が起きる気配はなさそうだった。
「飽きた、少し寝る」
そう言うと飛鷹は床に寝転がった。
暫くマジックミラーの向こうを見ていた角田だったが、やはり特に何事も起こらない。
下を見ると、飛鷹が寝息を立てている。それにそっと近づくと、ベルトのバックルに手をかけた。
飛鷹の眠る顔を見ながら、起こさぬよう慎重にベルトを外し、ズボンを脱がそうとしている。
まさにズボンを引き下ろそうとした時、飛鷹がおもむろに声をかけた。
「…お前、何してんの?」
「…暇なんです」
「お前はあれか、暇だと人のズボンを下ろすのか」
「だってする事ないんすよ」
「する事ないとズボンを下ろすのか」
「そうです」
そんなやり取りをしてるうちに、すっかり飛鷹は下着ごとズボンを膝まで下ろされ、大事なところが露出している。
「仕事しろよ…」
「あっちなら大丈夫すよ、それにこっちだって大事な仕事ですよ」
角田はそう言うと、まだ萎びている飛鷹の竿を軽く揉み、口に含んだ。
「ん…」
生暖かく湿った感触に包まれ、飛鷹は小さく声を漏らす。されるがまま、ぼんやりと角田の姿を眺めていた。
竿を丹念に手と口で扱きながら、角田は片方の手で玉を柔らかく揉み始める。
「器用だな」
「馴れてますから、兄貴のいいところは全部知ってますよ」
言うだけあって、見事なまでに飛鷹のポイントを攻めてくる。
この調子で将棋も攻めてくれると、指しててやりがいがあるんだがな…飛鷹は快感に飲まれながら、頭の端で思った。
「お前、いい加減仕事しろよ、向こうの部屋どうなってんだよ」
一応、金を貰う身の上。仕事は仕事で気になってくる。
「…そんなに気になるんだったら、兄貴が見てりゃいいじゃないですか」
「なんだと」
腹立たしさに股の間で動く角田の頭を叩こうとした瞬間、飛鷹の体が引き起こされ、半回転した後、
窓に手を付く形で四つん這いにされていた。
「お前…なに、す」
言い終わらないうちに、角田は先ほど丹念に舐り、唾液が滴った飛鷹の坑口に指を差し入れる。
思わず、飛鷹の口から嬌声が漏れた。
「…兄貴、声がデカいすよ」
そう言いながらも、角田は飛鷹の坑口を攻めるのを止めない。止めないどころか前に手を差し入れ、竿を扱き出した。
飛鷹は必死で声を押し殺そうと、唇を噛んだ。目の前には、呑気に将棋を指している客の姿が見える。
薄暗く狭い部屋が、飛鷹の押し殺した声で満たされる。
丁寧に愛撫していた角田は、一度手を止め、飛鷹から離れた。
肩で息をしながら、快感の痺れに飛鷹は体を動かせずにいた。
そそくさとファスナーを下げ、すでにいきり勃っている自分の竿を引き出し、飛鷹の背後に覆い被さる。
左手で竿を坑口にあてがい、右手で飛鷹の口を塞ぎ、
「入れますよ」
ゆっくりと竿を押し入れた。押し込まれる苦しさに籠もった飛鷹の声が漏れる。角田は回すように腰を動かす。
二人は呼吸を合わせ、腰を振り出し、欲情に流されるまま、飛鷹は目を瞑り、快感の渦に飲まれようとしていた。
角田は、そんな飛鷹を羽交い締めにし、今度は左手をシャツの中に差し入れ、乳首を擦り始める。
それに敏感に反応し、飛鷹の腰が跳ね、塞いでいる角田の手を甘噛みする。
噛まれた手をそっと外し、角田は飛鷹の顎を掴んだ。そして耳元で囁く。
「兄貴、仕事してくださいよ…ほら、将棋部屋は今どうなってますか?」
気持ちよさに喘ぐ声を止められない飛鷹は、薄目を開けてバックミラー越しに将棋部屋を見た。
先ほどと差して変わらず、平和な状況が目に入る。
「壁のこっち側でこんな事してんのわかったら、あいつらビックリするでしょうね」
飛鷹は後ろを振り向き、角田を睨む。怒鳴りつけようとした、その覚束ない口を、角田は意に介さず唇で塞いだ。
舌が絡み合い、ますます飛鷹の口から甘えた息が止まらない。
「ほら、兄貴、仕事、仕事しないと」
角田は唇を外し、再び顎を掴んで飛鷹に将棋部屋を見続ける事を強要する。
見られてはいないとわかっていても、飛鷹は羞恥心に苛まれ、ますます情欲の炎を煽られ、感度は増してゆく。
だんだん、声を押し殺す事が辛くなってきた飛鷹は、再び角田を見やる。
角田はポケットからハンカチを取り出すと、飛鷹の口に噛ませた。
「いきますよ」
そう言うと、飛鷹の腰を掴み、激しく打ち付け始めた。飛鷹はハンカチを強く噛み、その衝撃に堪える。
頃合いを見計らい、角田は右手を差し入れ、飛鷹の竿を扱き出す。飛鷹は上り詰める感覚に苦しげに呻く。
やがて二人は、ほぼ同時に果てた。狭い部屋の中は二人の熱気で籠もっていた。
飛鷹の機嫌が悪い。
「いいじゃないですか、兄貴だって気持ち良かったでしょ?」
少々怯えながら、角田が口を尖らせる。
それを鋭い眼光で睨み付け、飛鷹はファスナーを上げた。
「誰かに見られたらどうすんだ」
怒りが収まらない飛鷹は駒を角田に投げつける。
「大丈夫すよ!これマジックミラーだし、部屋の鍵だって…」
「どうした?」
鍵は開いていた。閉めるのを忘れたらしい。さり気なく角田は立ち上がり、確認する振りをして、そっと鍵を掛けた。
「鍵だって閉まってますよ」
「…それならいいけど」
まだ不満やるかたない飛鷹は口をへの字に曲げ、バックミラーの向こうを見ている。
鍵が開いてたのがバレたら、飛鷹の怒りは頂点に達し、角田を殴りつけるだけでは飽き足らないだろう。
角田は何も言わない事にした。
大丈夫、この部屋を覗きにくる奴なんていやしないさ…そう角田は心の中で自分を言い含める。
そう、この部屋の事はみんな知らない。
知っているのは、飛鷹と角田。
そして、秋葉道場のオヤジだけだ。
油断大敵。
角田の将棋もそれで負ける事が多い…
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
もしかしたら、この出来事が今後の流れに影響を及ぼすかも?
それを信じるか信じないかは…私次第です
感想を寄せてくださった姐さん方、本当にあれがとうございます
カクヒダ・81ヒダ・マムヒダ…萌えが…萌えが止まりません
反省しないって、素敵やん?
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