忍たま 文×伊←食
更新日: 2011-05-04 (水) 13:04:43
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忍たま、文×伊←食
最低男文次郎、だけどそんな奴がほっとけない伊作、そんな伊作がほっとけない食満
次のレスから始まります
「っ、あ、あっ…」
とある部屋から漏れ聞こえる声。それに加えて聞こえてくるのは肌と肌がぶつかりあう生々しい音。
月の明るい晩だった。
栗色の髪が振り乱される。肩が上下する。腕だけではもう自重を支えられなくなった伊作はくずおれて床に顎をぶつけた。
それでもなお、行為は終わらない。
「…ぁあ…―っ!」
「くっ…」
遠慮なんて欠片も見当たらない。中にぶちまけられた白濁は引き抜いた文次郎のそれを伝い、伊作の脚を滑り落ちる。
その脚を伝うのは白濁ばかりではなかった。鮮血も一緒に、である。
「そんな目に遭いたくなかったら、今度からいつでもできるように慣らしておくんだな」
「…うん…わかったよ」
文次郎は己の支度だけを整えると、後は何も言わずさっさと自室に引き上げていった。
伊作はのろのろと起き上がると、脱ぎ散らかされた制服を集めて、元通りに着ようとした。だが事後の倦怠感からか、身体が思うように動かない。
あと、風呂はもう利用できないだろうから、せめて井戸の水で身体を清めてから就寝したかったけれど、それもかなわないのだろうか。
伊作は小さく自嘲気味に笑った。
ちょうどその時、部屋の戸に人影が映った。見慣れた影だ。
戸が開いて、それがやはり見慣れた同級生だとわかった。
「伊作」
「留三郎…」
同じクラスの食満留三郎であった。二人が行った後、いつも伊作のもとに現れる。
それは勿論、伊作の身を案じて。いつも救急箱と水を用意してやってくる。伊作の治療と身体を清めるのは彼の役目。
しかし、こんなことをしているのがもし文次郎に見つかれば、伊作がどうなるかわからない。今より酷いことをされるかもしれない。
けれど留三郎には、伊作を放っておくことなどできないのだ。
今の伊作は文次郎のいうことを何でも聞く。もし留三郎が放っておいたなら、伊作は通常通り授業に出てくることが難しくなるような状態にされているかもしれない。今日はまだ軽い方で、一番ひどい時には腕に3日消えない縄の跡をつけられていたりしたのだ。
留三郎は伊作の制服を丁寧に折りたたみ、救急箱を開けた。脱脂綿に用意した水を含ませて、伊作の内股を丁寧に拭う。綿は赤く染まり、そして白いものが同時についた。
「いつも…ごめん」
「気にするな」
申し訳なさそうに伊作が言うと、留三郎はその口唇に縦に指を当てる。「何も言うな」という合図だ。
丁寧に内股を拭ってから、とりあえず上着だけを着せ、さっきまで文次郎が入っていたと思われる伊作のそこに留三郎は指を入れる。
「駄目だ…これは僕のことなんだから、留三郎にさせるわけにはいかないっていつも言っているのに…」
「かまうな…嫌なら、見なければいい」
「でも…」
目を伏せる伊作に、留三郎は、ごく事務的に中のものを掻き出す。いつからこの問答をして、こうするようになったのか。それは留三郎にもわからない。
後処理は普通、他人がするものではないだろうに。けれど、あの文次郎がそんなことをするとは思えない。しかし、行為を済ませた後の体力のない伊作が満足に後処理をできるとは言い難い。故に留三郎が行っていた。
「あいつ…めちゃくちゃやったな」
「…うん…」
「伊作、何でなんだ」
「え…」
留三郎は、一度は聞いてみたかったことを、今この場で問いかけた。
どうして、そこまでされて何も言わないのか。なぜ、拒否をしないのか。
やめてしまえばいいものを。留三郎は何度そう思っただろうか。思ったからと言って、それを本人に言うことはなかったが。
「…なんで、拒否しないのか、だろう」
「……あぁ…」
留三郎は、伊作のそこから出されたものを掻き出して、もう一度水を含ませた別の布で丁寧に清める。
「…駄目なんだよ」
「何が」
「…僕…と 文次郎が」
「……」
「文次郎には…僕がいないと駄目なんだよ。たとえこういう形でも…、自分を彼が必要としてくれているのなら、僕はこの身を捧げる」
「伊作!」
留三郎は、咄嗟に伊作を押し倒していた。
勿論、そんなつもりは毛頭なかった。不可抗力である。
「留…」
「お前、俺がどんな気持ちでいつも事後にくるかわかっているのか」
「…留三郎…」
「伊作…俺は、お前が大切なんだ。それだけは、わかってくれ」
留三郎は、伊作の上から退くと同時に、彼を引き起こして立ち上がった。
「立てるか?」
手を差しのべると、伊作はその手を取り、ゆっくりと立ち上がった。
上着の前を合わせて、紐で軽くとめてやる。
倒れそうな伊作の腕を己の肩にまわし、腰を支えて部屋の戸へ手をかけた。
「…ありがとう」
伊作は俯いたまま小さな声で言った。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
続きそうで続いていない終わり方。
文次郎が酷いやつとわかっていて、すべて許容している伊作と、その許容が見ていられないしょくまん。
本スレのレスに触発されて書いてしまいました。
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