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オリジナル バトルもの的な妄想

バトルもの的な妄想。間接的に若干グロかも
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「ちゃんと来たか。感心だ」
「昨日おまえが死んでたら喜んですっぽかしたんだけどな」

「なんでゲイタウンのストリッパーが地下ファイトをやる羽目になったんだ」
「ややこしい経緯でヤクザだかマフィアだか黒社会だかと揉めた。失踪しようにも伝手が無い。あとストリップじゃない。ショーダンサーだ」
「目当ては寝床と資金か。格闘技は?」
「筋トレとショーの基礎練がわりにムエタイの道場に突っ込まれた。いい商売だよな、自分で出した給料を自分で吸い上げてんだから」

「おまえは何をやってたんだ」
「柔術ベースに関節技を少々。本業が儲からなくてな、副業で闇医者を始めてこの世界を知った」
「殺人鬼志望が医者をやってられたとは、世も末だ」
「いいかげん殺人鬼呼ばわりはやめろ。俺は別に殺すのが楽しいわけじゃない」
「嘘をつけ。寝技でうっとり関節ぶち壊しながら血抜きがどうこう言ってるキチガイを見た俺の身にもなれ」
「血抜き云々は単なる脅しだ。観客向けだよ。マイクパフォーマンスみたいなもんだ」
「嘘をつけ」

「そもそもなんで救急やってんだ。スタッフか何かか?」
「それならこんな雑居ビルじゃなく、ちゃんとした無菌環境を貰いたい」
「じゃあ単に“協定”の一環なのか」
「まあな、無駄死にを避けたいのなら人に恩を売っておいて損はない。
単純な骨折や摘出なら無料でしてやる。それ以上は応相談だ。手術は準備が面倒だからな」
「手術もやるのか。大丈夫なのか、衛生的に」
「努力はしてる。そのためにここに陣取ってるんだ」
「…厨房にか」
「隣で料理をしてるわけでもないだろう。他に広くて埃が立たなくて床が血を吸わないところがあったら教えてくれ」
「…そりゃそうだけどよ」

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
傷を負う場面がなかったな。申し訳ない。


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