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アウ/ターワー/ルド

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

マイナーゲーで萌えたんでちょっとED後捏造してみた。

・1日目 天気/晴れ

今日から日記を書いていこうと思う。
異世界の為、月日を判断できない。その為、日数で書いていくことにする。
異世界など科学者の自分が書くのが信じられないが、これは確かに事実だ。
私、レス/ター・ナイト・チェイ/キンはここに存在しているのだから。

あの激しい敵対勢力との戦いも終わって、ここの生活も安定してきた。
とはいえ、自分は戦いの疲れもあってほとんど寝て過ごしていたので、状況はよく分からない。
思えば脱出の時も気絶していて、その後の戦いでも途中で電気ショックを受けたせいで気を失って・・・
気がつけば戦いはもう終結していた。
彼を助けに行ったのに逆に助けられて、男としては少々情けない。
あの時は彼が死んだと思って敵に飛び掛っていったが、もっと考えて行動するべきだった。
でも、彼が生きていた事は本当に嬉しく思う。

彼というのはこの異世界の住人で、敵に捕まった時に同じ檻に入れられたのが縁で共に脱出した仲だ。
その後、彼の仲間を開放する為に戦い、それが終わった今、私たちは一緒に暮らしている。
優しくて頼れる、私の相棒。

この出会いに、私は心から感謝する。

よく物語では異世界でも言葉が通じたりしているものだが、現実はそう甘くない。
全く言葉が通じない世界にどうしようかと思ったのだが、いざとなると人間どうとでもなるものだ。
だが、そのいざという時が終わった今、言葉が通じないという事がどういうものなのか改めて認識させられた。
まず問題だったのは、彼らは敵だった者達も含め他の者も全く同じ外見をしているという事だ。
男女の区別はつくが、同性となるとこちらには全く区別がつかない。
つまり、言葉が通じない為に名前すら分からないというのは、ここでは大問題だった。
幸い、詳しくは分からないが英雄扱いされているようで生活が困るという事はないようだが、
いつまでも今のままではいられないので、彼にも手伝ってもらって、新聞や本から少しずつ言葉を勉強している。
伊達に科学者で教授はやっていない。そう時間をかけずに習得してみせるつもりだ。
勉強の為にこの日記もこの異世界の言葉で書けばいいのかもしれないが、
さすがに読まれると困るのでそれはやめておく。
彼は私の行動が気になるのか、日記を書いていると覗き込んでくるからだ。
何度も彼の前で倒れただけに、私が何をしていても心配なのだろう。
そんな彼に大丈夫だと笑いかけると、彼も笑いかけてくれる。
それだけで異世界にいる事など忘れて、私は幸せな気持ちになれるのだ。

元の世界に帰るのはきっと楽ではないだろう。ひょっとしたら戻れないかもしれない。
そのあたりは色々考えなければいけないのかもしれないが、
あれだけの戦いを生き抜いたのだから、今は彼とのこの生活を楽しんでいたい。

今日はこのあたりで日記を終わりにしようと思う。
明日も早起きして言葉を勉強しないと。早く言葉を覚えて、彼と話がしたい。
彼には聞きたい事がたくさんあるけれど、一番に言いたい事はもう決まっている。

『このまま、君の傍にいてもいいですか?』

彼は、どう答えてくれるだろうか。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

続編のEDが受け入れられなかったから、自分で補完してみた。

  • ずぅっと続きまってるぞ。ヤマ×教授のために私は生きている。 -- 2010-04-05 (月) 20:27:38
  • 同志よ!私も続き楽しみにお待ちしています。ヤマ×教授最高。 -- 2010-07-07 (水) 00:22:25

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