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江別×赤平

北の芸能事務所 キラ星×代表取締役
ここ最近の公式HPに萌えた勢いのまま投下。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

「あんたエロすぎ」
「は?」

今頃、沖縄でロケ中のはずの彼から、電話が掛かってきたと思えば。
開口一番何を言い出すのやら。

「何々、いきなり」
「古端にさぁ、撮られてたっしょ?」
「ああ、赤ペソ先生?w」

いつの間にやら頬に赤ペソの跡を付けてたところを、ウチのタレントに写メられて、
しかも事務所のHPに載せられた。
その画像のどこがエロいんだか。

「伏し目がちの流し目って、ヤバいから」
「それ言う為に掛けてきたの?撮影中でしょ」

苦笑しながらそう言うと、ちょっと間をおいて、

「赤平さんさ、」
「ん?」
「俺の声、聞きたかったんじゃね?」

今度はこっちが間をおいて。

「……どして?」
「守がメインなのに、俺しか目に入ってないでしょ」
「……読んだんだ」

彼ら5人が出たCMのラストカット、リーダーの東川くんが中央に立つパターン。
東川くんの横の彼が、あんまり愉快な表情をしていて、それがツボに入った。
で、ついHPに必見!と書いたのだけど。

言われてみれば、そうかもしれない。
画面に映る彼の、両腕を広げた姿に眼が吸い寄せられたのは事実。

それにしても、なんだか自信満々なトコが癪に障る。
惚れた者の弱み、なんて言葉、お互い様じゃない?

「やっぱ最近さぁ、飢えてるのかな」
「え?」

「……江別くん不足だからね」

携帯に向かって囁く。息を飲む音が聞こえた。

僕のことを知ってるように、僕だって君を知ってるから。
きっと今頃、携帯を握り締めて、じたばたしてる。

大人ぶって(いやもちろん充分大人過ぎる年齢だけど)僕の前で男前に振る舞おう
とするくせに、
こっちが素直に甘えた途端、激しく照れるのは変わらない。

「もしもーし?江別くん?」

まだ無言のままの向こうへ、笑いを噛み殺して彼の名を呼ぶ。
そして、

「声、聞かせてくれるんでしょ?」

「聞かせてよ、飢えてる僕に」

「……あんた、今絶対、なまら嬉しそうな顔してるべ」

「嬉しいよ?君の声が聞けてるもの」

 はい、とどめ。
携帯持って、しゃがみこんで。頭抱えた彼の姿が目に浮かぶ。

……冗談めかして言ってるけど、全部本気。なんて、悔しいからそれは言ってあげないけどね。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

自己満足だがスッキリした。お付き合い、ありがとうございました。


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