Top/31-247

00ツナ茶

萌えに任せてSS初挑戦。
ガン00のツナ茶。
エロなし捏造上等。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

 無人島の木立ちに隠れるように設えられた格納庫で、ガンダムマイスター達は次のミッションに備えて待機していた。
 最低限の広さしかないとあって、休息のために与えられたのは、ベッドが二つやっと入る程度の二人部屋。
 そのうちの一つで仮眠をとっていたティエリアは、扉の開く音と共に人の気配を感じて、浅い眠りから意識を浮上させる。
 しかし、入ってきた人物を確認するのも億劫だと言わんばかりに、背を向けたままでいた。
 先刻から一言も発しないその人物が誰かは想像に難くない。

――と、不意に掛け物を捲られ、ついで背後に潜り込む、小柄な感触。

 こんなことをする奴は、一人しかいない――いや、一人で十分だ。

「……君のベッドはここじゃないだろ、刹那」

 すげない言葉を投げても、当の刹那には効いている風もない。

 それどころか、背後から抱き締められ、肩口に顔を埋められた。

――けれども、何故か、その腕を振り解く気にはならなくて。
 自分の裡の、理解できない感情に、戸惑う。

「……暖かい」

 肩越しに耳を擽る声には、僅かな安堵がこもっていた。
 振り返って、文句の一つも言ってやろうと身動ぐと、柔らかな感触が頬に触れた。

「……」

 離れ際に、刹那の唇が僅かに、動く。

「……刹那?」

 返事はない。
――代わりに、微かな寝息が聞こえてきた。
 
「――」

 小さく、溜息をつく。

 そして、刹那の手に、自分の手を、そっと重ねる。
――抱き締め返すのはまだ、照れ臭いから。
 今は、これくらいで丁度良い。

 不思議と満ち足りた思いで目を閉じると、眠気はすぐに訪れた。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

正直スマンカッタ


このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP