実況×524
更新日: 2011-05-02 (月) 20:34:53
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| | |> PLAY. | |
| | | | ∧_∧ モハヤブームノゴトクタイソウカンレンニモエーテイルワケデ
| | | | ピッ (・∀・ ) ショウジキスマンカッタ
| | | | ◇⊂ ) __
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エイコのカケハツの実シ兄×524タンです。ガラの二人可愛かったハァハァ
じりじりするほどに、舞い上がる体はゆっくりとそれこそ
スローモーションの如く鼓膜の上を渡る。
緩やかな軌道は弧を描いて長い長いトンネルの向こうへの扉を、開ける。
登美田の両足がまごうことなく地に着いて、524の握り締めた掌の中で、
今までずっと、ずっと抱えていたたくさんのものが弾けた。
真っ白になった一瞬、言葉がぼろぼろ綻びてうまく形にならない。
掲げられた白と赤とに混ざり合う眩しい5つの笑顔がぼんやり滲んで霞んでいく。
それでも必死に伝えようとする声はブラウン管の向こうへの自らの使命感。
喉に嗚咽がつかえて呼吸を見失った。
524の背中に、優しい温度が触れる。
「泣いても、いいんですよ」
本当に優しい音がそこにあった。
座っていても顕著な身長の差異が524に見上げる形を取らせる。
視線が向けられるのを待っていた借家の顔が、言葉と同じ顔をしていた。
――――――借家さん。
掠れて524が名を呼ぶのに失敗する。
ぐらついてもなんとか立っていた堤防が
あっさりと、一気に崩されていく。
俯いてしまえば滴が外に溢れてしまうのは簡単だった。
こんなに容易いことが、涙になるまであまりにも時間がかかってしまったのだ。
その間に通り過ぎてしまった自らの輝きが惜しいとは、
これっぽちも524の頭には無い。
ただ純粋なその涙である。
それだけに、穏やかに留め金を外されてなかなか収まりがつかない。
悲しみでない涙を止める術は、あるのだろうか。
「524さん」
平静では当然いられない面を上げるのはどうにも
恥ずかしく思われたのか、返事の代わりに頷いた。
背中から肩に移動した掌にやんわり引かれ、
流れるように体が凭れて支えの重心を借家に渡す。
524の頭が寄り掛かった、借家の見た目よりもしっかりした胸板が
どうぞと言わんばかりだった。
呟いたすいません、がスーツに吸い込まれて、消える。
とんとん、と撫でるように背を叩いた2拍のそのほんの数秒。
瞬きを何度か、の時間だけでするりと体は別れる。
小さな呼吸で肺に酸素を落とすともう胸は軽くなっていた。
涙の跡のゆるりとした重さが、524にとって寧ろ心地がよかった。
顔を上げて視線が合う。
照れたようにはにかんで、二人はまた、マイクに向かい合った。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 萌えすぎてしょぼくてごめんて感じだ。
| | | | ピッ (・∀・ )
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