慶応F MI
更新日: 2011-05-02 (月) 20:18:39
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 先日発売された慶応F MI物だモナ。
マキツマ→K‘だモナ。
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 「→」ってことはエロなしか。ヌルイナ。
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ シカモ ミジカイラシイ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「本気か……? てめえ」
その声が、少し掠れているように聞こえたのは慢心だろうか。
少なくともこの男が自分の敵になることはあるまいと思っていた、
その思い込みを裏切られて思わず訊き返したのだと、そうとっても構わないのだろうか。
マキツマはひっそりとこみ上げる笑みを気取られないよう、敢えて何も言わずに拳を構えた。
ここでK‘と拳を構える理由を説明するのは簡単だ。
今回の相手は、今まで相手にしてきた連中とは訳が違う。
いつもの大会はお祭り騒ぎに近く、主催者の面子もあって
それなりのルールが設けられ、それに則っての戦いでしかなかった。
ネヌツという巨大な敵に抗った時も、貴重な実験サンプルである二人は
「なるべく生かしたまま確保すること」とされ、比較的手ぬるい攻撃しかなかった。
傭兵部隊も彼らを追っていたが、あれは本物の軍人だ。
本物の軍人は無駄な血を流したがりはしない。
今回は違う。
今まで具間見てきたものとは比べ物にならない、裏社会の深い闇がある。
そして大会のルールは、Dead or Alive――相手の生死を問わず、だ。
お前を殺されたくないと言ったら、K‘はどんな顔をするだろうか。
あの軍人たちや、いつもの格闘家たちと当るなら何も心配はない。
決して退けは取らないのは証明済みだし、
もし負けてもそれ以上に酷いことにはなりはしないだろう。
だがもし、人を殺めることを呼吸のように行う者たちとK‘が当り、
そしてもし、敗れたとしたら。
それならいっそ、自分が倒してしまおう。
そう考えた自分に気付いた時も、マキツマはこみ上げる笑いを止められなかった。
殺そうと気絶で済まそうと、それでK‘はこの大会のカードから外れる。
それでK‘の身の安全は確保される。それだけの簡単な理由だ。
だが、マキツマはそれをK‘に説明しようとは思わなかった。
口に出してしまえば野暮に過ぎるし、K‘はそれで納得するような可愛らしい性質ではない。
話して納得するような男なら、マキツマはここまで彼に思い入れはしなかったのだろうが。
だからマキツマは、無言で拳を振り上げる。
「本気か……てめえ」
もう一度、そう繰り返したK’に向けて、マキツマの鋼の拳が吼えた。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 本当に短いな(゚Д゚)モルァ!!
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
そして一箇所伏せ損ねたことに気付いた。スマソ。
このページのURL: