スナッチ ターキッシュ×ミッキー
更新日: 2011-05-02 (月) 21:47:30
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| 2001年公開、砂ッチからモナ。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| ター×ミキだからな。
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 神降臨ノ合間ニドゾ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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「夕ーキッシュ!」夜遅く帰宅したオレは、暗闇から突然声をかけられ文字通り飛び上がった。
大声で呼ぶからには強盗じゃあ、あるまい。まじまじと相手を見る。
「…三ッキー?三ッキーなのか?」
オレの言葉なんか聞きもしないで奴は叫んでいる。
声の主はパイキ-―つまり流れ者―の三ッキー・オ二ール。
何台ものでかいトレーラーを家代わりに、一族郎党で大移動してるやつらだ。
てっきり皆で揃ってカンボジアにでも行ったと思ってたのに、まだイギリスにいたなんて。
酷い訛りで何を言ってるかよくわからない三ッキーを、オレは家に引っ張り上げた。
大声でわめきやがって、近所迷惑だ。
とりあえずわかったのは「腹が減った」ということ。
やっと理解できたのは、奴が部屋中をうろつきまわった後で
勝手に見つけたウイスキーを半分空けていた。
「腹が減ったんじゃなかったのか」
「ん~……腹も減ってる」ボリボリと頭をかくと、白いものが宙を舞う。
「お前何日風呂に入ってない?」
「ん~…」ぶつぶつ言いながら右手の指を一本づつ折り曲げていく。
「2日」ゲップまじりに答える。
「今、指全部折ったじゃねぇか」
容赦なく首根っこをつかまえ、バスルームまで引きずる。
パイキ-は犬好きだ。ダニでも持ち込まれちゃ堪らない。
「そんなにオレ様の裸が見たいのかよ~」
「ああ非常に見たいね。ついでに体中シャボンだらけにして髪を洗うところもな」
オレの話を聞いてるのか聞いてないのか、奴は嬉々として服を脱ぎ始めた。
その肉体の美しさと、落書きレベルの刺青との対比が奇妙に映る。
奴を賭ボクシングのリングに上げたことがある。違法な素手ボクシングだ。
鍛え上げられた筋肉の上に薄皮が一枚乗っているだけのような体は、せいぜいミドル級にしか見えない。
しかしその拳から繰り出されるパンチは、ヘビー級の大男の顎を砕き
首にちょっとした交通事故並のダメージを与えた。
「耳の後ろも忘れずに洗え!」怒鳴るオレを無視し、鼻歌まじりでシャワーを浴びている。
どうせ残りのウイスキーも飲み干すだろう。
多少の騒ぎには耳を貸さないことに決め、自分のためだけにベッドメイキングをする。
あいつは床の上ででも寝ればいい。
シャワーの音が収まったかと思うとペタペタと小走りに走る足音が聞こえた。
「おい、ちゃんと拭いたのか?!」怒鳴ろうとして振り向いた途端…世界がひっくり返った。
腹に鈍い痛み。どうやらベッドに向かってタックルされたらしい。
「何しやがる!」
起き上がろうとするオレの肩を、あいつはニヤニヤ笑いながら左手一本で押さえつける。
とんでもない馬鹿力に、思わず悲鳴が漏れる。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ トリアエズ ココマデ…
| | | | ピッ (・∀・; )
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